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株式会社オフィスプリント

https://of-pri.com/

〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 ロイヤルパインズホテルB1F Mio浦和

048-862-9939

印刷物とデジタルの相乗効果で中小企業のファンづくりを加速

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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株式会社オフィスプリント

WEBやインターネットの普及で年々市場が縮小傾向にある印刷業会。斜陽産業と言われるなか、伝票印刷・封筒印刷のリピート率98%、実績2万件以上を誇るのが株式会社オフィスプリントである。

印刷業界で40年近い経験を持つ同社代表取締役の佐藤正幸さんが取り組んだのが、印刷物とデジタルの組み合わせ。

主にBtoCの地域密着型中小企業向けに、LINE公式アカウントと紙媒体を組み合わせた集客の自動化ツールを提供している。

「技術はあるのに集客でつまずいてしまう企業の力になりたい」と語る佐藤さんに、生き残りをかけた独自路線のサービスについて詳しくお話を伺った。

伝票印刷・封筒印刷が得意なオフィスプリント

御社の事業内容について教えてください。

佐藤正幸さん
佐藤

株式会社オフィスプリント(以下、オフィスプリント)では、印刷やデザイン、LINE公式アカウントの構築・運用代行などを通して、中小企業や店舗の効率的な運営のサポートをしています。

中小企業や小・中規模店舗では人手不足のため、従業員だけでなく経営者も手間のかかる事務作業を行っています。

その結果、日々の業務に追われ、主業務や経営などに手が回らない事態が往々にして生じます。

「名も無き業務で今日も1日が終わってしまった…」とならないように、例えば経理の現場に私たちがご提案するのは、業務の効率化を引き出す事務用紙です。

私たちの事務用紙には、管理をしやすくするナンバー入り伝票や、書類の封入や持ち運びのしやすい封筒など、業務効率を向上させる工夫が詰まっています。

小さな変化と思うかもしれませんが、ミスが減り、後から探すことも楽になり、何より担当者の心の余裕が生まれるため、会社全体に大きな利益をもたらします。

弊社の伝票印刷と封筒印刷は、リピート率98%という高い評価をいただいているという事実がその重要性を表していると思います。

事業を行ううえで心がけていることはありますか?

佐藤

トータルサポートが私たちの強みだと思って行っています。

名刺や会社案内やチラシなどの印刷物は、企画からデザイン、紙選びから印刷まで弊社で行います。看板制作に関しては、デザインはもちろん現地調査から施行までを一気通貫で行っています。

そのため、コミュニケーションギャップなどが生じにくく、担当者がお客様の課題やビジョンをすべて把握してご提案ができるようになっています。

印刷物とデジタルの相乗効果でファンづくりをサポート

佐藤正幸さん

御社の事業のひとつに、LINE公式アカウントの構築・運用代行があります。なぜ印刷物を得意とする御社がそうした事業を始めたのでしょう?

佐藤

私は前職時代を含めると、38年間にわたって印刷業界で実績を積み重ねてきました。手がけた案件は2万件を超え、独立してからの9年間で約430社と取引しています。

どうすれば開封率が上がるのか、どんな印刷物だと狙った効果が得られるのかと試行錯誤を長年続けてきた結果、受け手の心を動かすノウハウを多数蓄積することができました。

こうした印刷物に対する膨大な経験やノウハウを、デジタルの力と掛け合わせればさらにお客様の役に立つことができると思い、2021年からLINE公式アカウントの構築・運用代行を始めました。

なぜLINEかといえば、今の時代はスマホで情報収集している人がほとんどであり、スマホのアプリのなかでもLINEはユーザー数が圧倒的に多く、幅広い年代が利用しているためです。

老若男女あらゆるユーザーに情報を届けられるLINE公式での集客は、いわば1対1の商談であり、うまく活用できれば抜群の集客効果を発揮してくれます。

そんな集客効果の高いLINE公式を印刷物と掛け合わせると、どのような相乗効果があるのでしょう?

