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株式会社BYD

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3rd Class対談鈴木深雪×井上創太|モデレーター千葉佳織「なぜ、今の時代にプレゼン教育が必要なのか」

サステナブルな取り組み イベント
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井上創太さん
株式会社BYD代表井上創太さん

伴走型教育コンサルティング会社・株式会社BYDでは、2015年の創業時よりプレゼンテーション(以下、プレゼン)を通して主体的な学びへと導くキャリア教育スクール「3rd Class」を運営しています。

2021年は高校生に向けたオンラインプログラム「3rd Class for  high school  students」を1年間にわたって実施し、3月21日にその集大成として卒業イベントをZoomにて開催しました。

当日のプログラムから「子どもが教える学校」代表の鈴木深雪氏、株式会社BYD代表の井上創太氏、株式会社カエカ代表の千葉佳織氏によるスペシャル対談「なぜ、今の時代にプレゼン教育が必要なのか」の模様をお伝えします。

自分について考え、言葉にし、人に伝える。プレゼン教育の根幹は自己理解

株式会社カエカ代表千葉佳織さん
株式会社カエカ代表千葉佳織さん
千葉

本日モデレーターを担当する千葉です。まずはそれぞれの自己紹介からお願いいたします。

井上

株式会社BYD代表の井上です。弊社は8期目になりますが、当初から大学生をメインにプレゼン教育を行ってきました。ここ数年は高校・中学・小学生という若年層も対象にプレゼン教育を行っています。

鈴木

「子どもが教える学校」代表の鈴木です。小学校高学年と中学生を対象にプレゼン教育をしています。Zoomで開催する講座のほか、公立の小学校でも授業をさせていただいています。

「子どもが教える」というネーミングには私のプレゼンへの想いがつまっています。対談の中でお話していきたいと思います。

千葉

私はスピーチ教育を行う会社を経営し、おもにキャリアアップを目指す社会人の方を教育しています。また、自分自身がスピーチライターとして経営者や政治家の方の原稿の執筆や話し方の指導を行っています。

ここにいる3人はそれぞれ違う世代に向けてアプローチしていて、そういう意味でも対談は貴重な機会だと思います。

まずは、プレゼン教育とは何なのかについてお話していきましょう。視聴されている方もご意見をぜひチャットで投稿してください。

井上

一般的にプレゼン教育というと身ぶり手ぶりを教えたり、スライドをきれいに作ったりというイメージがあると思いますが、私はプレゼンによって自分について考え、その考えた自分について発表することに重きを置いています。

自分はどういう人間なのか。どう伝えていくか。そのためには、自分自身を深く考え、伝える相手についても考えることが必要です。プレゼン教育とは最高の自己理解、他者理解教育だと考えています。

千葉

自分を理解することは他のどんなことよりも難しいと思います。どのようなアプローチをしているのでしょうか。

井上

この対談の後に、1年間スクールに参加した高校生たちが「自分」というテーマでプレゼンします。

しかも、ノースライドで8分間。これは大人でもなかなかできないことです。プレゼンをするためには構成を練ったり、原稿を考えたりしますが、第一に頭の中で考えていることを言語化することが難しいんです。

スクールでは、日々自分が感じたことや思ったことを言語化する訓練を何百回もやります。

ひとりでは難しいので、大学生や社会人のメンターが問いを投げかけ、自分について深く考えるきっかけを提供しています。その繰り返しの中から言語化する力が身に付いていきます。

千葉

何よりも言語化する訓練が大切ということですね。鈴木さんは井上さんのお話を聞かれてどう感じましたか。

鈴木

とても共感しました。井上さんがおっしゃった、自分について考えること、その考えを言葉にして伝えること。プレゼン教育はその2つに要素分解されると思います。

プレゼン=表現力と定義されがちですが、自分があまり考えていないことをかっこいい資料にまとめたり、身ぶり手ぶりをつけて話しても伝わらないものです。自分で考え、言葉にして伝える力が何よりも大切です。

鈴木深雪さん
「子どもが教える学校」代表 鈴木深雪さん
鈴木

考える力と伝える力の2つを備えたプレゼン教育は夢を叶える教育になります。自分はこうなりたい、こんな人とつながりたいと言葉にすることで、考えていることが実現できていきます。

千葉

私もプレゼンとは何かと考えると、自分が何者かを知り、生きていることのよさを見出すことにいきつくと思います。そして、表情や言葉を使うことで、より自分らしさを伝えられると考えています。

チャットで「プレゼンをどう評価し、発展させるのか」という質問をいただきました。

その人の心に生まれた想いや感動を引き出していく。感覚的な部分をどう教え、その成果をどう評価するか。教える方の難易度も高いですよね?

