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サバンナ高橋いじめ疑惑 相方・八木の仲裁宣言で事態は新局面へ。交錯する非難と男気への支持

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サバンナ八木氏Xアカウント
画像出典:サバンナ八木真澄氏 Xアカウント

人気お笑いコンビ、サバンナ・高橋茂雄氏の後輩いじめ疑惑がネットを騒がせる中、10日夜、相方の八木真澄氏が自身のXで突如、代理謝罪と仲裁を宣言した。

当事者が沈黙を貫く中での異例の対応に対し、SNSでは「本人が説明すべき」という非難と、「男気を感じる」といった支持が真っ二つに割れている。新展開を迎えた騒動の現在地を紐解く。

 

沈黙を破ったのは相方。八木氏が「僕が書きます」と異例の宣言

連日インターネット上で様々な憶測を呼び、炎上状態となっていたサバンナ高橋氏のいじめ疑惑。疑惑の目が向けられる中、高橋氏本人のXアカウントは2日を最後に更新が途絶えていた。そんな折、10日の午後10時過ぎに突如として沈黙を破ったのが、相方である八木氏だった。

八木氏は自身のXで「今回のことで、世間の皆様や後輩たち、多くの方々にご心配や不快な思いをおかけして申し訳ありません。全てコンビであるサバンナの責任です」と投稿した。続けて「中山功太とも電話で話をさせてもらいました 功太と茂雄もまた話せてないみたいなので、双方の話を聞き僕が書きます」と綴り、自身が直接の当事者ではないにもかかわらず、間に入って事態を収拾し、今後の説明を代行する意思を明確に表明したのである。

コンビの不祥事において、相方が連帯責任として謝罪するケースは芸能界で珍しくない。しかし、今回のように「双方の話を聞き僕が書きます」と、まるで事実調査と広報の役割を自ら買って出るような宣言は極めて異例である。

 

「子供じゃないんだから」身代わりの対応に集まる非難

この八木の行動に対し、X上の一般ユーザーからは、疑問や非難の声が少なからず上がっている。

X上のユーザー投稿によると、最も多いのは大人の不始末を別の人間が尻拭いすることへの違和感だ。「未成年の子供がやったことに対して親が謝罪するのとわけが全く違うよ八木さん」「子供じゃないんだから」といった厳しい意見や、「世間も八木さんからの説明を望んでません。本人の高橋さんからお願いします」「八木さんではなく、ちゃんと高橋さんが表明すべきでは?」と、当事者である高橋本人の肉声を求める声が相次いだ。

また、「黙ってスルーしてた方が良かったよ」「サバンナ高橋で確定ってことね。これまでは建前上予想の段階だったけど。。」という指摘もある。八木氏が謝罪に乗り出したことで、これまでネット上の疑惑や推測に過ぎなかった加害者の正体を、コンビの相方自らが事実上認めてしまう結果となったのは否めない。第三者が介入することで、かえって問題を複雑化させてしまった側面はあるだろう。

 

「愛せる不器用」「男気を感じる」八木氏の実直さへの支持と同情

一方で、今回の騒動において、世間の目が八木氏への批判一色に染まっているわけではない。むしろ、矢面に立った八木氏の人間性を評価し、支持や同情を寄せる声も多く見受けられるのが特徴的だ。

同じくX上のユーザー投稿によれば、「テレビではソロで出ることが多い印象ですが、サバンナとして責任を取ろうとする姿勢に男を感じますね」と、逃げずにコンビの責任として背負おうとする覚悟を称賛する意見が上がっている。また、「この人ホントに優しいというか真っ直ぐというか、小ズルさとか狡猾さとは無縁の人だよな。愛せる不器用というか」と、損な役回りだと分かっていても相方のために動いてしまう、八木氏の実直な人柄を慮る声も少なくない。

さらに、「芸人あるある 毎回何も悪くないのに、相方のやらかしを謝罪する羽目になる」「八木さん悪くないのに…こういう時相方って大変ですよね」「コンビとはいえ八木さんなんも関係ない。静観して!」と、とばっちりを受けた形となった八木氏に同情し、これ以上の介入を心配する温かいコメントも多数寄せられている。世間は、不器用ながらも誠実であろうとする八木氏の姿勢を、一定の理解を持って受け止めている。

 

AbemaTVでの告発から連鎖した疑惑の経緯

なぜ世間はこれほどまでにこの問題に注目しているのか。時計の針を少し戻し、事の経緯を整理しておく必要がある。

発端は5日、AbemaTVの番組内でピン芸人・中山功太氏が「好感度が高いめちゃくちゃ売れている先輩芸人」から約10年にわたりいじめを受けていたと告白したことだった。生放送直前に「こいつのやってるあの仕事なんか100万もらっても俺やらへんわ」と吐き捨てられたり、別の芸人が「嫁にくたばれって言われました」と発言した際に「本当にくたばれお前」と小声で呟かれたりしたという陰湿なエピソードが披露された。