佐藤

簡単な例で考えてみましょう。例えば、50代の女性が、通っている美容院のLINE公式アカウントを友だち登録したとします。後日、その美容室からクーポン情報が送られてきました。

しかし、スマホやネットの利用に慣れていないため、タップすると怪しいサイトにつながってしまうことを恐れて、せっかくのクーポンを見送ってしまいました。

しかし、印刷物を得意とする弊社では、ハガキでのクーポンもLINE公式アカウントと並行して送ることができます。

すると、ポストに入ったハガキを見た方は、「このクーポン見たことがある」と思いますから、安心感が一気に増します。この時点で少なくともクーポンを2つの異なる方法で目にしているわけです。

つまり、LINE公式を印刷物と掛け合わせると、普通であればこぼれおちてしまう対象にもアプローチできると。

佐藤

そうです。これが弊社と、単にLINE公式アカウントの運用代行のみを行っている会社との差別化ポイントです。タイプの異なる方法で訴えかけることで、狙ったユーザーのアクションを着実に促していきます。

LINE公式アカウントなどのデジタルツールに敷居の高さを感じる経営者の方は多いと思います。しかし、印刷物での集客しか行っていない場合、どうしても競合に負けてしまう確率が高くなってしまいます。

では、いざ自分でLINE公式アカウントを運用しようと思っても、外部ツールとの連携などややこしい部分も多く奥深い分野なので、効果が出ないうちに挫折してしまうというケースに陥ってしまうことも多いでしょう。

せっかく素晴らしい技術があり、社長や従業員の人柄も良い会社が、集客ツールを使いこなせないばかりに潰れてしまうのは非常に惜しいことです。

弊社の企業理念は、「技術ある経営者様へ 集客から購入までの動線設計によって安定経営と地域の活性化に貢献する」です。

技術ある経営者の方々が、本業である経営に集中できるように、LINE公式アカウントなどのデジタルの力を印刷と組合せることで、新規顧客やリピータが自動的に増える仕組み作りをお手伝いしたいと思っています。

事業者と顧客を繋ぎ、ビジネスの成長に寄り添う

御社の今後の展望をお聞かせください。

佐藤

紙媒体を中心に、デジタルをどう組み合わせれば最大の効果を得られるのかをさらに追求していきたいと思っています。お客様に役立つツールを作ること、そして作って終わりではなく、ツールを最適化していく。

そのためには、お客様に寄り添い、理解していくアナログなコミュニケーションが今まで以上に必要となっていきます。

アナログとデジタルをうまく組み合わせ、いつの時代も事業者と顧客を繋ぎ、ビジネスの成長に寄り添える会社でいたいと思います。

ステークホルダーへの感謝

佐藤正幸さん

最後に、最も感謝を伝えたい相手はどなたですか?

印刷業界へ感謝

  • 佐藤正幸さん
  • 印刷業界

印刷業界そのものですね。1985年、23歳のときに営業マンとして飛び込んで以来、もう38年間もお世話になっています。

斜陽産業と言われることも多いですが、弊社が印刷とデジタルを組み合わせたように、何か新しいものとの相互作用を発揮することで、成功するチャンスはまだまだあると思っています。

弊社でのデジタルを活用した取り組みがこの調子でうまく発展し続ければ、同業者の方々にもこの経験やノウハウを共有していき、印刷業界を盛り上げる一助になれればと思います。

ありがとうございました。今後のさらなるご活躍を楽しみにしております。

◎会社概要
社名:株式会社オフィスプリント 
URL:https://of-pri.com/
所在地:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 ロイヤルパインズホテルB1 Mio浦和
設立:平成25年4月2日
代表者:代表取締役 佐藤正幸
事業内容:【印刷】手書伝票印刷、ドットプリンター用連続伝票、封筒印刷、商業印刷【印刷管理】当社印刷ご依頼分の保管、保管印刷物の仕分、保管印刷物の発送、保管印刷物の残数管理【データ制作】企画、デザイン、編集、復元【その他】印刷物管理システムの無料提供、LINE公式アカウントの構築・運用代行

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ライター:

1991年東京生まれ。中央大学法律学部出身。卒業後は採用コンサルティング会社に所属。社員インタビュー取材やホームページライティングを中心に活動中。

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