
現代の利便性中心の生活環境が広がる中で、人と自然との距離は大きく離れつつある。株式会社NINE SENSE(以下、NINE SENSE)は、日本古来の自然観を現代の食文化へ再編集するブランド「Kami – 神 -」を展開し、日本で年間約200万トン発生しながら十分に活用されていない未利用資源の“籾殻”に着目した。特殊技術で熱処理を加えずに粉砕した「量子食品®︎ Kami -神-」は、不足しがちな栄養問題を解決し、自然への敬意を取り戻すプロジェクトだ。
本記事では、同社が目指す独自の立ち位置や循環型の視点、5年後・10年後の長期ビジョンに迫る。
未利用資源の籾殻を活用した「量子食品®︎ Kami -神-」の特徴と独自の立ち位置
NINE SENSEでは、日本古来の自然観を現代の食文化へ再編集するブランド「Kami – 神 -」を展開している。このブランドにおける主力商品となっているのが「量子食品®︎ Kami -神-」である。この「量子食品®︎ Kami -神-」は、これまで十分に活用されてこなかった資源である“籾殻”に着目して開発された。正式には、食品として新たな価値を提案する日本発のプロジェクトとして位置づけられている。
同社が提供している商品やサービスは、単なる健康食品ではない。最も大きな特徴は、「自然と人との関係を見つめ直す」という思想そのものをブランドとして設計している点にある。同社は、未利用資源の活用、日本文化との接続、自然由来素材への着目などを通じて 、“食を通した新しい価値体験”を提供している。
さらに、「Kami -神-」ブランドで使用している素材には、非常に強いこだわりがある。使用される素材は、自然栽培であること、自生であること、そして日本産であることにこだわって選定されている。そのため、市場に存在する一般的なサプリメントとは異なり、“自然食品とサプリメントの中間”という独自の立ち位置を目指して展開されている。
特に、籾殻を活用した「量子食品®︎ Kami – 神 – 」は、特殊技術を用いることで、熱処理を加えることなく籾殻を粉砕している。このように植物性シリカを主軸とした取り組みは、非常に珍しいものである。素材、思想、そして背景文化までを含めて一貫して設計している点が 、一般的な食品ブランドとの大きな違いであり、独自の強みとなっている。
現代における人と自然の距離と年間約200万トンの籾殻という解決すべき社会課題
NINE SENSEが事業を通じて解決しようとしている社会課題には、現代の生活環境における課題と、資源の未利用に関する課題が存在している。現代においては、加工食品や利便性中心の生活環境が広がる一方で、人と自然との距離が大きく離れつつあるという課題がある。また、日本においては年間約200万トン発生するとされる籾殻があるが、その多くが十分に活用されていないという資源に関する課題も存在している。
ブランド「Kami – 神 -」では、こうした未利用資源を“価値ある素材”として見直し、食という形で新たな可能性を提案している。この取り組みは、単なる商品開発という側面に留まるものではなく、「捨てられていたものに価値を見出す」という循環型の視点でもある。
かつ、同社はその素材にとてつもない健康効果があることを発見した。この素材は、日本人に不足しているケイ素、食物繊維、ミネラル問題を解決できる素材である。SDGsの観点においては、つくる責任・つかう責任、持続可能な地域資源活用などにもつながる取り組みとして、具体的な取り組みや思いを持ってこの事業を展開している。

「自然と共に生きる感覚」を取り戻す5年後・10年後の長期ビジョン
NINE SENSEは、「自然と共に生きる感覚」を現代に取り戻していくことを長期的なテーマとして掲げて事業を推進している。今後の事業展開として、同社は「Kami – 神 -」を単なる一過性の商品ブランドとして扱うのではない。日本の自然哲学や文化価値を広く世界へ発信するプロジェクトとして展開していきたいと考えている。
具体的なビジョンとして、5年後には、食、ライフスタイル、地域活動、体験型イベントなどを通じて、“自然とつながる感覚”を体験できる場づくりを進めてしていく予定だ。さらにその先である10年後の長期ビジョンにおいては、日本に古くから存在してきた自然との共生思想を、次世代へ継承する新しい文化ブランドとして国内外へ発信していくことを目指している。同社は、5年後、10年後という将来を見据えて 、日本の自然哲学や文化価値を発信するプロジェクトを推進していく計画である。
「神」という言葉を“自然への敬意”として再定義するブランドのメッセージ
読者に特に伝えたいメッセージや、アピールしたいポイントとして 、ブランド名に込められた意味がある。ブランド「Kami – 神 -」は、「神」という言葉を宗教的な意味ではなく、“自然への敬意”として再定義したブランドである。
日本においては古くから、自然のあらゆるものに神が宿るという考え方が受け継がれてきた。具体的には、山や水、風、稲など、自然のあらゆるものに神が宿るという独自の考え方である。同社は、その自然観を現代の食文化へと再びつなぎ直すことを目指している。これにより、現代的な「便利さ」だけを追求する生活ではない 、新しい豊かさを提案したいと考えている。
また、未利用資源だった籾殻に新たな価値を見出し、日本の農業、日本の文化、そして日本の自然を未来へつなげていくことも、同社にとって大切なテーマとして掲げている。「自然と人との関係を、食から見つめ直す。」、それこそがブランド「Kami – 神 -」の取り組みであり、同社が読者に特に伝えたいメッセージの本質である。




