外国人雇用推進部 部長 木村文幸さん
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法人情報
名称 | アデコ株式会社 |
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代表者名 | 代表者:川崎 健一郎 |
住所 | 本社所在地:東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル |
URL | https://www.adeccogroup.jp/ |
社員数 | 従業員数:41,000名 |
ステークホルダーへの想い
お客様へ
弊社は単に条件に見合った方を紹介する企業ではなく、お客様の目指すビジョンを実現するために人材の面からサポートするパートナーであり続けたいと思っています。
ビジョンを掘り下げるという弊社のアプローチに最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、非常に高い共感を得ているだけでなく、着実に成果が出ています。
今後も、顧客企業のビジョンを実現するための最適な提案を徹底していきたいと思います。
取引先へ
お客様にビジョンマッチングを提唱する以上、まずは弊社の社員もビジョンマッチングによる採用を行っています。すると、業界経験がなくても弊社のビジョンに深く共感した人材は想像よりも遥かにパフォーマンスの発現が早く驚いています。
社員のライフビジョン、キャリアビジョンの言語化も行ったところ、社内公募に参加する人数も3倍に増え、働きがいのスコアも向上しました。
さらに躍動する人材として社内外に良い影響を与えてくれるように今後も全力でバックアップしていきたいと思っています。
未来世代へ
未来世代の皆さんは、どのように仕事を選ぶのでしょうか?
私がライフビジョンを最初に見出したのは17歳の頃でした。中学高校と熱中していたバスケを高校3年生で引退し、何となく大学進学を意識し始めた時、そもそもなぜ自分は生きているのだろう? というところまで考えるようになりました。
今この瞬間の時間の流れだけは全ての人にとって平等なのだから、「時間こそ人生である」と思い、時間を好きにコントロールできたら幸せな人生になるのではないか? と考えつきました。それで「社長」になろうと思ったのです。今思えば非常に利己的ですが、これがライフビジョンから、キャリアビジョンを描いた最初の体験でした。
自分はこのようにして仕事を選んだので、若い人が仕事のやりがいがないと語る姿を見ていると不思議な感覚になります。「じゃあ今まで何を軸に生きてきたの?」「自分の物差しがないのだから、やりがいが測れないのは当たり前では?」とも思います。
そんな私ですが、29歳でライフビジョンや価値基準が180°変わった出来事がありました。当時の私は取締役で、より自由な時間を求めて起業しようと考えていました。それを周囲に打ち明けると、「僕たちはどうなるんですか?」と言われてしまったんです。てっきり応援されると思っていたのに、予想外の反応に驚きました。
私としては、「みんなそれぞれが思い描いているライフビジョンに向かって進んでいくべきだし、そうしてほしい」と思っていたんです。
しかし、あまりに応援してもらえず、いかに自分が利己的で間違っていたかに気づかされたのです。その後色々な人と出会い、学んだことで、結局は世のため人のためになることが悔いのない人生が送れるのだと考え、今の仕事をしています。
最初に考えたライフビジョンが変化することは大いにありえます。しかし、ライフビジョンを持っているか否かで人生の質は大きく変わると思うので、ぜひ一度真剣に考えてほしいと思います。