
マンジャロ騒動を受け、ゆいぴすの謝罪に続いて溝口勇児氏も責任を認めて謝罪した。しかしSNSで注目を集めているのは、ゆいぴすが語った「運営側との認識および対応方針の相違」という一文だ。騒動の経緯と今後の焦点を整理する。
溝口勇児氏が“マンジャロ騒動”で謝罪 ゆいぴすとの「認識の相違」にSNS騒然「そこが一番気になる」
マンジャロをめぐる炎上騒動が、新たな局面を迎えている。
人気キャバ嬢・ゆいぴすが6月3日に謝罪動画を公開したことに続き、6月4日には実業家の溝口勇児氏も自身のXで謝罪コメントを発表した。
しかしSNSユーザーの注目は、謝罪そのものよりも別の部分に集まっている。
ゆいぴすが謝罪文の中で語った、
「溝口勇児氏を含む運営側との間で、本件に対する認識および今後の対応方針に相違があると判断し、マンジャロアンバサダーを辞退しております」
という一文だ。
SNSでは、
「認識の相違って何?」
「そこが一番知りたい」
「結局何で揉めたの?」
といった声が相次ぎ、騒動は単なる謝罪問題から“運営との関係性”へと関心が移り始めている。
発端は『LAST CALL』でのマンジャロ発言
今回の騒動の発端は、キャバ嬢オーディション番組『LAST CALL』だった。
番組内でゆいぴすは、糖尿病治療薬「マンジャロ」を使用した経験について語り、
「1か月で5kg痩せた」
などと発言。
さらに、溝口氏が出資するオンライン処方サービス「ダイエットビューティー」のアンバサダーとして活動していたこともあり、
・医療用医薬品の宣伝ではないか
・薬機法上問題があるのではないか
・医療広告ガイドラインに抵触しないのか
といった指摘が相次いだ。
マンジャロは日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されている医療用医薬品であり、ダイエット目的での利用は適応外使用となる。
そのため、SNSや動画での発信には特に慎重さが求められる薬剤でもある。
「判断は誤りだった」ゆいぴすが全面謝罪
炎上拡大を受け、ゆいぴすはスーツ姿で謝罪動画を公開。
動画内では、
「リスクは確認していたが、その判断は誤りだった」
と自身の認識不足を認めた。
さらに、
「フォロワーの健康と安全を最優先に考えるべきだった」
と反省を表明。
これまでの「アンチ上等」というスタンスについても、
「周囲の意見に耳を貸してこなかったことが今回の結果につながった」
と振り返った。
そのうえでマンジャロアンバサダーを辞退。
さらに『LAST CALL』『BreakingDown』『REAL VALUE』など、溝口氏関連の案件からも距離を置く決断を下した。
溝口氏も謝罪「批判されるべきは我々」
これを受けて溝口氏もXを更新。
「番組でもSNSでも、ゆいぴすばかりに批判が集まってしまっていることを申し訳なく思います
今回の責任は出資者の一人であるおれや運営サイドにあります」
と謝罪。
今後についても、
「運営に深く入るのか、体制を変更するのか、別の形を取るのかを含めて見直す」
と説明し、
「おれたちを信じてくれたゆいぴすを、このような形で傷つけてしまったことが何より申し訳ない」
とも述べている。
最大の謎「認識の相違」とは何だったのか
今回の騒動で最も気になるのはここだろう
ゆいぴすはアンバサダー辞退の理由として、「認識および今後の対応方針の相違」を挙げている。
しかし具体的な内容については説明していない。
考えられるのは、
- 謝罪の必要性についての認識
- 法的リスクへの考え方
- 今後の情報発信方針
- 医療系商材のプロモーション手法
- 炎上後の対応方針
などだ。
もっとも、現時点では憶測に過ぎない。
ただ一つ言えるのは、ゆいぴすが単にアンバサダーを降りただけでなく、『LAST CALL』や関連イベントからも距離を置く決断をしたという事実だ。
そこに、当事者同士の考え方の違いがあった可能性は否定できない。
今回の騒動は“誰が悪いか”だけでは終わらない
今回の件は、一人のインフルエンサーの失言で片付けられる問題ではない。
SNS時代になり、美容医療・医療ダイエット・オンライン診療・処方薬といった領域とインフルエンサーの距離は急速に近づいている。
しかし医療用医薬品は、サプリメントや化粧品とは違う。
効果があるからこそ、副作用もある。
だからこそ厳しい広告規制が存在している。
今回の騒動は、「SNSでどこまで医療を宣伝してよいのか」という、業界全体の課題を浮き彫りにしたとも言えるだろう。
本当に問われているのは再発防止策
SNSでは現在も、「ゆいぴすが悪い」「運営が悪い」という責任論が続いている。
しかし今後重要になるのは犯人探しではない。
なぜ問題が起き、誰も止められなかったのか。
同じことを繰り返さないために何を変えるべきなのか。
ゆいぴすは活動休止を決断し、溝口氏も体制見直しを表明した。
今回の炎上が単なる謝罪で終わるのか。
それともSNS時代の医療広告の在り方を見直す契機になるのか。
その答えは、これからの対応にかかっている。



