
常連視聴者の名前を虚空につぶやく姿も確認され、「末期状態」との指摘が相次いだ。
バームクーヘン販売と並行した収入活動の一環とされる一方、裁判費用や賠償金確保を指摘する声や、精神面を心配する意見も出ている。
うつろな目でギフトをねだり続けるライブが拡散
2026年8月上旬、斉藤被告のTikTokライブ配信の切り抜きがXなどで急速に広がった。
画面では虚ろな表情でカメラを見つめ、投げ銭をねだり続ける様子が映っていた。
高額ギフトを送る常連の名前を繰り返し口にする場面もあり、「末期状態にもほどがある」との反応が目立った。
アカウントはバームクーヘン事業関連の名義で運用され、視聴者とのやり取りを交えながらギフトを受け取る形式だった。
過去の配信では視聴者数が一時的に数千人規模になることもあったが、今回の切り抜きでは表情や話し方の変化が特に注目を集めた。
求刑直後のタイミングだったこともあり、注目度が一気に高まり、関連投稿が相次いでいる。
求刑7年直後の配信に広がる心配の声
検察が懲役7年を求刑したのは8月5日の公判だった。
その直後のライブを見て、「精神的に限界を迎えているのでは」「このまま放置して大丈夫か」「うつろすぎて心配になる」との声が上がっている。
うつろな目や繰り返すねだり行為が、追い詰められた心理状態を表しているとの見方だ。
一方で、単なる収入活動の延長と捉える意見もあり、配信そのものを問題視する声と状態を案じる声が混在している。
公判中に活動を続ける姿勢が、応援する層と批判する層の双方から注目されており、判決は11月16日に予定されている。精神面や生活面での持続可能性を指摘する声も少なくない。
「裁判費用・賠償金稼ぎ」との指摘と示談交渉の経緯
ネット上では、ライブでのギフト収入が裁判費用や将来の賠償金・示談金に充てられているのでは、との指摘が出ている。
公判では、斉藤被告側がバームクーヘン販売を「示談金確保のため」と説明していたことが明らかになっている。
示談交渉では当初300万円を提示し、その後2300万円から2500万円程度まで増額した経緯があるが、被害者側は拒否した。
条件として芸能活動の継続や処罰を求めない点が含まれていたとされる。
TikTokギフトも主要な収入源の一つとなっており、生活費や弁護費用を賄う手段との見方が広がっている。
本人側からの公式説明は確認されていないが、支援者からの援助を受けて示談金を準備した経緯も公判で触れられている。
事件・求刑をめぐる賛否
事件は2024年7月、ロケバス内で共演者の20代女性に性的行為をしたとして不同意性交等と不同意わいせつの罪に問われたもの。
検察は芸能人としての立場を利用し、拒否しにくい状況を作った点や被害の重大性、反省の情の乏しさを挙げ、法定刑の下限5年を上回る7年を求刑した。
被害者はPTSDを発症し、仕事や生活基盤が崩れたと述べ、実刑を求めている。
医師からは社会復帰に5年から6年を要するとの見方も示された。
一方、弁護側は「同意があったと思っていた」と故意を争い、無罪を主張する。
ネット上では「7年は妥当」「被害者の処分感情を重視すべき」「芸能人の影響力を悪用した悪質性がある」との支持意見と、「同意の認定が争点」「求刑が重い」「故意の有無を慎重に判断すべき」との慎重論が併存している。
口腔性交などを含む行為における不同意の認定を巡る議論も再燃している。
バームクーヘンとTikTok二刀流 生活再建の現状と今後
吉本興業との契約解除後、斉藤被告はバームクーヘンの移動販売を開始し、TikTokライブを宣伝と収益の場として活用してきた。
過去には視聴者数千人規模や一定額のギフト収入を得る回もあった。
現在も販売と配信を並行する二刀流が続いているが、偽アカウント問題や販売会社との金銭トラブルが報じられた経緯もある。
求刑後のライブ拡散でさらに注目が集まり、精神面や経済面での持続可能性が問われている。
判決まで3カ月余り。活動の継続がどのような影響を及ぼすかが焦点となる。



