
美容・ファッション系インフルエンサーのきらら氏が、ネクストレベルホールディングス株式会社の代表取締役・河原由次氏と「約1年半にわたり不倫関係にあった」と自ら告白した騒動が、SNS上で拡散している。約2,575万円にのぼる会社名義口座からの送金とされる金銭の流れ、確定申告の未実施、CBNクッキーの保管――。告白には、きらら氏自身に不利益となり得る内容も含まれており、これに対して河原氏側も反論を展開。双方の主張は食い違っており、騒動は男女問題を超えて、税務・企業コンプライアンス上の論点を含む問題へと広がっている。
「包み隠さずお話しします」きらら氏の異例の告白
きらら氏は2026年7月4日から5日にかけて、Xで「現在、私のオープンチャットで話題となっている一連の件について、包み隠さずお話しさせていただきます」と切り出し、河原氏との不倫関係を認める長文の投稿を行った。投稿によれば、両者はきらら氏のキャバクラ勤務時代に知り合い、約1年半にわたって関係が続いたという。
注目を集めたのは金銭面の告白だ。きらら氏は、生活費やマンション費用などとして2年弱の間に約2,575万円を受け取り、確定申告をしていなかったと自ら明かした。また、当時合法だったとされるCBNクッキーの保管・使用についても言及。別れ話の後にマンションの鍵を変えられ、荷物と飼い犬3匹を残したまま退去を余儀なくされたとも主張している。
河原氏側の反論「一番の被害者は妻と娘」
これに対し河原氏側も、SNS上で反論。それによると、キャバクラを辞めたのはきらら氏自身の決断であり、会社からの振込はライブ配信関連事務所に付随した収益やアンバサダー料などの「案件費」だったと説明。きらら氏にはインスタグラムのサブスクリプション収入など月100万円規模の安定収入があったとし、「自立してほしくてインフルエンサーの道をサポートした」と主張する。
家族関係については「破綻はない。土日は家族と過ごしている」と婚姻破綻を否定。CBNクッキーは「六本木の店舗で合法販売されていた時期に購入したものを、きらら氏がマンションに持ち帰り保管していた」とした。その上で「今回の件で一番の被害者は妻と娘です」と締めくくったが、この一文には「不倫していた側の言葉か」と批判も集まっている。一方で、不倫慰謝料訴訟では婚姻関係破綻の有無が重要な争点となるため、この主張を訴訟を見据えた布石とみる向きもある。
法的・税務的な争点を整理
きらら氏が受け取ったとされる約2,575万円が贈与か報酬かによって課税関係は変わるが、いずれにせよ無申告であれば追徴課税の対象となり得る。
また、送金が会社名義の口座から行われていた場合、実態のない案件費であれば会社資金の私的流用として、会社法上の問題に発展する可能性も指摘されている。
双方の主張はいずれも本人発信のSNS投稿であり、現時点で客観的に確認されたものではない。ただ、当事者双方が自ら詳細を発信し、その内容がそのまま法的リスクの証拠になり得るという構図は、SNS時代の「暴露」の危うさを象徴している。インフルエンサーと企業経営者、いずれも「信用」を商売の基盤とする両者にとって、失ったものの大きさが確定するのはこれからだ。