鈴木

そうですね。難易度は高いです。

千葉

この質問には、プレゼン教育の目的や意味について語り合うことで、お答えできていくと思います。

思春期の世代、就活に向き合う世代。社会人。世代によって異なるアプローチ

千葉

おふたりが対象とされる世代にどう教えているかを聞かせてください。

鈴木

私は小学4年生以上に教えていて、この世代は「聞いて聞いて、見て見て」という低学年と違い、「人と違うことを言ったらどうしよう」「大人にはどうせ伝えてもわからないよね」と自らの思いや考えを隠してしまう、思春期というトンネルに入っていく世代です。

「トンネルに入るのはやめよう、低学年の時と同じように自分が思っていることを伝えるのは楽しいよ」。

子どもたちには、プレゼン学習を通していちばんにそれを伝えたいと思っています。ですから、小学高学年と中学生のプレゼンで大事なのは、テーマを自分で自由に決めることです。

ゲームやアイドル、学校や親への不満でもいい。勇気を持って発表することで自分への賛同者や共感者が現れる経験をしてもらいたいです。話さないと伝わらないことを体感してもらうことが大切です。

千葉

素朴な疑問ですが、「何でもいいよ」と言われた子どもは「あの人と同じテーマにしなくちゃ」となりませんか。

鈴木

多少はなりますね。でも、自分が伝えたいことじゃないと資料を作れないし、話せない。最後までプレゼン作りで走り切れないんです。

そこで、「誰かのまねごとではできない」と子どもたちは自分自身で気づきます。1カ月間かけてプレゼンを作っていきますが、作成途中でのテーマの鞍替えもOKとしています。

子どもにはそれぞれキャラクターがあるので、発声や身ぶり手ぶりは本人たちにまかせています。大声で話す子、厳選した言葉が響く子。スピーチ型、資料型、いろいろあっていいんです。

千葉

「こうじゃなきゃいけない」から解放していく方向とのことでしたが、それぞれのタイプがある中でどのように指導されているのでしょう。

鈴木

子どもたち自身が、自分の考えを言葉に表現できることが重要だと感じています。

そのため、指導では対話の時間を大切にしています。子どもたちの発する言葉に対して「それ面白いね」と興味を持ってフィードバックしていくことが重要ですね。

井上

鈴木さんに私が言いたい、すばらしいことをお話しいただきました。

私はプレゼン教育をする高校生・大学生の場合、プレゼンは自分の評価を決めるもの、自分が得たいものを得られるかどうかを決めることに直結していきます。

高校生の場合は大学のAO入試や推薦入試で自分の考えを伝えられないと落ちてしまう。大学生は就職活動で内定が出るかどうかにつながってしまう。ビジネスコンテストや理系の研究発表もそうですね。

それらに対しては話の構成がちゃんと伝わるか、身ぶりや手ぶりの仕方を教えなくてはならないんですが、そもそもなぜ自分がそのプレゼンをするのか、なぜその内容なのかをしっかり考えられていないプレゼンは多いものです。

日本の場合はそれでもビジコンで優勝できるかもしれませんが、海外の投資家がスタートアップに投資する判断は「Why You?」にどれだけ明確に答えられるかで決まります。

なぜそう考えるのか、それを話すのか。そこにしっかりと向き合えるプレゼン教育をしていきたい。ただ、現状では学校や生徒がそれを求めていないので、変えていきたいと思っています。

鈴木

私は子どもたちに借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話そうと伝えています。

テーマの中に自分が存在しているか、自分が話す必要性があるか、です。しかし、その部分の大切さを子どもたちに伝えるのは正直難しくもあります。

子どもたちが社会に出ていった時に、目の前の課題に対して、彼らが主体的に関われる姿勢こそが、時代をサバイブしていく力になると思って指導していますが、試行錯誤ですね。

