
第1弾は想定を大幅に上回る好評を受け、7月中旬以降に順次販売終了となる。
昨年55周年記念で登場した同商品は今年も復活販売直後から大行列が発生し、ネット予約システムの混雑や店頭トラブルが相次いだ。
第2弾中止の理由
ダスキンは同日、公式サイトや報道各社を通じて「もっちゅりん」第2弾の中止を明らかにした。
発表文では「多くのお客様に『もっちゅりん』を楽しんでいただき、心より感謝申し上げます。
また、本商品を楽しみにしていただいているお客様をはじめ、皆様のご期待に添えない結果となりましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪を述べた上で、中止の主な理由を「想定を上回る好評により、第2弾商品を発売することにより、さらなるショップの混雑が想定されることから、お客様へのご迷惑を避けるため」と説明した。
第1弾の3品種のうち「もっちゅりんいちご」は6月末以降原材料がなくなり次第終了し、「もっちゅりんきなこ」と「もっちゅりんみたらし」は7月中旬以降、順次販売を終了する方針だ。特別サイトも中旬までに閉鎖される。
生産体制や店舗運営の限界を考慮した判断だと補足した。
この決定は、昨年同様のヒットを受けながらも、店舗現場の混乱を最小限に抑えるための苦渋の選択と言える。
ネット予約開始時の深刻なシステムトラブル
5月14日の予約開始直後、ミスドネットオーダーは大規模なアクセス集中に見舞われた。
待ち時間表示が5000分を超える異常事態が発生し、ユーザーは「3時間待機しても繋がらない」「品切れ表示ばかり」とSNSで不満を続出した。
ダスキンは公式FAQで「事前予約開始の影響によりミスドネットオーダーへのアクセスが集中しております。そのため、サイトにつながりにくい状況や長時間お待ちいただく状況が発生しております」と認め、手動リロードを控えるよう呼びかけた。
重複予約防止策も講じられたが、実際には多くの利用者が予約を断念。
結果として店頭販売への集中を招く要因となった。
一部では予約できたものの、受け取り店舗の在庫不足でキャンセルとなるケースも報告され、システムの負荷分散と需要予測の難しさが浮き彫りになった。
連日の店頭行列と発生した各種トラブル
6月3日の発売開始以降、全国の店舗で開店前から長蛇の列ができた。
ある店舗では100メートル超の行列が発生し、開店9分で完売するケースも報告された。
台風接近時でも雨の中並ぶ客が相次ぎ、「混雑やばくてもちゅれない」「争奪戦すぎてえぐい」といった投稿が相次いぎ、トラブルも散見された。
残りわずかな商品を前に通常メニュー購入客が並ぼうとした際、高校生から「空気読めよー」「頼むから空気読んでくれー」とヤジが飛ぶ場面が複数確認された。
また、後ろに並んでいた親子連れに「譲れ」と言われた利用者や、列の前後で小競り合いのような口論が発生する事例もあった。
一部店舗ではもっちゅりん専用列と通常列を分離したが、対応が統一されず混乱を招いた。
通常客からは「もっちゅりん目当ての行列に巻き込まれて迷惑」との苦情が相次ぎ、店舗スタッフの対応負担も増大した。
SNSでの落胆反応とファン心理
第2弾中止発表後、X(旧Twitter)などでは「残念」「新しい味食べたかった」「」という落胆の声が殺到した。期待していた新フレーバーを逃したファンは「ミスドは人気を見誤った」と指摘。
一方で「混雑回避で正解」「行列地獄続きだった」と理解を示す投稿も見られた。
「第1弾急いで食べ納めしよう」「並んで買ったのに…」と購入経験者からの声や、「品薄商法ではないか」との懐疑論まで多岐にわたる。商品の人気の高さを改めて浮き彫りにする反応となった。
中には「親子で並んだのに買えなかった」「雨の中1時間待ったのに中止か」と具体的な体験を交えた投稿も増え、ファンコミュニティの間で議論を呼んでいる。
今後の販売スケジュール
第1弾終了後、ダスキンは通常メニューの強化や新商品開発を進める方針とみられる。
もっちゅりんは昨年も好評だった「もちもちを超えた食感」が支持され、今年は「いちご」新味が加わったことでさらに注目を集めた。
同社の業績回復を後押しするヒット商品だっただけに、中止決定はファン離れを招く可能性もある。
一方、店舗負担軽減によりサービス品質向上につながるとの期待も寄せられている。
詳細は公式サイトで随時確認を推奨する。今後の限定商品展開では、事前予約枠の拡大やシステム強化が求められるだろう。



