
乃木坂46の井上和(21)が、舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028の主演・千尋役を射止めた。10月15日に発表されたのは、橋本環奈や上白石萌音を含む7人の千尋。その顔ぶれに、2024年から同役を演じてきた川栄李奈(31)の名前はなかった。
井上和、初の舞台オーディションで乃木坂46の曲を歌唱
井上は乃木坂46の5期生。2026年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で茶々を演じ、映画『トイ・ストーリー5』ではデジカメのおもちゃ・スナッピーの日本版声優を務めた。
東宝の公式サイトに掲載された本人コメントによると、舞台のオーディションを受けたのは今回が初めて。翻案・演出を手がけるジョン・ケアードとの会話は6、7割が乃木坂46での活動についてだったという。歌とダンスが好きだと伝えると、その場で披露するよう促され、グループの楽曲『Same numbers』を歌った。
演技指導では、ケアード自身がスタジオを駆け回り、千尋の心情を体で示した。井上は憧れの作品への参加を喜ぶとともに、「本当に自分で大丈夫なんだろうか」と不安も明かしている。
井上には2024年、乃木坂46“5期生”版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』でセーラームーン/月野うさぎを演じた経験がある。今回はグループの冠公演から、東宝のワールドツアーへと舞台を広げる。
川栄李奈はソウル公演で主演 今回の7人には入らず
川栄が千尋役に加わったのは2024年。東京や大阪などの国内ツアーに加え、ロンドン公演にも出演した。2026年1~3月のソウル公演では、上白石とダブル主演を務めている。
川栄とともに2024年から千尋役に加わった福地桃子は、今回も出演する。
ピンズバNEWSは10月17日、川栄が出演しない理由を東宝に問い合わせたものの、期日までに回答が得られなかったと報じた。
19歳で初舞台、いきなり主演 代役から本役への抜擢も
新たにオーディションで選ばれたのは、井上、豊嶋花(19)、平澤宏々路(19)の3人だ。
豊嶋はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』などに子役として出演し、Netflix映画『新幹線大爆破』(2025年)でも主要な役を演じた。スターダストプロモーションによると、本作が豊嶋の初舞台にして主演となる。
平澤は、宮﨑吾朗監督によるスタジオジブリ作品『アーヤと魔女』(2020年放送)で主人公・アーヤの声を担当した。ジブリ作品の声の主演を経験した俳優が、今度は舞台で千尋を演じる。
森莉那は、ロンドン、上海、ソウルで千尋役のアンダースタディを務めた。代役に備えるキャストとして実際の公演にも立ってきた経験を経て、今回から本役として名前を連ねる。
国内外9都市へ 明治座公演には千尋役7人全員
舞台版は宮﨑駿監督の2001年公開の映画をもとに、ケアードが翻案・演出を担当し、2022年3月に帝国劇場で世界初演された。2024年のロンドン公演は135公演で約30万人を動員。2026年のソウル公演は94公演が全日程完売した。
今回のツアーは2026年12月17日~2027年1月31日の台北・国家戯劇院公演から始まる。国内では2027年3~5月に東京・明治座、6月に愛知・御園座、6~7月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、7~8月に福岡・博多座、8月に札幌文化芸術劇場hitaruで上演する。
海外では2027年5月6日~8月15日にトロント、9月2日~10月24日にロサンゼルス、2028年3~7月にロンドンで上演を予定。トロント公演は日本国内の公演と時期が重なる。
千尋役7人は東京・明治座公演に全員出演する。ツアーの各会場に誰が出演するかは、決まり次第発表される。