その後、元芸人の長田融季氏がXにて、自身への嫉妬から顔面を殴られ、爪楊枝を頭に刺されるなどの暴行を受けた相手がサバンナ高橋氏であることを示唆。長田氏は後に投稿を削除したものの、「高橋側から圧がかかったため」と明かし、さらなる憶測を呼んだ。さらに、元プラス・マイナスの岩橋氏(シャドウ岩橋氏)も、高橋氏から住環境や家族を侮辱されるような暴言を吐かれたことをXでリークした。

一方で、最初に行動を起こした中山氏自身は、8日のX投稿で相手の実名を出さない理由を「当人に迷惑が掛かるから」とした上で、「ただ、万が一『そんな事はしていない』と吹聴するなら証拠出します」と牽制した。しかし、これは単なる怒りや徹底抗戦の構えだけではない。同投稿では続けて、「滅茶苦茶悔しいですが滅茶苦茶面白い人です。死ぬほど才能あります。勝てないです」と、プロの芸人としての相手の実力を手放しで高く評価しているのだ。

その上で、「僕は努力のみで越えてみせるから、その際は逃げるな」と、複雑な胸中と自らの覚悟を赤裸々に綴っている。単なるいじめの告発にとどまらない、こうした泥臭くも愛憎入り交じる芸人同士のリアルな人間模様が透けて見えることも、これだけ外堀が埋められている状況下で、現在の異常なほどの関心の高さにつながっているのだろう。

 

連続ポストで明かされた対話の内幕。高橋氏は「未熟だった」と猛省

「僕が書きます」との宣言通り、八木氏はその後、立て続けにXを更新し、当事者たちと交わした対話の詳細を明かした。その内容は、単なる身内の庇い立てではなく、相方に対しても厳しい目を向けた踏み込んだものだった。

八木氏の投稿によると、まず相方の高橋氏とは直接電話で言葉を交わしたという。八木氏は高橋氏に対し「たとえ自分にその気がなくても、言葉一つ行動一つで、相手が少しでも嫌な気持ちになったとしたらそれはお前に否がある」と厳しく諭した。これに対し高橋氏は「本当にその通りだと、未熟だった」と自身の非を認め、反省の弁を口にしたという。八木氏自身も当時の高橋氏について「僕から見ても、調子にのっていたと思う」と突き放した上で、「人の気持ちを考えられるように、もっともっと人として成長していくべきだ」と公の場で苦言を呈している。

発端となった中山功太氏との対話についても言及されている。約20年前、大阪のテレビ番組『なるトモ!』で共演していた当時を振り返り、八木氏自身も高橋氏のツッコミや発言を「きついなと思う時があった」と回顧。一方で、「攻撃するために故意的に言ってるつもりはなかったと思う」と高橋氏の当時の意図を推し量りつつも、「功太が傷ついてしまったのだから、100%茂雄に責任がある」と断じている。当の中山氏からは「こんな大ごとになるとは思ってなくて申し訳ない」と逆にサバンナ側を心配する言葉があったといい、八木氏は中山氏を「すごくすごく心が優しい才能ある後輩」と称賛した。

さらに、事態は意外な事実も浮かび上がらせた。告発に同調し高橋氏への怒りを露わにしていた元「りあるキッズ」の長田融季氏とも長電話をしたという八木氏は、約20年前に芸人同士の酒の席で、長田氏のミニコントに耐えられず「大人げなくきつくあたって喧嘩をしたことがありました」と、自身の過去の過ちを突如として告白したのだ。その上で「僕とは、何故か気が合って(中略)すごく懐かしい思い出がいっぱい」とフォローし、現在は音楽活動に励む長田氏へ温かいエールを送っている。なお、一部で憶測を呼んでいたパンサー・尾形貴弘氏に関する騒動については、「若手時代に茂雄との尾形君との絡みはありません」と明確に否定している。

この一連の投稿により、少なくとも高橋氏自身が過去の言動を反省していること、そして八木氏が各方面との関係修復と事実誤認の是正に奔走している実態が浮き彫りとなった。

 

求められる「本人の言葉」。高橋氏の真意はいかに

八木氏の行動は、危機管理の観点から見れば、決して正解とは言えないかもしれない。被害を訴える後輩芸人たちの感情を逆撫でする可能性もあり、また「高橋は相方の後ろに隠れている」という印象を世間に与えかねないからだ。しかし同時に、この行動によって彼の真っ直ぐな優しさやコンビ愛が浮き彫りになり、世間の感情を複雑にしている。

だからこそ、いま最も問われているのは、沈黙を続ける高橋氏本人の姿勢なのかもしれない。相方にここまで泥を被らせ、矢面に立たせたままにしておくのか。身内による幕引きや代弁ではなく、高橋氏自身が自らの言葉で真実を語り、事態と向き合うこと。それこそが、被害を訴える後輩たちへ、そして身体を張って庇おうとした相方・八木氏への最低限の誠意ではないだろうか。

相方の身を呈したパスを、高橋氏はどう受け取るのか。騒動の真の行方は、本人の口から語られる言葉に委ねられている。

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寒天 かんたろう

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ライター歴26年。月刊誌記者を経て独立。企業経営者取材や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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