
元阪神タイガース選手で野球解説者の関本賢太郎が4月18日、自身のSNSで当面の活動自粛を表明した。週刊文春は同日、京都市のサーバー機器関連企業「クリアースカイ」を巡る投資トラブルへの関与を報じており、その後、テレビ番組の出演見合わせや所属先サイトの表記変更も確認されている。
4月18日にSNSで活動自粛を表明
関本は4月18日に自身のインスタグラムを更新し、一部報道によって心配と迷惑をかけたとして謝罪したうえで、当面の活動を自粛すると表明した。公開された文面では、関係各所への影響を考慮し、詳細については現時点での発信を控えるとしている。
発端となったクリアースカイを巡る告発
同じ4月18日、週刊文春は、関本が京都市のサーバー機器関連企業クリアースカイのビジネスに深く関与していたと報じた。記事によると、顧客らの弁護団は4月14日、同社が預託法に違反しているとして消費者庁に告発状を提出。週刊文春は、同社がサーバーを1口100万円から販売し、数カ月に1度、10%の利益を付けて買い戻すなどとうたっていたが、実際には買い戻しがおこなわれず、被害者は全国約5,000人、被害総額は約250億円に及ぶとしている。
この案件自体については、東京商工リサーチやFNNプライムオンラインも4月14日時点で報じている。東京商工リサーチは、被害者弁護団が4月7日に京都地裁へ第三者破産を申し立て、4月14日に消費者庁への告発方針を固めたと報道した。FNNプライムオンラインは、クリアースカイがサーバーの所有権を販売した後に預かって運用し、10%の利益を上乗せして買い戻す取引を持ちかけていたとし、2026年2月以降、会社代表らと連絡が取れなくなっていると伝えている。被害規模についても、両媒体ともに約5,000人、約250億円規模としている。
4月20日には番組欠席、所属先サイトも「活動休止中」に
活動自粛表明の後、関本をめぐる動きは放送出演にも及んだ。ABCテレビ「おはよう朝日です」の20日の生放送では、月曜担当のスポーツコメンテーターである関本は欠席。
また、所属先の株式会社プロアスリートの公式サイトでは、プロフィール欄の見出しが「関本 賢太郎(活動休止中)」に変更されている。
阪神一筋19年、引退後は解説者として活動
関本は奈良県出身。日本野球機構の選手プロフィールによると、1978年8月26日生まれで、天理高から1996年ドラフト2位でプロ入り。デイリースポーツは、2003年と2006年のリーグ優勝に貢献し、現役終盤には代打の切り札としても起用されたと伝えている。所属先の公式プロフィールでは、2015年限りで現役を引退し、その後は野球解説やスポーツキャスター、講演活動などをおこなってきたと紹介されている。



