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大塚実業は真摯な態度で経営に向き合う、共に歩みたい三方良しの会社|アイ・コンサルティング谷川宏樹

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大塚実業をアイ・コンサルティング谷川宏樹氏が語る

大塚実業株式会社は栃木県足利市に本社を置く「ろ過フィルター」のメーカー。1973年の創業以来、エアコンや水処理などに欠かせない「ろ過布」を製織から加工までワンストップ体制で製造。小ロット多品種で、難易度の高い要望にも応える技術力が高く評価されています

代表取締役社長の大塚雅之さんは1994年に入社。2009年に2代目社長に就任して以降、明確なビジョンと海外展開も視野に入れた事業戦略で、未来をみすえた企業経営に取り組んでいます。

大塚さんが幹部社員の育成に取り組む際に、パートナーに選んだのが株式会社アイ・コンサルティング取締役の谷川宏樹さんです。約2年半にわたる取り組みが終了した後も、ともに理念に賛同する一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)の社会貢献活動などを通し、交流が続いています。取引先という関係を超え、深い絆を結ぶ谷川氏にとっての大塚実業株式会社、大塚雅之さんについてお話を伺いました。

経営体質の土台は人材組織。人材育成に強みを持つコンサルティング会社

―まずは、御社の事業についてお伺いします。

弊社は、神奈川県藤沢市で32年の歴史を持つ経営コンサルティングサービスの会社で、主に地元密着型で中小企業を支援しています。経営コンサルティングには、特定の業界に通じ、数値目標の達成に注力するタイプの会社もありますが、弊社の場合、企業活動の根幹となる経営体質の強化を目的とした支援が特徴で、とりわけ企業活動の土台となる人材組織づくりに着目し、幹部社員や管理者の育成に強みがあります。

―具体的な支援のメニューにはどのようなものがありますか。

主としているのは、幹部・管理者の育成、経営理念の明文化と浸透、中期経営計画の策定と実行の3つです。いずれも弊社が企業経営の核と考えるものであり、それぞれが相互に関わり合いながら企業の体質を強化していくことができます。

たとえば、中期経営計画の場合も売上や利益などの目標や数値計画だけでなく、体質強化にこだわっているのが特徴です。3年後にどういう体質の会社にしていくかを考え、その体質強化目標に向かって何をしていくのかをプランニングしていきます。
 会議風景

企業の社会貢献や公益性を意識しながら中小企業の経営支援に取り組む

―主に地域密着型で企業の支援をされているのも御社の大きな特徴だと思います。その理由についてお聞かせください。

弊社は経営理念に「地元企業の経営体質強化」を掲げていますが、まず一つが、健全で発展的な企業がより良い世の中を作っていきますから、弊社が支援する企業がより良い会社になり、より良いサービスを提供していけば、この地域社会に貢献することにつながるということ。そしてもう一つの理由は、支援の有効性の問題です。経営というものは複雑系であるうえに、会社ごとに正解も異なり、さらには変化もします。そういうものに向き合って体質強化を支援するには、極めて強い信頼関係が欠かせません。そのためには、経営者・経営幹部と私たち支援者との相互理解や考え方・価値観共有によって心理的距離が近くあることと、いつでもお会いして納得いくまで話をお聴きして意見交換ができるよう物理的距離も近くあることは重要であると考えています。そして、地域で長く事業を続けていくには、良い仕事をしていなければすぐに信頼を失ってしまいますから、そうならないよう努力を続け、地域の企業と共に成長・発展し歩んでいきたいです。

―企業の社会貢献、公益性を大切にされているのは、御社が会員の一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)の公益資本主義との共通点を強く感じます。

 PICCの価値観に共感し、会員になりましたが PICCの会合や活動に参加する中で考えが深まることで、弊社の経営理念もより明確になりました。「地元企業の経営体質強化」とともに理念として掲げている「より良い未来への貢献」「我社で働く仲間の幸せと成長」にも、PICCの思想が影響しています。

経営者や管理者が希望を持ち、生き生きと仕事している会社では、その姿を見ることで、第一線で働く人たちや若い社員、新入社員も仕事することの醍醐味を感じながら生き生きと働くことができます。そういう継承は社内や社員間にとどまらず、経営者や社員の子どもたち、さらには地域の子どもたちにもいい影響をもたらし、より良い未来の創造へと繋がっていきます。ひとつひとつの仕事が社会へ、未来へ繋がることを常に意識しながら、経営コンサルティング事業を行っています。

株式会社アイ・コンサルティングから見た大塚実業株式会社

人材育成と理念づくりに取り組む中で、経営に真摯に向き合う姿勢を学ばせていただいた存在

―大塚実業さんとのおつきあいのきっかけについてお聞かせいただけますか。

代表取締役社長の大塚雅之さんが、弊社の管理者向けのマネジメント研修について問い合わせてくださったことがきっかけです。当時、大塚社長が先代から会社を引き継ぎ、2代目経営者として会社を発展させていく中で、今後を共に創っていく幹部・管理者人材をどう育てていくかという課題がありました。本社・工場は足利市ですが、大塚さんは東京支店にいらっしゃることもあり、特に本社・工場を安心して任せられる幹部・管理者の育成は、喫緊の課題であったと思います。そうした時期に、企業を対象とした研修が一覧できるポータルサイトで弊社の管理者向けのマネジメント研修に目をとめてくださいました。

