
ヨドバシ吉祥寺店で起きた暴走の現場
26日朝、開店前から集まった大勢の客が店内へ雪崩れ込み、お一人様7BOX限定の販売をめぐってエスカレーターを全力疾走した。中国人グループを中心に体当たりや押し合いが頻発し、一般客や店員にまで被害が及んだ。動画では店内を全速力で駆け抜ける姿がはっきり確認され、子供連れの客から「クレームの嵐」が巻き起こり警察出動レベルの騒ぎとなった結果、販売は全面中止となった。
Xユーザーからは「7箱買ったら84.000円以上儲かるのに、走るなと言う方が無理だろ」「これで子供の笑顔が消えた」との声が殺到している。
イオン系列店舗でも自動ドア崩壊レベルの混沌
同時期、イオン系列クロスストアでは長蛇の列が自動ドアに殺到し、支配人が「もう無理だ」と激高する瞬間が動画で拡散された。店外は放置された自転車やショッピングカートが散乱する惨状を呈し、販売制限を設けても転売集団が優先的に商品を確保する構図が露呈。
全国の大型量販店で繰り返されるこの光景は、単なる品薄ではなく、モラル崩壊の象徴となっている。支配人の叫び声が聞こえるほどの現場は、ポケカ争奪戦の戦場化を象徴的に示している。
最近相次ぐ同様の混乱事例、転売屋の組織化が深刻
2026年に入り、MEGAドリームexをはじめとするハイクラスパック発売時に類似事件が多発している。GEO店舗では5パック限定販売で外国人客が大半を占める行列ができ、マイナンバーカード提示を義務づけてもルール無視が横行。イオン浦和美園店や鶴間大和店でも中国人グループによる割り込みや買い占めで販売中止に追い込まれたケースが確認されている。
過去のテラスタルフェスex再販時にも同様の混乱が続き、偽造パック工場まで中国で摘発される事態に発展。転売屋のSIM不正や複数アカウント悪用が常態化し、店舗側は抽選強化や本人確認を急ぐが、抜け道は尽きない。
もはや子供のための商品ではなく転売屋の金儲けツール
定価5500円前後のBOXが即座に1万8000円超で転売される構造が根本原因だ。1人7BOX制限でも8万4000円以上の利益が見込めるため、プロの転売グループが早朝から組織的に参入。中国人・ベトナム人集団の目立つ動きに非難が集中する一方、日本人転売屋も同等に加担している。
結果、本来の対象である子供や純粋ファンには定価購入の機会がほぼゼロ。ポケセンやオンライン抽選ですら即完売し、「大人と海外勢のための商品」と化している。メーカーや店舗の対策が後手に回る中、供給不足が転売プレミアムをさらに加速させ、30周年を迎えるポケモン人気に深刻な影を落としている。
嘆きの声が広がるファン離れの危機
XやSNSでは「ベトチャイが走って販売中止になった」「支配人ブチギレの動画見て絶望」「小遣いで楽しめなくなった」との嘆きが殺到している。親御さんからは「子供に買ってあげたいのに転売屋に全部持ってかれる」「ファン離れが加速する一方」との指摘が相次ぎ、純粋に楽しみたい層の離脱が深刻化。
一部店舗ではマイナンバーカード必須や完全抽選を強化する動きもあるが、根本解決には程遠い。業界全体のイメージダウンは避けられず、「ポケカはもう終わった」との声まで上がる事態となっている。このポケカ争奪戦は、単なる品薄問題を超えた社会現象となっている。
転売屋の横暴を放置すれば、子供たちの夢を永遠に奪うことになる。メーカーには抜本的な供給増と販売方法の見直しを、店舗には厳格なルール徹底を、そして社会全体には「定価で楽しむ文化」の回復を強く求めたい。



