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江戸川区で金塊強奪を準備か 国野海大容疑者ら逮捕、運搬情報はトクリュウへ流れたのか

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東京都江戸川区東小岩で、会社から運び出される金塊を奪う準備をしたとして、警視庁は2026年7月14日、東京都調布市の職業不詳・国野海大容疑者(20)と、事件当時19歳だった東京都三鷹市の男(20)を強盗予備容疑で逮捕した。

5月に逮捕・起訴された田中航輝容疑者(20)ら2人を合わせ、逮捕者は計4人となった。

4人は匿名性の高い通信アプリを通じ、集合場所などの指示を受けたとみられている。標的となったのは、過去に複数回狙われた新宿区四谷の貴金属買い取り業者の関連会社だった。

 

金塊を運び出す直前、ナイフとスタンガンを準備か

逮捕容疑は、4人が共謀し、5月28日午前、江戸川区東小岩5丁目の路上に止めた乗用車内で、強盗目的で軍手やナイフ、スタンガンなどを所持したというものだ。

当時、現場付近では業者が金塊を車へ積み込む作業をしていた。4人は金塊が運び出される時機を狙い、業者を襲う計画だったとみられている。

TBS NEWS DIGによると、防犯カメラには国野容疑者らが2人乗りのバイクで現場から離れる様子が映っていた。近くの路上に置かれた鉢植えの裏からは、サバイバルナイフとスタンガンが発見された。

警視庁は、新たに逮捕した2人の認否を明らかにしていない。

 

「地元の先輩に言われた」先に逮捕された19歳の供述

5月に先に逮捕された当時19歳の男は、警視庁の調べに対して「金を無理やり盗りに行ってほしいと地元の先輩に言われた」と供述し、容疑を認めている。田中容疑者は容疑を否認している。

一方、4人は匿名性の高い通信アプリで、集合場所などの指示を受けていたとされる。「地元の先輩」とアプリ上の指示役が同一人物なのか、複数の人物が勧誘と現場指示を分担していたのかは明らかにされていない。

警視庁は、現場に集まった4人とは別に指示役がいるとみて、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の関与を捜査している。

 

強盗予備罪は「目的」と「準備行為」で成立する

強盗予備罪について、刑法237条は「強盗の罪を犯す目的で、その予備をした者」を2年以下の拘禁刑に処すと定めている。

凶器を所持して集まった事実だけで成立するわけではなく、強盗を実行する目的があり、その目的に基づいて凶器の準備や現場への集合などを行ったことが要件となる。

強盗を実行した場合、刑法236条が定める法定刑は5年以上の有期拘禁刑だ。被害者を負傷させた場合は無期または6年以上の拘禁刑、死亡させた場合は死刑または無期拘禁刑となる。

 

同じ業者では2025年にも催涙スプレー事件

FNNプライムオンラインによると、今回標的となった会社では、2025年9月にも従業員が催涙スプレーをかけられる事件が起きていた。

さらに、5月の最初の逮捕時には、標的となった会社が、過去に複数回強盗に狙われた新宿区四谷の貴金属買い取り業者の関連会社と報じられている。

警視庁は6月4日、江戸川区の金塊業者に対し、古物営業法に基づく立ち入り検査を実施。共同通信は、金塊に関する情報がトクリュウへ流れたとみて、警視庁が防犯指導と取引実態の把握を進めていると報じている。検査では取引記録の保存などを指導したという。

 

新宿区でも運ばれる予定の金塊が標的に

江戸川区の業者と関係する新宿区の貴金属買い取り業者でも、2026年5月、運ばれる予定だった金塊を狙った強盗予備事件が起きている。

新宿区の事件では、住所・職業不詳の渥美幸弘容疑者(26)と、自称16歳の少年2人、17歳の少年1人が逮捕されている。先に現行犯逮捕された2人を合わせ、逮捕者は計6人となった。

この事件では、実行予定者が警棒を準備し、貴金属買い取り業者の近くに集まっていた。警視庁は事前に「業者へ運ばれる予定の金塊が狙われている」との情報を得て、周辺を警戒していた。

 

都内で金塊狙い8件、延べ30人を検挙

警視庁は7月2日、強盗の標的となる可能性がある都内の金取扱店舗十数店を対象に、一斉立ち入り検査を実施した。店舗の営業実態を確認し、金を売買する際の本人確認や帳簿への記載、出所が確認できない金を取り扱わないことなどを指導している。

7月2日時点の警視庁の説明では、東京都内で2025年1月以降、トクリュウによるものとみられる金塊狙いの事件が8件発生し、延べ30人が検挙されている。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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