2014年頃から約2年半にわたり、前半は主に管理者の育成と研修、後半はその振り返りをしながら一緒に経営理念づくりに取り組みました。人材育成は一律に研修をやれば良いというものではなく、育成を進めながら、その時々の状況や起こっていることを見て必要な働きかけを加えたり修正したりすることが重要となります。また、コンサルティングの性質としては、専門家の私が言うことが全て正解とは限らず、クライアントと共に解を探していくことが必要になります。

大塚社長はその必要性を理解されていて、お互いの考えや価値観を交換したり、相談したり、ディスカッションしながら密に取り組みました。気になることがあると電話で深夜1時まで議論したことも。こちらもいい意味で気が抜けず、大塚社長の真摯な態度で熱心に経営に向き合う姿勢に学ばせていただきました。深いやりとりを通じて、同志のような存在になれたと感じています。

大塚実業株式会社の記事のアイキャッチ画像
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―コンサルタントとクライアント以上の関係を結ばれたのですね。

本来人材組織づくりは会社が主体で、コンサルタントは支援する役割です。経営者とコンサルタントが二人三脚で行うことが大切ですが、中には研修業者に任せておけばいい、という姿勢の会社も少なくありません。大塚社長は、弊社を共に取り組むパートナーとして考えてくださり、文字通り二人三脚でいい仕事ができたと思います。私個人もとても大切に遇していたただき、コンサルタント冥利に尽きると感じています。

実は、最初の出会いの際にアクシデントがあったのです。ウエブから請求してくださった弊社の資料が文字化けしていたのですが、普通、そういう資料を見たら「もういいや」と放置してしまう方も多いでしょう。ですが、大塚社長は、「文字化けしていますが、大丈夫ですか」とご丁寧に連絡してくださり、驚いて平謝りしながら弊社から資料を送り直しました。当初から大塚社長の誠実なお人柄を感じるとともに、ご縁のようなものも感じます。

懇親会などでお酒を酌み交わしながらさまざまなお話をしたこと、コンサルティングを担当していた時期に結婚した私をサプライズで祝ってくださり、感動したことも忘れられないですね。

大塚社長のお人柄がうかがえるエピソードですね。

そういえば、こんなこともありました。大塚実業さんの元社員の方が開業して営んでいるうどん屋があったのですが、うどん屋の経営も簡単ではなく苦労されていた中、私にアドバイスしてあげてほしいとコンサルティングフィーを大塚さん負担でご依頼いただきました。元社員にそこまでするのか、と思いました。大塚さんは、困っている人を本当に放っておかないですよね。見て見ぬふりをしない方です。ここは私が特に尊敬しているところで、これってSDGsのコンセプトである「誰一人取り残さない」という考え方そのものだと思います。それをずっと芯に持っていらっしゃいますね。

PICCとの出会いは大塚社長。公益資本主義を実践する同志

―PICCでの活動は、コンサルティング期間に始まったのでしょうか。

PICCには大塚社長が先に会員になられていて、「谷川さんにも合うと思う」と会合に誘っていただいたのがきっかけです。飲み会などで大塚社長と雑談以上の深い話もし、私の価値観を理解されていましたから、大いに興味を持って参加しました。そこで聞いたPICCの公益資本主義の理念や価値観は、それまで自分が考えていたことと重なり、頭の中にあってもできていてなかったことや、自分ひとりでは難しかったこともここでならできる、同志を得られる、と感じて入会しました。

面白かったのは「“最近”こういう会に入ったんだよね」と聞いていたのですが、会合では定例会の挨拶を大塚さんがされていて、既に中心人物のような存在になっていらしたのでびっくりしました。現在、私は教育支援委員会の委員長なのですが、大塚さんは東京支部の支部長を務めながら委員会にも顔を出してくれ、学校への出前授業など一緒に行動もしています。

PICCメンバーとの学校の正門前で記念撮影  

―現在はPICCの活動に取り組む仲間という感じでしょうか。

そうですね。大塚社長との良い関係もそうですし、大塚実業さんは、言わば弊社の経営支援の卒業生でもあります。当時研修した幹部の方とは朝まで飲み交わしたこともありました。そういう深い関わりをさせていただいたので、社長だけではなく、関わった方々のことも今もずっと応援しています。

―今後、大塚さんと会社により良くなってほしいことはありますか

大塚実業さんの経営理念は、「私たちは、家族・共に働く仲間・顧客・仕入先・地域社会等、全ての関わり合える人々の幸福と笑顔を創造する。そのために、社業を通じて、人と事業の可能性を探求し、自然と環境を護る。これを未来へ継承する」です。これは大塚社長と幹部社員全員で、私もお手伝いして一緒になって約半年間かけて、皆の想いを出し合い、議論に議論を重ねて作り上げたものです。私にとってもとても思い入れがあります。

フィルター製造という事業は、工場の排水処理などにも使われ、地球環境や未来に大きく関わるもので、大塚社長と社員の方たちの考え方や想いがあって成されています。「会社は社会の公器」という考え方を事業そのものと人とで体現しているのが大塚実業さんですから、健全で発展的な会社として今以上に成長・発展し、社会への影響力を発揮してもらえば、世の中がより良くなっていくと思います。

実は、私は大学で地球環境を専攻していたので、そこに関わる企業を応援したいという個人的な想いもあります。私も大塚社長においていかれないよう精進し、これからも共に歩ませていただきたい、と思っています。

谷川 宏樹 株式会社アイ・コンサルティング 取締役

<プロフィール>

谷川 宏樹
株式会社アイ・コンサルティング 取締役

<会社概要>

株式会社アイ・コンサルティング

https://www.ai-consulting.info/

設立:1989年4月
〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-37-13
電話番号 0466-42-1657

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