
「1日30分睡眠」を公言してきた堀大輔の音楽経歴に、プロベーシストの川村竜が異論を示した。10月29日公開のYouTube動画で、堀のベース演奏自体は否定せず、仕事を仲介する業者への照会や自身の経験を挙げ、スタジオミュージシャンだったという説明を疑問視した。
堀大輔、ABEMAで音楽活動と短眠のきっかけを説明
堀は10月27日放送のABEMA『ナオキマンの都市伝説ワイドショー SEASON4』で、若い頃にスタジオミュージシャンとして活動していたと語った。
番組公式メディアのABEMA TIMESによると、起きている間は楽器を弾き続けるよう言われるほど、練習を要求される環境だったという。3時間ほどの睡眠で活動するドラマーの友人に刺激を受け、自分も短眠を目指して睡眠の勉強や研究を始めたと説明した。
こうした経歴の説明とともに、過去のベース演奏映像にも関心が集まった。堀の演奏動画はXなどで広く拡散され、そのスキルをめぐって議論が巻き起こった。同様の演奏動画をアップする人も続出し、プチミーム化といえる現象が発生した。
川村は自身のチャンネル「ミートたけし – MEAT TAKESHI-」でこの件を取り上げた。動画は31日時点で21万回以上再生されている。
川村は高校在学中からプロとして活動し、ジャズの演奏に加え、アニメやゲームの劇伴、作編曲などを手がける。公式プロフィールには、ずっと真夜中でいいのに。、中川翔子らのサポートや、田中公平との音楽制作などの実績が記されている。
ベースは「下手じゃない」 経歴と演奏の評価を分ける
川村は堀の演奏について、趣味でベースを弾く人の中では弾けている方だと評価。演奏を酷評してほしいという反応には同調せず、プロの録音現場で必要とされる技量とは隔たりがあるという見解を示した。
その説明として、録音当日に渡された譜面やコード進行を読み、制作側の注文に応じて短時間で演奏する仕事の様子を、自らベースを弾きながら紹介した。
一方で、堀が今回の映像を経歴の証拠として公開したわけではない点にも言及。久しぶりにベースを弾いた映像だけで、スタジオミュージシャンとしての経歴を論じられるのは気の毒な面もあると付け加えた。
斡旋業者に照会したと説明 睡眠をめぐる発言にも反論
川村が経歴への疑問の根拠に挙げたのが、音楽関係者への照会だ。
制作側と演奏者の間で仕事を仲介する業者は、業界で「インペグ屋」と呼ばれる。川村によると、自身は約25年の活動を通じて多くの業者と仕事をしてきたが、堀の名前を聞いたことがなく、周辺の関係者に尋ねても知らないという返答だったという。
また、堀が語っていた、長く眠っていると仕事をもらえないという趣旨の説明にも反論。自身は毎日8時間眠りながら約25年間仕事を続けてきており、眠る人には仕事を渡さないと言われた経験もないと述べた。
出版社の著者紹介には「約1年」の音楽活動
堀の音楽活動は、以前の著者紹介にも登場している。
フォレスト出版が2016年4月に発表した『できる人は超短眠!』の刊行案内では、高校卒業後に約1年間の音楽活動を経て、油絵画家として風景画や壁画を制作したと紹介していた。
その後、ギター製作会社の立ち上げに加わり、3年間ギター製作職人として活動。化学機械製作会社で設計の仕事に就いたという経歴も記載されている。
堀が代表取締役を務めるGAHAKUの現行プロフィールでも、音楽活動、油絵画家、ギター製作職人、設計業務という歩みを紹介し、18歳から睡眠の研究を重ねたとしている。



