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犬猫生活株式会社

https://corp.inuneko-seikatsu.co.jp/

東京都新宿区市谷船河原町9-1NBCアネックス市谷ビル6F

犬猫生活、「犬の日」に雑種犬の魅力を伝えるチャリティコーヒー発売 保護団体へ寄付

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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ZASSHU BLEND
提供:犬猫生活株式会社

11月1日の「犬の日」にあわせ、ペットケア事業を手がける犬猫生活株式会社が、譲渡の決まりにくい雑種犬に光を当てるチャリティコーヒーを売り出した。

コーヒーブランドのWOODBERRY COFFEE、雑種犬の魅力を発信するZASSHUとの3社による取り組みだ。売り上げの一部は、保護の現場へと寄せられる。

 

なぜ雑種犬は家族が決まりにくいのか

保護犬のなかでも、雑種犬は新しい家族が決まるまでに時間がかかる。犬猫生活が複数の保護団体から聞いてきた共通の声だという。要因はいくつか重なっている。雑種犬は野犬出身の個体が多く、人に慣れていなかったり心に傷を抱えていたりして、しつけに難しさが伴う。成長後にどれほどの大きさになるのか見通しにくいことも、引き取りをためらわせる要因の一つだという。血統の分かる犬種に比べ、迎える側に迷いが生まれやすい。

国内では近年、保護犬を家族に迎える動きが少しずつ広がってきた。ペットショップ以外の選択肢として、里親という道が知られ始めている。それでも迎え先には偏りがあり、見た目や素性の分かりやすさで選ばれる傾向は根強い。雑種犬が後回しになりやすい現実は、その裏側にある。

だが雑種犬には、1頭ごとに異なる毛色や表情、個性がある。同社はその魅力を「All Different and All Wonderful(みんな違って、みんな良い)」と表現する。欠点として語られがちな個体差を、むしろ代えのきかない価値として伝え直そうとしている。

 

コーヒーの一杯を、課題に触れる時間に

取り組みの入り口にコーヒーを選んだのには理由がある。散歩の途中の一杯、愛犬のそばでひと息つく時間は、飼い主にとって日常のなかの穏やかなひとときだ。その手元に雑種犬を描いた商品が届けば、くつろぎの時間がそのまま保護犬の課題へ目を向けるきっかけになる。

3社の協働は、それぞれが向き合う領域の重なりから生まれた。WOODBERRY COFFEEは産地や生産者と向き合い、適正な価値で豆を買い付けることで持続可能な生産を支えるスペシャルティコーヒーのブランドである。ZASSHUは、雑種犬ばかりを集めた犬雑誌やグッズを通じて、その本来の愛らしさを発信してきた。可哀想な犬ではなくその子らしさを伝えたいという姿勢が、犬猫生活の問題意識と響き合った。パッケージには、ブレンドごとに毛色や耳の形、模様の異なる犬が描かれ、一頭として同じ姿がない。

 

現場が本当に必要とするもの

売り上げの一部は、全国の保護団体へ寄付される。形は現金ではなく、現場で使われる消耗品のペットシーツだ。犬猫生活が2026年9月にまとめた調査「全国 犬猫保護活動 実態白書2026」では、医療費と並んで消耗品の負担が重いと報告されている。必要とされる物を必要な現場へ届けるという設計である。

保護活動の多くは、限られた人手と寄付で支えられている。犬や猫を預かれば、餌や医療、衛生用品の出費は日々かさむ。善意だけでは続かない現場に、物資という形で手が届く意味は小さくない。現金の寄付と違い、何に使われるかが見えやすい点も、支える側の納得につながる。

販売期間にあわせ、SNSでの参加型キャンペーンも開かれる。「#雑種の魅力を伝えよう」のハッシュタグをつけた投稿が増えるほど、保護団体へのペットシーツの寄付も上積みされる。雑種犬と暮らす人がその魅力を発信することが、そのまま支援につながる仕組みだ。

 

食の先にある、動物福祉への姿勢

犬猫生活は、国産で無添加のペットフードの販売や往診クリニックなどを手がけるペットケアの会社だ。事業の傍らで動物福祉財団を設け、収容ゼロ、殺処分ゼロ、不適切な飼育環境ゼロの3つのゼロを掲げる。利益の2割を継続して寄付し、自営のシェルターや不妊去勢の専門病院も運営してきた。今回のコーヒーは、そうした姿勢を日常の商品へ落とし込んだ一例といえる。 保護犬をめぐる課題は、関心を持つ人がどれだけ増えるかにかかっている。限定のコーヒーが売り場に並ぶのはひと月ほどだが、雑種犬の魅力に触れた記憶は、次に犬を迎える場面でふと思い出されるかもしれない。一杯のコーヒーが、家族を待つ犬と誰かの暮らしを結ぶ小さな入り口になる。

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ライター:

Sacco編集・ライター。企業に直接出向く取材が中心。扱う記事はサステナビリティ、ウェルビーイング関係が多め。

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