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SDGs取組事例 日本水産株式会社(ニッスイ)

SDGsの取り組み
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企業や団体におけるサステナビリティの追求として、SDGs達成に向けた事業や取り組みをアピールするケースが増えてきました。実際にSDGsへの取り組みを行うとなると、どの目標に向けてどのような施策を企画したら良いか悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。 cokiでは、皆さまのSX(サステナビリティトランスフォーメーション)のお役に立つべく、SDGsに対して積極的な企業の取り組みをピックアップしてご紹介しております。今回取り上げる事例は、日本水産株式会社です。 本ページをご参考に、事業におけるサステナビリティ、SDGsに関する活動を進めるヒントにしていただければ幸いです。
SDGsについては、“ 「SDGs」と「サステナブル」の意味|私たちはなぜSDGsに取り組む必要があるのか ”を、ご覧ください。

日本水産株式会社のSDGsへの取り組み

  • 日本水産株式会社
  • ・業種:水産・農林業
  • ・操業:明治44年(1911年)
  • ・従業員数:1,247名(個別) 9,431名(連結)
  • ・参照公式サイト:https://www.nissui.co.jp/

ニッスイグループは水産会社として、水産資源を可能な限り新鮮な状態で世界の方々にお届けすることを創業の理念とし、「水産資源の持続的利用と地球環境の保全に配慮し、水産物をはじめとした資源から多様な価値を創造し続け、世界の人々のいきいきとした生活と希望ある未来に貢献する」ことを経営方針として事業を展開しています。

これまでも、中期経営計画「MVIP2017」においてCSRに根ざした経営を掲げ、2016年3月にCSR行動宣言を発表、同年11月にマテリアリティを決定し、様々な取り組みを進めてきました。創業以来受け継がれてきた以下の5つの遺伝子のもと、ステークホルダーと、SDGsの達成や、様々な社会課題の解決にも広く貢献していくことを表明しています。

  • ニッスイの遺伝子
    • ・使命感
    • ・イノベーション
    • ・現場主義
    • ・グローバル
    • ・お客様を大切にする

取り組むべき重要課題を基に3つの分野のマテリアリティとし、それぞれの対応するイシュー(社会課題)について、SDGsの達成を意識して重要課題に取り組みます。

  • ニッスイグループが取り組むマテリアリティ
    • ・豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する
      • 「森・川・海」の保全、海洋プラスチック、水産資源の持続可能性、CSR調達
    • ・安全・安心で健康的な生活に貢献する
      • 健康、R&D・イノベーション、品質、フードロス
    • ・社会課題に取り組む多様な人材が活躍できる企業を目指す
      • ダイバーシティ、人材育成

ニッスイの取組は多岐に渡るので、ここでは最近の取り組み事例をピックアップして見ていきましょう。
※取り組み事例の中には、複数の目標にまたがる取り組みもありますが、代表的な目標を掲げて記載しています。

目標3「すべての人に健康と福祉を」への取り組み

目標3「すべての人に健康と福祉を」の ゴール は「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」です。

ニッスイでは、従業員が「能力を十分に発揮できること」「従業員とその家族のQOL(生活の質)の向上」を目指して、従業員の心と体の健康を積極的にサポートすることにより、多様な人材が健康で能力を発揮できる環境を整備し、生産性向上につなげることを企図し2017年度より健康経営に着手しています。その取り組みは、経済産業省と東京証券取引所の共同による「健康経営銘柄」に2年連続で選定。高く評価されています。

取組で注目すべき内容は「禁煙対策」。2018年度に本社の喫煙室を閉鎖し、2019年度に全ての販売支社の喫煙所を閉鎖。さらに社長も禁煙宣言を行っています。2022年度には「365日就業時間禁煙化」をめざし、毎週水曜日の就業時間中を禁煙とする「禁煙デー」を2020年10月1日に導入。2021年1月1日より全従業員に拡大しました。2020年度の喫煙率は 2016年度から5.2%減少。引き続き禁煙運動に取り組んでいます。

また、ニッスイでは主要事業であるファインケミカル事業として、いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸のひとつEPA(エイコサペンタエン酸)を重視しています。そこで、
2018年から希望する従業員に対して、定期健診前にEPAを多く含むニッスイ商品を集中的に摂取してもらう「EPAチャレンジ」を実施。。測定結果は個人にフィードバックするほか、部署ごとに集計して「健康番付」を作成しています。レクリエーション的な楽しみを提供しながら健康を目指す社内取り組みです。

目標12「つくる責任つかう責任」への取り組み

目標12「つくる責任つかう責任」の ゴール は「持続可能な生産消費形態を確保する」です。

ニッスイグループは、CSRのマテリアリティ(重要課題)のひとつにフードロス問題を掲げています。

具体的な取り組みとしては、2019年7月1日製造分より、プライベートブランド品を除くすべての缶詰製品において賞味期限の年月表示化を開始。家庭用・業務用の冷凍食品、瓶詰製品、レトルト品などにおいても賞味期限の大幅延長に取り組んでいます。その際にはもちろん品質が保たれているかどうかをチェックする保存試験を行い、賞味期限の延長が可能なことを確認しています。

また、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンへ冷凍食品を寄贈。2020年度には約9トンの食料品を寄付しました。児童養護施設や母子支援施設など福祉施設への支援とともに、本来なら食べられる食品の廃棄削減につながるこの活動をについては、継続的に行っていくと表明しています。

目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組み

目標14「海の豊かさを守ろう」の ゴールは「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」です。

ニッスイグループにとって、水産資源の保全と持続的な利用は喫緊の課題です。世界の水産資源は枯渇化が進んでおり、2018年の国連食糧農業機関(FAO)の報告書によると、世界の海洋水産資源は資源安定状態が7%、満限利用の状態が60%、過剰漁獲状態が33%とされています。

ニッスイグループでは、管理されていないことが明らかな資源や不明な状態が継続する資源、さらにIUU(違法・無報告・無規制)漁業や強制労働が疑われる資源は取り扱わないことを表明しています。そのために、取扱水産物の資源状態調査を定期的に実施。持続可能な水産物の利用に努めています。

また、海外グループ企業などとも連携し、10年もの試行錯誤を重ねてより生物や環境にダメージの少ない漁法である新たな漁法(PSH)の開発、実現させました。

他にも、水産資源の持続可能性向上を図る主な施策の一つとして、ASC認証MSC認証などの取得と、水産エコラベルを表示した水産物の活用に取り組んでいます。

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」への取組事例~株式会社SUSTAINABLE JAPAN

coki では、サステナビリティについて考え、実際に取り組んでいる様々な団体・企業への取材を行っています。今回は SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」 について取り組む株式会社SUSTAINABLE JAPANの記事をピックアップしました。ぜひご覧ください。

株式会社SUSTAINABLE JAPAN東濵孝明「未来の子供たちのためにキレイな海を残す」海洋ゴミの回収からリサイクルを目指して

マイクロプラスチックの海洋汚染問題は、生態系のバランスを崩すだけでなく、食物連鎖による人の健康への影響が懸念され、地球規模での問題となっています。環境省の調べでは、世界中で年間約500万~1300万トンのプラスチックゴミが海に流出していると報告されています。

熊本県の株式会社SUSTAINABLE JAPANは、海洋ゴミの回収だけでなく、最終的には無害化して環境に循環させるシステムの実証実験に取り組んでいる企業です。今回は、代表取締役社長の東濵孝明さんに、事業にかける想いとステークホルダーへの感謝の気持ちをお伺いしました。

参照: coki

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