千葉

私がメインでプログラムを提供している社会人の方は、全世代の中でたぶんいちばん「恥ずかしい」という気持ちをお持ちです。

何十年も社会で努力されてきた実績もありますし、企業の方には「それをやるとどれくらい売上が上がるんですか」と具体的な数字を求められることもあります。

なので、弊社ではいちばんはじめはスキルを提供しています。

スキルアップをしていただくことはもちろんですが、学んでいるうちに「あれ、自分の内面が変わってきた」と少しずつ変化に気づいていただくことも狙いのうちに入っています。

鈴木

型から入る訳ですね。

千葉

最終的には何を語るか、自分自身で語ることが重要だと思います。でも、より多くの人に学んでもらうためには一歩踏み出していいかな、というきっかけが必要。

弊社ではスピーチやプレゼンを現在64項目(2022年春時点)に体系化し、「こういう風に学習すればスキルが身に付く」と社会人の方々に受け入れられやすい方法で取り組んでもらうことが多いですね。

鈴木

私が関わっている小学生・中学生でそれをやってしまうと、みんなが右にならえになってしまう。

世代によって方法論が変わりますよね。井上さんが教えている高校生の後半からは、千葉さんたちのやり方で理解できる世代にさしかかるのかもしれません。

井上

私が社会人を対象に教える場合は、新サービスをどう伝えるか、役員の方が会社方針を社員にどう伝えるかなど先にテーマが決まっていて、そのプレゼンをどううまくやっていくかが求められます。

子どもたちはその手前の部分の話す力や考える力を育むことがプレゼン教育の中に入ってきますが、そこが足りていない社会人は山ほどいます。カエカさんのサービスにすごく期待しています。

伝える人と聞く人と。プレゼン教育の「場」が人を育てる

千葉

視聴者の方から「マインドが先かテクニックが先か」という質問をいただいています。

私は、社会人が対象なので、テクニックから始めてマインドへ。それでも十分必要なものは届けられていると思います。

最終的にその方がしっかりしたものを得られれば勝ち。

こちら側がマインドからじゃないとダメだよね、ではなく、その人に合った学びを提供するためには、どういう角度からアプローチしていくかを考え続けていくことが大事です。

井上

最終的には個別最適解だと思っています。3rd Classにはテクニックがある子もやってきて、場慣れもしている。

でも、しっかり考えこまれたものは作れていない。声の出し方がうまく、テンポよくしゃべれて、何となくいいプレゼンをすることは得意でも、しっかり自分を深く掘り下げ、誰かを感動させるプレゼンは苦手。

そういう子は当初はできる系なんですが、徐々に顔がくもってきて、「おれは今まで…」となる。それはすばらしい発見だと思う。

井上創太さん
株式会社BYD代表 井上創太さん
井上

逆にしっかり自分のことを考えられているのだけどはきはき語れなかったり、相手目線の言葉遣いをしていなかったり、伝わるという力で100%のプレゼンができていない子もいます。ですからどちらを先にするかはその人によりますね。

鈴木

ここまでマインドとテクニックの2軸で話が進んでいますが、私は、プレゼン教育は話を伝える場であるだけではなく、聞くこともすごく大事だと考えています。

井上

本当にそうですね。

鈴木

人の話をふふーんと聞き流して聞いている人は、自分がステージに立った時に人にきちんと話を聞いてもらえない可能性があるなと感じています。

グループ授業では、最初はなかなかうまく話せない人は聞くことに徹し、うんうんと頷いてあげることがプレゼンをしている人への勇気になるし、話し方の学びにもなると指導しています。

私の講座には「自分はプレゼン上手だぜ」という子もくるのですが、卒業する時に「ぼくは人の話をしっかり聞けていなかった」と言ってくれたことがあります。

人のプレゼンを見たことで、たくさんの発見があったのだと思います。聞くことの解像度を上げることは、伝えることと同時に大切だと実感しました。

 

