
FIXERは26日、病院など医療機関の生成AIなどICT(情報通信技術)導入の支援サービスを始めると発表した。2026年6月の診療報酬改定ではICT機器を導入して医療事務業務を効率化することで、人員配置基準を1割以上緩和できる優遇措置が導入される。ただ規制緩和の恩恵を受けるには、音声入力システムの導入など多くの要件を満たす必要がある。同社はこれらの要件を一括達成し、医療機関が人件費削減と診療報酬の維持・加算を両立できるようにする。
6月の診療報酬改定ではICTによる業務負担軽減を前提に、医療事務作業補助者1名を最大1.3名としてカウントできる措置が盛り込まれた。これにより、医療機関は人員不足を補い人件費も削減しながら、診療報酬を維持・加算できる可能性が出てきた。
ただ、人員配置の基準緩和適用には多くの要件を満たす必要がある。FIXERは生成AIによる文章作成システムや音声入力システムの導入を支援するほか、プロンプト(指示文)作成などのeラーニングを実施する。総務省と経済産業省が策定した「AI事業者ガイドライン」への医療機関の対応もサポートし、ワンストップで複雑な要件を満たすようにする。同社は今回の人員配置基準の緩和を活用することで、医療機関の収支も改善させられるとしており、無料シミュレーションによる将来の収支試算も提供する。



