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読書日和

http://dokubiyo.com/

〒433-8114静岡県浜松市中区葵東3-20-20 208  ※2024年1月から、住所が浜松市「中央区」葵東に変わります。

053-543-9815

「原稿」を「想像以上の本」に変える仕事!-「あなたがありがとうを伝えたい相手とは?」

ステークホルダーVOICE 取引先
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books_pixa
pixabayより

cokiは“社会の公器”を体現している企業を取り上げ、法人が人や社会をどれだけ大切にできているかを情報開示する場です。

今回、cokiでは人と人とのつながりをテーマに「あなたがありがとうを伝えたい相手とは?」という企画を開始しました。

皆様が今までお世話になった相手、なかなか言える機会がない「ありがとう」をcokiの場を借りて発信します。

今回は静岡県浜松市にある読書日和社 代表の福島さんから「ありがとう」のメッセージをいただいたのでご紹介します。

※読者の方へ:cokiの場を借りて「ありがとう」を伝えたい方がいましたら、coki編集部までお問合せください。

浜松の「熱い」出版社!

日本過去最高気温を記録したこともある浜松にて、熱い気持ちで本を作り続ける出版社。

常用漢字ではない見慣れない漢字にはふりがなをふる、UD教科書体を使うなどして、読みやすく確実に作者の思いが伝わる本に仕上げることを心がけています。

これまでに発行した本には、視覚障害者就労相談人材バンク有志 (著)『あまねく届け! 光 ~見えない・見えにくいあなたに贈る31のメッセージ~』、鶴文乃 (編)『いっしょうけんめいきょうまで生きてきたと! 長崎県立養護施設「向陽寮」の元寮生たちの手記 復刻版』、金子あつし (著)『風疹をめぐる旅~消される「子ども」・「笑われる」国~』があります。

「あったらいいな、こんな本」をカタチにしつづける出版社・読書日和がありがとうを伝えたい相手

本づくりで欠かせないのが、本の表紙やタイトル、ページをデザインするブックデザインです。

弊社創業以来、この肝心な工程を担当いただいているのが亜久津歩(あくつあゆむ)さん。いつも、想像以上にすてきな本に仕上げていただいています。

亜久津歩さんへのありがとう「感激! いつも想像以上の本!」

突然ですが「本をつくる」には、どんなことが必要だと思いますか?

事実関係を間違えず、字も誤りなく、何より自分が伝えたいことをしっかり伝える文章に仕上げる。本の中身、とても大切ですね。

でも、本をつくるために大切なのは、それだけでしょうか。う~ん、そのほかにどんなことが……と思っている人も、表紙がすてきだなと思って本を手に取ることがありませんか。

いわば、本の外の部分、表紙やタイトル、ページをデザインする仕事を、ブックデザインといいます。

そして弊社のほぼすべての本のブックデザインを担当いただいているのが、デザインソフトを使ってチラシや情報誌、ホームページなどさまざまなものをデザインする仕事をされている亜久津歩(あくつあゆむ)さんです。

亜久津さんと初めてお仕事をすることになったのは、リオデジャネイロ五輪が行われていた2016年。

金子あつし名義で風疹という感染症についてまとめたデビュー作『風疹をめぐる旅~消される「子ども」・「笑われる」国~』を出版するべく、準備を進めていたときでした。

文章を仕上げて、次はブックデザインの工程へ。ブックデザインについてまったく知らないところから、1ページ何行の本にしたいか、目次のページはどのようなデザインにするのか、表紙・ウラ表紙はどうするか、こちらから希望を出しながら亜久津さんに作業を進めていただきました。

初めてメールでお送りいただいた表紙の案と版下(印刷するときに使われる原稿)を目にしたのは、移動中の電車の中でパソコンを開いたときでした。

「いよいよ自分の本ができるんだ」と実感できたこのときの感動は、今でも忘れられません。

このときお送りいただいた本の表紙の案は、3つでした。そのうちの1つから「これだ!」と思うものを選び、さらにコントラストが高い配色になるようにお願いしました。

2018年10月、初めて私が書いた本が書店に並びました。遠くから見てもはっきり分かるデザインの本は、書店の棚でひときわ輝いているように思えました。

_風疹をめぐる旅_表紙画像
風疹をめぐる旅_表紙画像(画像提供:読書日和)

本を出す感動を多くの人に味わってほしいとの思いで、出版社を起業して5年。弊社から出すほぼすべての本のブックデザインを、亜久津さんにお願いしています。

自費出版を手がけている性質上、弊社では「初めて本を出す」方の作品を手がけることが多いのですが、亜久津さんはそんな初めての方の思いにこたえる作業をしていただいています。

ご自身も詩集を2冊出されている経験から、詩集の編集をお願いしたこともありました。
4月、フリーランス・事業者間取引適正化等法が、参議院本会議で可決、成立しました。

この法律の施行を受けて、事務的なやり取りが増えるなど、今後、私と亜久津さんとの関係も少し変わるのかもしれません。

でもこれからも、ともにひきつづき「あったらいいな、こんな本」をカタチにしていけたらと思っています。

いつも想像以上の本に仕上がり、感激!感謝!です。
これからもよろしくお願いします。

タッグを組んでつくった新刊発売!

弊社最新作『今日もゲームの世界にいます』は、私が金子あつし名義で文章を手がけ、亜久津さんにブックデザインをお願いしてつくった絵本。

作者として、続きを考えるなど、読者の方にも作品に「参加」してもらいたいとの思いを込めて作った作品です。亜久津さんも、ごらんのみなさんも、ぜひ読んで、作品に「参加」してみてください。

写真_表_今日もゲームの世界にいます_
表紙_今日もゲームの世界にいます(画像提供:読書日和)

◎会社概要
会社名:読書日和
URL:http://dokubiyo.com/ 
住所:〒433-8114 静岡県浜松市中区葵東3-20-20 
リバティ葵東壱番館208号室
電話:053-543-9815

◎プロフィール
写真_福島_読書日和_
福島 憲太
読書日和代表。1983年生まれ。大学卒業後、一般企業等での勤務を経て2018年6月に読書日和を起業。現在に至る。フリーライターという一面もあり、これまでに3冊の本を発行している。うまれつき視力が弱くて目が見えにくい弱視という一面もある。

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