千葉

「聞く力」の領域の人と私たち「話す力」の人とのコラボがあってもいいのではと思っています。

新しいプログラムの開発で聞く力の本を読んでいると、「日本は話す力を大事にしているのに聞く力は全然だ」と書いてあって。

でも、私たちが取り組む話す力も全然浸透していない。お互いに言い合うのではなく、しっかり組み合わせていけたらいいのでは。

勇気や生きる力を育むプレゼンは、教育の現場でこそ求められる

千葉

ここまで現状についての意見が出ました。次に、これからのプレゼン教育はこうしたいという想いを語っていただきたいと思います。

井上

初等教育・中等教育の中でプレゼン教育の価値をもっと知ってもらいたい。

大人になると話す力・聞く力、コミュニケーション教育の重要性がどんどん強まり、そういう本が山ほどあって売れています。みんなが重要性を知っている、だけど学ぶ場がない。

コミュニケーションは勝手にうまくなるという思い込みがあって、これまでコミュニケーションやプレゼンを学ぶという概念が日本になかった。

教育として取り組むことが子どもの思考力や表現力、判断力を育み、そこから好奇心や勇気を得られるようになっていきます。

私はプレゼン教育でいちばん得られるものは勇気だと思っています。

自分の考えを誰かに伝えて、伝わることで何かに挑戦することができる。失敗をおそれず、起業する人も増えていくと思う。

そのためにはプレゼンの場数を踏むこと。その価値を教育者の方が認識して取り入れてくれ、保護者の方も学びを後押しする。学習塾くらい広がるといいと思っています。

そのために教育現場の方たちにプレゼン教育の大切さを投げかけていきたい。

鈴木

日本人は、伝えることに対して恥ずかしい、失敗したらこわい。茶化すというネガティブな印象を抱いています。

言ったもの勝ちという言葉がありますが、日本の文化は言ったもの負けですよね、何かを提案すると仕事を丸投げされたり。私はそこを変えていきたい。もっと伝えることで得する文化になるといいと思います。

それにはテクニックも必要ですが、子どもの「見てみて、聞いて聞いて」という姿勢を大人になっても持てたらいいなと感じます。

「show and tell」という自分の好きなものを紹介するワークがありますが、子どもが自分の好きなことを伝えるように、大人も人に話してみる。

世代関係なく、子どもも大人も、自分の考えを伝えることで、互いにつながりあえるようになればと思います。

千葉

私は教育現場に救われた人間なんです。

15歳の時に、「ここで活躍すれば大学進学に有利かも」みたいな動機で弁論部に入りましたが、伝えることの面白さに気づき、高校3年生の時に全国大会で優勝してさらにはまり、今につながっています。

話すことの大切さを自分の人生で実感しています。

井上

私立中学の場合2・3年生で英語スピーチコンテストがあるのと同じくらい、日本語での「show and tell」が広まるといい。

私が通っていた高校では1年生でライフプランプレゼンがありましたが、当時はプレゼン力が社会に出てから必要とは思わず、全然燃えませんでした。

高校の先生に会うと何でそんな仕事しているの、と言われるくらいギャップがあるようです。高校生たちがプレゼンかったるいなーという気持ちもわかります。だからこそ魅力を伝えていきたいですね。

鈴木

小さな成功体験をフィードバックしてあげることが大事ですね。

例えば、プレゼンを外部の方を招いて見てもらい、いただいた意見をフィードバックしたり。「聞いてくれた教育委員会の方がこんな風に文章にまとめてくれた」「こんな感想文が届いた」など子どもたちに伝えています。

自分の言葉が人に届くことを実感する、手ごたえがあることがプレゼン教育に大事です。「show and tell」はやりやすいので、全学年でできるといいと思います。

井上

プレゼンして茶化された、笑われた。人前で話すのがイヤになったという子は多い。

学校でプレゼン教育をする場合、子どもたちの心理的安全性を確保し、人間関係性をコントロールできていないとトラウマになる危険があります。

そこが難しいけれど、チャレンジしたいという学校がどんどん出てきてほしいし、我々も全力でアシストしていきたい。

鈴木

子どもたちが乗り越えなくてはならない勇気と、先生や学校、教育機関が超えなくてはならない勇気は種類が違っても構造は同じです。

決まったカリキュラムだけではなく、大人が勇気を持って新しいことにチャレンジする。その姿勢を見せることも教育では大事です。

千葉

世代に関係なく、他の人が成長し、殻をやぶる瞬間を見ると「自分もやらなくちゃ」となりますよね。

鈴木

普段発表しない子がプレゼンするとクラスがざわめく。その時の感動はすごいです。

千葉

最後に、対談を終えてのひとことをお願いします。

井上

視聴者の方のコメントをあまりピックアップできずに話したいことを話してしまいました。

このテーマは、3時間でも5時間でも、30時間でも話せるものです。

今日の対談で出てきた問いは、どれも正解はないと思います。どうしたら子どもたちが、日本社会が世界がよくなるかを今日聞いていただいた方と一緒に考え、ともに取り組んでいきたいと思います。

