
大食いYouTuberの三年食太郎(しょくたろう)が、10月26日に公開した動画で離婚を正式に報告した。交際約2カ月で結婚したものの、わずか3カ月ほどで夫婦関係が破綻。元夫が実家に戻って連絡が途絶え、本人の知らないうちに離婚届が提出され、住んでいた家まで解約されていたという。結婚当初は仲むつまじい姿を見せていた2人に、何が起きたのか。
三年食太郎、夫を絶賛した2週間後に突然の離婚報告
三年食太郎は、大盛りラーメンなどを豪快に食べる動画で人気を集めるYouTuberだ。チャンネル登録者は約59万人。細身の体からは想像しにくい食べっぷりと、飾らないキャラクターで支持を得てきた。2026年7月、5歳年下の男性と結婚し、8月4日にYouTubeで報告した。2人は以前から面識があり、6月に再会して交際に発展。わずか2カ月で結婚を決めた。夫婦そろって動画にも出演し、8月には視聴者からの質問に回答。夫は結婚生活を大切にするため、LINEに登録していた約900人の連絡先を削除したことまで明かしていた。
9月12日には、三年食太郎がXで夫への愛情をつづっている。ところが9月27日、突然「離婚しました」と投稿。あまりの急展開に「ついこの間結婚してませんでした?」「ネタでしょ?」と驚きの声が広がった。さらに元夫も「まだ離婚届出してないのに」と反論した。離婚したという妻と、離婚届を提出していないという夫。2人の説明は、騒動の始まりから食い違っていた。
「結婚はネタづくり」元夫がXで明かした言葉
元夫は9月27日、三年食太郎から結婚は自分にとってネタづくりだったと言われたとXで主張。双方の両親がいる場で「別れれてハッピー」と告げられたことにも驚きを示した。さらに、妻が別の男性の家を訪れていたとする投稿も行い、夫婦間の問題はSNS上で注目を集めた。一方、三年食太郎も、元夫が突然実家へ戻って音信不通になったことや、2人で始める予定だった事業を放棄されたことへの不満を表明。元夫の自撮り写真に対して皮肉を込めた投稿もしている。
ここで気になるのが、元夫の「結婚はネタづくり」という主張だ。三年食太郎は結婚報告の際、夫と並んで幸せそうな姿を見せていた。しかし10月26日の動画では、結婚を公表した経緯について別の説明をしている。本人はもともと報告の必要性を感じていなかったが、夫が顔出しでの発表を希望したため、一緒に動画へ出演してもらったという。元夫は結婚を話題づくりに利用されたと訴え、三年食太郎は夫の希望で結婚を公表したと説明する。幸せそうな結婚報告の裏で、2人は結婚生活を世間に見せることについて、どのように考えていたのだろうか。
元夫が実家へ帰り音信不通 離婚届も家の解約も
一度は関係修復に向かったように見えた2人。9月の離婚報告後にも夫婦そろって動画に登場し、10月8日まで元夫のTikTokに2人の動画が投稿されていた。しかし、10月13日に三年食太郎がXで明かした内容は衝撃的だった。元夫が突然実家へ帰って連絡が取れなくなり、本人の知らないところで離婚届が提出され、家も解約されたというのだ。元夫からのメッセージには「離婚届は私が役所へ提出しました」「住居はすでに解約しています」といった内容が記されていた。三年食太郎は「家なきバツイチ子爆誕」と投稿。「最後まで話し合いもなく意味不明でした」と心境を明かした。
10月26日に公開した動画では、以前大きな喧嘩をした際、元夫が持ってきた離婚届に名前と住所を書いたことがあったと説明。ただし、本籍地は空欄で、押印もしていなかったという。今回提出されたのは、その用紙だったのではないかと考えているようだ。協議離婚には夫婦双方の離婚意思が必要となるが、実際にどのような書類が提出され、受理されたのかは明らかになっていない。話し合いを経て結婚した2人が、離婚の手続きでは十分に意思を確認し合えなかったとすれば、あまりにも寂しい結末だ。
10月30日までに退去、肺炎も発症 それでもラーメンを食べる
離婚届と同時に、三年食太郎を困らせたのが住居の解約だ。2人が暮らしていた部屋は元夫名義で借りており、10月30日までに退去するよう求められたという。幸い、結婚前に撮影や荷物の保管場所として使っていた部屋の契約が残っていたため、戻る場所は確保できた。しかし、家具の多くは処分していたため、生活用品を買い直す必要がある。動画撮影時には、ベッドやカーテンさえ十分に揃っていなかった。さらに、体調不良で医療機関を受診したところ、肺炎と診断された。薬で熱は下がったものの、咳や胸の痛みが続いているという。
こうした状況でも三年食太郎は、二郎系ラーメンの出前を食べながら近況を報告した。仕事と引っ越しに追われ、離婚を悲しんでいる暇もない様子だ。大食い動画については、肺炎が治ってから再開すると語っている。夫婦として過ごした部屋を離れ、新しい生活を整えながら、YouTuberとしての活動も続けようとしている。
「4カ月ってそんなに思い出深い相手じゃない」三年食太郎の本音
10月26日の動画で最も印象的だったのは、離婚後の心境を語る三年食太郎の姿だ。Xで元夫と応酬していた頃は感情的になっていたと振り返る一方、現在は仕事や引っ越しで忙しく、過去を振り返る余裕もないという。さらに、出会いから離婚まで約4カ月という期間について、「4カ月ってそんなに思い出深い相手じゃないじゃないですか」と語った。つい数週間前まで「この世で一番かっこいいしかわいい」と絶賛していた相手を、今では思い出深いほどの付き合いではなかったと振り返る。その変化が、今回の離婚騒動の激しさを物語っている。
交際約2カ月で結婚し、夫婦としての生活を動画で公開。関係が悪化すると互いの不満がXに投稿され、視聴者は結婚の祝福から離婚の対立まで見守ることになった。三年食太郎は動画の概要欄で、17歳で実家を出てから約12年間ずっと誰かと暮らしてきたことに触れ、現在は初めてともいえる一人暮らしを楽しんでいると明かしている。元夫との関係がここまでこじれた理由には、依然として双方の説明に食い違いが残る。ただ、結婚を公表したことで注目を集めた2人が、その結婚生活の終わりまでSNS上でさらけ出すことになったのは皮肉だ。華やかな結婚報告からわずか3カ月。三年食太郎は、今度は一人でラーメンを食べながら、新しい生活を始めようとしている。



