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『VIVANT』福澤克雄監督に人事上の措置 TBSがパワハラ該当言動を認める

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スポニチアネックスによると、TBSは、日曜劇場『VIVANT』第2シーズンで原作・演出・プロデュースを担う福澤克雄氏(62)について、「パワーハラスメントに該当する言動が認められ、厳正に人事上の措置を行った」と回答した。同局は福澤氏が撮影期間中に一時現場を離れたことも認め、7月26日の放送開始に影響はないとしている。

週刊女性PRIMEは7月13日、国内撮影中に若手スタッフが福澤氏の言動をパワハラとして訴えたと報道した。具体的な言動、現場を離れていた期間、人事措置の内容は公表されていない。

 

海外ロケ後の国内撮影中に若手スタッフが告発

週刊女性PRIMEはTBS関係者の証言として、続編の撮影が2025年夏ごろに始まり、海外パートを終えた後の国内撮影中に、若手スタッフが福澤氏の言動をパワハラとして訴えたと報じた。上層部が福澤氏の現場入りを禁じ、プロデューサーや演出スタッフが遠隔で指示を受けながら撮影を終えたという。

福澤氏は同誌の直撃取材に、局から口外しないよう指示されているため会社に尋ねてほしいと答え、詳細を語らなかった。TBSは同誌に対し、撮影期間中に職場環境改善のための調査を行い、その際に福澤氏が一時収録現場を離れていたと回答した。

 

福澤諭吉の玄孫、ラグビー日本一からドラマの頂点へ

福澤氏は1964年生まれで、福澤諭吉の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部在学中は蹴球部に所属し、1985年度に全国大学選手権で優勝。続く日本選手権でもトヨタ自動車を破り、慶應史上初の日本一を経験した。富士フイルム勤務を経て、1989年にTBSへ入社した。

『3年B組金八先生』第5〜7シリーズ、『砂の器』『華麗なる一族』『下町ロケット』『陸王』などを演出。2013年の『半沢直樹』最終回は世帯視聴率42.2%を記録し、平成の民放ドラマで最高となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 

『VIVANT』第2シーズンは7月26日から2クール放送

『VIVANT』は福澤氏が原作・演出・プロデュースを担うTBSのオリジナル作品で、2023年7月から9月に第1シーズンが放送された。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司らが出演。全10話のタイムシフト視聴を含むテレビ放送の総視聴人数は6000万人を超えた(ビデオリサーチ調べ、全国32地区)。

第2シーズンは7月26日午後9時から2クール連続で放送される。同日午後8時からは堺雅人、阿部寛、二宮和也らが出演する『VIVANT初回直前生放送SP』も予定されている。7月14日時点で公式サイトは「主演 堺雅人×監督 福澤克雄」と掲げており、TBSは放送予定に影響はないと説明している。

なお、続編制作を巡っては、2025年8月にアゼルバイジャンで撮影関連車両の事故が発生し、同年10月には生成AI「Veo 3」を活用した映像制作が発表されている。今回明らかになったのは、制作技術やロケ中の安全管理とは別の、職場環境調査と人事措置に関する新たな事実となる。

 

放送業界で進むハラスメント対応の厳格化

放送業界では、各局でハラスメント対応の厳格化が進む。今回のTBSの対応は、看板ドラマの中心人物であっても、告発があれば調査を行い、現場から外すという判断を示した事例となった。作品の内容とともに、制作現場の環境がどう変わっていくのか。7月26日の初回放送を前に、『VIVANT』は作品の外側でも注目を集めることになった。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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