
自らのYouTubeにも出演したトー横の「うに」が、児童ポルノ製造の疑いで逮捕された。作家の乙武洋匡は10月9日、佐藤光容疑者(25)の逮捕報道を受けてXを更新し、報道内容が事実なら許されないと強く非難した。
トー横うに逮捕 スマホに約100点、21点は未成年か
FNNプライムオンラインによると、佐藤容疑者は2025年11月、東京・歌舞伎町のホテルで当時16歳の女子高校生のわいせつな動画をスマートフォンで撮影・保存し、児童ポルノを製造した疑いが持たれている。
約5年前からトー横に出入りし、一部の少女からは「トー横の帝王」とも呼ばれていたという。
日テレNEWS NNNは、押収されたスマホから若い女性のわいせつ動画が約100点見つかり、うち21点は18歳未満の少女とみられると報じた。佐藤容疑者は相手が16歳だと知っていたことや、法律で禁止されていると認識していたことも認め、歌舞伎町に長くいるなかで倫理観や危機管理が甘くなったと供述しているという。
『人財版 令和の虎』で社会改善を掲げるも採用ゼロ
佐藤容疑者は、2025年11月14日に乙武のYouTubeチャンネルで公開された、トー横の当事者14人による座談会に参加していた。
翌2026年3月29日に公開された『人財版 令和の虎』には、49人目の志願者として登場。経営者たちに自分を売り込み、採用を勝ち取る企画で、乙武が司会を務めていた。
掲げた目標は、トー横に通いながら経営者のもとで働き、社会の改善に努めること。しかし、就労への姿勢や質問への答え方を厳しく指摘され、採用を申し出た経営者は一人もいなかった。
それでも、主宰側は将来への期待を示していた。榊原清一が代表を務める株式会社EMOLVAは5月15日、Wantedlyで出演回を振り返る記事を公開。佐藤容疑者が表現者やビジネスマンへ成長することへの期待を記し、この回をきっかけに雇用形態の明確化など番組のルールを変更したとも説明していた。
乙武洋匡は信頼に後悔なし 自身の過ちにも言及
乙武によれば、佐藤容疑者とはトー横キッズの兄のような存在として紹介されて知り合ったという。交流は番組だけでなく、地元の子ども食堂にも及んでいた。
乙武は、佐藤容疑者を慕っていた10代の若者たちが、自分以上のショックを受け、裏切られたと感じているのではないかと案じた。被害に遭ったとされる人たちの尊厳の回復と心理的安全を最優先すべきだとも訴えた。
ただ、これまで信頼を寄せてきたことについては「後悔するつもりはありません」と表明。大人から期待や愛情を向けられず歌舞伎町にたどり着いた若者には、今後も信頼を示す大人が必要だとし、再び裏切られる可能性も覚悟していると述べた。
自身についても「私もたくさん間違えてきました」と記し、周囲が信頼し続けてくれたから現在の自分があると振り返った。
一方、未成年の尊厳が傷つけられた可能性のある今回の件を、若さゆえの失敗で片付けることは認めず、佐藤容疑者に反省と被害者への謝罪を促した。



