ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU
Lifree株式会社

https://lifree.world/

東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階

「睡眠のプロ」が語るビジネスパーソン成功の鍵が「快眠」である理由|Lifree株式会社 パフォーマンスコーチ 角谷リョウ

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
リンクをコピー
角谷リョウさん

「ビジネスパーソンにとって質の良い睡眠はもはやマナーのひとつ」と語るのは、累計6万5000人の悩めるビジネスパーソンの睡眠をサポートしてきたパフォーマンスコーチの角谷リョウさんです。

企業を中心にコーチングや講演など各所で引っ張りだこの角谷さんですが、「快眠は誰でも身につけられる“スキル”なので、ぜひ習得してほしい」という思いから、今年3月『働くあなたの快眠地図』という角谷流メソッドを詰め込んだ本を出版しました。

今回は、角谷さんのご経歴から、快眠がもたらす絶大な効果、著書に込めた思いを伺うことで、ビジネスパーソンにとっての睡眠改善の重要性をひもといていきます。

理不尽な現代社会だからこそ……「とりあえず寝て回復できるスキル」が必須

働くあなたの快眠地図表紙画像
著書『働くあなたの快眠地図』フォレスト出版

6万名以上の睡眠改善に貢献してきた睡眠のプロ・角谷さんに、昨今のビジネスパーソンを取り巻く睡眠環境から伺いたいと思います。寝不足が当たり前になっているような気がしていますが。

角谷

日本で行われた大規模な睡眠調査によると、日本で普通に働くビジネスパーソンのうち3割程度は国際的な睡眠の判断基準では「危険(要診療レベル)」だったという報告がされています。

さらにそのうちの7割は自分が危険な状態にあるということさえ気づかずに日常生活を送っています。(参考:西川1万人睡眠調査「睡眠白書2018」等)

世界的に見ても、残念ながら日本人の睡眠の質・時間はともに先進国の中でも最も低いランクです。

ちょっとした不眠や寝起きの悪さに悩まされている人を含めたらほとんどの人が問題を抱えていると言っていいでしょう。

僕の「パフォーマンスコーチ」という仕事は、その人の潜在能力を最大限に発揮できるよう、支援と指導の役割を担う人のことをいいます。

日本ではまだ珍しい肩書きかもしれませんが、海外ではすでに一般的となっています。平たく言えば、24時間満足度の高い生活を送れるように設計する人ですね。

その設計のうち、最も重要な位置を占めているのが「睡眠」です。パフォーマンスコーチとして、快眠の秘訣もですが、まずは快眠がもたらすメリットからお伝えするようにしています。

「睡眠」は、満足度の高い生活を設計するうえで最重要だと。にもかかわらず周りを見渡すと

角谷

僕は睡眠こそが幸せな人生を送るための肝だと考えているのですが、あまりに多くの人が睡眠を軽視しているような気がしていて…。

僕たちが生きる現代社会は、理不尽なことが多く、思い悩むことばかりです。そうした生活において最も重要なのは、次の日にはしっかり立ち上がって、前を向くことだと思うんです。

そのためには、どんなに辛いことがあっても、とりあえず一回寝て、回復・再生する能力を身につけないといけない。

いくらお金を稼ぐスキルを身につけても、スッキリとした気持ちで活力のみなぎる翌朝を迎えられなければ意味がありません。

睡眠が取れていないと、周りとの関係も悪くなってしまうので、僕はビジネスパーソンにとって質の良い睡眠はもはやマナーのひとつだと考えています。

幸いなことに快眠は、誰でも身につけられるスキルなので、ぜひ習得していただきたいと思って活動を続けています。

公務員から独立起業「健康経営をうたう企業から門前払いされたことも」

そもそも角谷さんは、どういった経緯で「パフォーマンスコーチ」という現在の仕事を始められたのでしょうか。

角谷

実は新卒で入ったのは神戸市役所でした。13年間公務員生活を送るなかで、僕自身の新しい着想を得るという強みをより生かせる仕事を求めて、唐突ですがパーソナルトレーナーに転職しました。

その当時は多忙なビジネスパーソンに向けて活動しているトレーナーが少なかったものの、需要を感じていたのでスタジオを立ち上げ、大阪と神戸で4店舗を運営していました。

仕事は非常に楽しく、トレーナーに依存することなく、自分自身で満足のいく成果を出すための習慣形成に成功していたのですが、ふと自分の仕事に疑問を持つことがあって。

というのも、僕が当時パーソナルレッスンを担当していた方々は1を聞いて10を知るような優秀なビジネスパーソンばかりで、とにかく健康への意識も高いので行動変容が起こるのは当たり前ではないか?と思ったんです。

角谷さんの指導力の賜物ではなく、相手の意識がそもそも高かったから行動変容が容易に実現した可能性が高い、と。

角谷

そんな時、知り合いの経営者の方から社員の健康意識の向上と行動変容のご依頼をいただきました。

これは自分の力を試す良い機会だと思って挑戦してみたところ、半年間で健康経営の認定を受けるほど意識の高い会社へと生まれ変わることに成功したんです。

今思うとビギナーズラックではあったのですが、成功したのが非常に嬉しかったですし、何よりやりがいを強く感じました。

そこで、すでに軌道に乗っていたスタジオは売却し、企業向けの仕事に全精力を注ぎ込むことを決意し、現在のLIfree株式会社の前身となる会社を立ち上げ、僕が社長に就任したんです。