鈴木

私も熱くなってしまいました。伝える力とは自分の思いがどれだけ着火しているかだと常々思っています。

恥ずかしいほど、くさいほど熱く生きようという思いが少しでも伝わったのならうれしいです。私も自分自身を茶化さずに真剣にチャレンジしていこうと改めて想いました。

千葉

私自身がプレゼン教育に助けられた人間として、最終的には義務教育にプレゼン教育を入れていきたいと考えています。

これからも皆さんと議論を重ね、3rd Classという素敵な場をつむいでいく中で一緒に思考していけたらと思います。

本日はご清聴ありがとうございました。

◎プロフィール
鈴木 深雪(すずき みゆき)
「子どもが教える学校」校長 
プレゼン先生、思考整理 「ヒモ解き職人」。小中学生の子どもたちが「自分の好き」を大人に向けてプレゼンする「子どもが教える学校」をオンラインで展開する。

2001年大日本印刷(株)に入社。商品企画部門で多様な業界数百社へのプレゼンを経験、教育事業にも従事。頭の中のアイデアが、ひとつのプレゼン資料から商品となっていくことに魅了される。16年間在職し、独立。これまで培ったスキルを「ヒモ解き」と名付け、経営者向けの思考整理・プレゼン資料制作事業を行う。

2020年のコロナ休校中に行き場を失った子どもたちのために、「子どもが教える学校」を立ち上げ、1年強で1800組が参加。子どもたちが1カ月間かけてプレゼンを作りあげる独自の学習プログラムは、プレゼン力の向上や子どもたちの自己探求にもつながると評価され、公立小でも採用される。著書に『10歳から知っておきたい 魔法の伝え方』(日本能率協会マネージメントセンター)プライベートは小3男子の母。

◎モデレーター
千葉 佳織(ちば かおり)
株式会社カエカ代表
北海道札幌市出身。15歳から日本語のスピーチ競技、弁論をはじめる。2011年安達峰一郎世界平和弁論大会にて優勝、2012年内閣総理大臣賞椎尾弁匡記念杯全国高等学校弁論大会にて優勝、2014年文部科学大臣杯全国青年弁論大会一般の部にて優勝。全国弁論大会3度優勝、内閣総理大臣賞受賞経験を持つ。

慶應義塾大学卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。小説投稿サイトの企画を経て、人事部で新卒採用を行いながら、同社初のスピーチライターの業務を立ち上げ、イベントや採用の登壇社員育成、代表取締役社長のスピーチ執筆など、部署横断的に課題解決に取り組む。

2019年株式会社カエカを設立。経営者や政治家などを対象とするスピーチライティングやトレーニングのほか、教育機関での講師や研修を手掛け、スピーチスクール「GOOD SPEAK」の運営やスピーチによるエンターテイメント「SPEECH LIVE」の旗揚げなど行う。2021年世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズメンバーに選出される。

◎主催者
井上創太(いのうえ そうた)
株式会社BYD 代表取締役
大学在学時に2年間大手予備校にてチューターとして勤務し、生徒指導における重要KPIにて全国1位を獲得。大学卒業間近の2015年1月に株式会社BYDを設立し、代表取締役に就任。 若者向けスクール事業「3rd Class」を通してプレゼンテーション力やビジネス基礎力を身につけられる環境を多くの人に提供するほか、さまざまな教育機関に探究学習やキャリア教育、アントレプレナーシップ教育プログラムを提供し、「夢中な人で溢れる社会の実現」を目指している。

BYD、3rdClass対談
3rd Class for high school卒業イベント「なぜ今、プレゼンテーション教育が必要なのか」高校生による等身大のプレゼンの模様はこちらからもご覧いただけます!

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