ですが、当初はびっくりするくらいサービスが誰にも受け入れられなくて苦労しました(笑)。

社員の健康向上は長い目で見ればメリットも多く、需要は高そうなのに何故でしょう。

角谷

健康経営をうたっている企業も、健康診断やセミナーを定期開催するくらいで十分と考えており、意識改革や行動変容までは求めていないケースが多かったのだと思います。

メソッドの価値を伝え続けるよりも、まずは健康経営を本質的に理解してもらい、社員の健康が会社の未来をつくるという新しい価値観を醸成して多くの経営者に応援してもらうことが先決でした。

残念ながら僕はそういったことが得意ではないので、得意なサトウ未来さん(現代表取締役)に任せて、僕はメソッドの開発や向上に注力するようにしました。

そうしてできあがったのが、今のLifree株式会社なんです。

著書の挿絵画像
人生には「快眠地図」があることをこの世界の住人は誰も知らない

「自律と自立」睡眠は無料で手に入る最強の回復法

今回『働くあなたの快眠地図』を出版されましたが、経緯や想いについても伺いたいと思います。

角谷

僕が睡眠に関する講演や研修などで大事にしているのが、自分を理解して、自分で行動を変えるということです。自律と自立という2つのテーマが念頭にあります。

そうでないと、物や人に依存してしまい、いつまでたっても卒業することができません。睡眠のいいところは改善にお金がかからないことなんです。

個人の経済状態に関わらず、睡眠は平等に与えられているので、いくつかのコツを掴めば無駄なお金をかけずに自分で良い状態に持っていくことができます。

それにもかかわらず、睡眠ビジネスでは、ただでさえ問題を抱えて苦労している人たちに恐怖を与え、怯えさせることで商品を買わせる手法が様々なところで散見されています。

せっかく睡眠は無料で手に入る最強の回復法なのに、お願いだからここを食い物にしないでくれ、という切なる願いから生まれたのが『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)です。

お金をかけなくても誰でもできるメソッドをたくさん詰め込んだので、ぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

問題を抱えて苦労している人たちに、届けたいと。

角谷

頑張っているのに空回っちゃう方や、寝る間も惜しんで頑張っているのに「なんか不調だな…」とスッキリしない方に特におすすめしたいです。

僕も真面目な性格なのですごく分かるのですが、ノーテンキ社員の方が上手くいったりするととても悔しいんですよね(笑)。

「お前の仕事は俺がやっているのに!」「自分は貧乏くじばっかりだ!」という方々にぜひ読んでいただきたいです。

あとは、ちょっとした睡眠不調で病院やクリニックに行こうと思っている方にも「ちょっと待って!」とお伝えしたい。

もっと安くて本質的な解決策をご紹介しているので、まずはこの本に書いてある内容を実践することから始めてほしいです。

本の装丁やイラストなど細部まで編集者も驚くくらい予算度外しでこだわり抜いた自信作なので、長く手元に置いてもらえると嬉しいです。

actionよりwhy快眠生活への第一歩とは

角谷リョウさん

睡眠に悩む方々に向けて「快眠生活へのはじめの一歩」何から始めていけば良いのでしょうか。

角谷

実は、一歩目にしてほしいのはactionではなく、whyなんです。何故なら、何のために睡眠を改善するのかという明確な理由がないと、継続できず習慣形成ができないからです。

僕たちLifree株式会社の強みは、参加者が自分の意思で健康的な生活を選択するようになるところまで行動変容を促すことです。

アイディア力不足を感じているとか、家族との関係性が良くないとか理由は何でも大丈夫なので、なぜ快眠を手に入れたいかと、どんな自分になりたいのかをぜひじっくり考えるというのが、重要なはじめの一歩です。

角谷さんの指導を社員に受けてもらいたい!と考える経営者の方々もたくさんいると聞いています。

角谷

経営者と社員のコミュニケーションがあまり上手くいっていない会社の場合、僕たちのサービスを導入することが、社員にとって「こんなプライベートなことにまで会社が踏み込んでくるの?」という印象を与えてしまう危険性があります。

管理されている、と感じてしまうのでしょうね。会社側は「お金を払ってまで社員の健康をケアしてあげているのに!」と思っているので、すれ違いによる対立が生まれやすいんです。

上手くいっている会社は、あくまで社員目線を忘れず、社員が困っていることに対して投資するというスタンスで僕たちのサービスを導入してくださっているので、導入をご検討いただける際は参考にしていただけると良いかもしれません。

企業概要
社名  :Lifree株式会社(ライフリー)
URL   :https://lifree.world/
代表者 :代表取締役 サトウ未来/共同創業/開発 角谷リョウ
所在地 :東京都品川区北品川5-5-15大崎ブライトコア4階
事業内容:睡眠改善に関するセミナー・企業研修・コンサルティング、アスリート向け睡眠改善サポート、睡眠・健康関連の商品開発の協力

Tags

タグ