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興亜商事株式会社

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興亜商事は女子サッカーのこの上ない理解者、チームも人も育ててくれる存在|株式会社LOVELEDGEから見た興亜商事株式会社

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ラブリッジ名古屋と興亜商事
興亜商事株式会社は女子サッカーのこの上ない理解者、チームも人も育ててくれる存在

愛知県で唯一のなでしこリーグ所属クラブ「NGUラブリッジ名古屋」を運営する会社・株式会社LOVELEDGE。2021年秋に開幕する女子プロサッカーリーグWEリーグ加盟を目指すため、2021年に株式会社化しました。

興亜商事株式会社の奥村雄介社長は、株式会社LOVELEDGEに取締役として参画。マネジメントの分野においてNGUラブリッジ名古屋をバックアップするだけでなく、チームメンバーを興亜商事で雇用するなど深いかかわりがあります。同社の顧問弁護士を務め、株式会社LOVELEDGEの代表取締役でもある堀田崇社長に、興亜商事について語っていただきました。

興亜商事株式会社 代表取締役 奥村雄介様からLOVELIDGE堀田崇社長へのメッセージ

株式会社LOVELEDGE 代表取締役 弁護士 堀田崇さん

堀田社長は弊社の顧問弁護士です。女子サッカーチーム「NGUラブリッジ名古屋」の運営を担うLOVELEDGEで代表取締役を務めています。
 
堀田社長が弊社の顧問弁護士というつながりから、2019年に女子サッカー選手を弊社の社員として雇用していました。そういう経緯で、2020年12月から私もLOVELEDGEのマネジメントを一緒に行うようになりました。
 
顧問弁護士としては、いつも相談に乗っていただいて本当に心が救われます。ありがとうございます。
 
また、サッカーというスポーツ業界のマネジメントに加わるきっかけもいただき、ありがたいと思っています。今まで私が経験してこなかった分野にチャレンジをさせていただいているのですが、学ぶこと、発見、自分自身の考えを反省しなければいけないことなど、たくさんのことに気付かせていただいています。
 
素晴らしい堀田社長が育ててきたチームですので、素晴らしい選手・スタッフたちがいます。そのような人たちと一つの目標に向かってチャレンジしていく仲間に入れていただいたことに対して、本当に感謝しています。
 
堀田社長は、1部リーグ優勝ということだけではなく、さらに大きなことを考えていると思います。ぜひ、それをビジョンとしてしっかり掲げていただきたいと思います。私もそのビジョンを実現するために一緒になって奔走したいと考えていますので、よろしくお願いします。

株式会社LOVELEDGE 代表取締役 弁護士 堀田崇さん

サッカーと青年会議所がつないだご縁

-堀田さんが弁護士から、女子サッカーチームの運営に携わるようになったきっかけを教えてください。

私は学生時代からサッカーを続けていました。その後に弁護士になり、名古屋青年会議所に所属していたのですが、青年会議所の友人が、当時NPO法人だったLOVELEDGEの井上代表と引き合わせてくれたのです。女子サッカーチームでなでしこリーグを目指すにあたり、NPO法人としてのガバナンス、コンプライアンスの確立、外部交渉や選手との契約に協力してほしいということでした。私がサッカーに詳しく、かつ弁護士ということでヘルプを求められた形です。その流れで、NPO法人LOVELEDGEの理事長もお引き受けすることになりました。

-そこからどのような流れで興亜商事と「NGUラブリッジ名古屋」のご縁が生まれたのでしょうか。

もともと、奥村社長とは何度かお会いしたことがあり、面識がありました。

ご縁が深まったのは5年前のことです。興亜商事の顧問弁護士の方が、弁護士を引退されることになったタイミングで、私に顧問弁護士の打診をいただいたのです。これを機に互いに相談をしあうようになったことが、現在のLOVELEDGEの運営体制の礎になったとも言えます。

選手の雇用を快く引き受けてくださった興亜商事への感謝

-興亜商事では、「NGUラブリッジ名古屋」の選手を雇用されているそうですね。

「NGUラブリッジ名古屋」の選手の雇用について奥村さんにご相談したのは3年前のことです。選手たちは、午前中は練習、午後は会社で働くといった形で就労しています。午前中の練習を業務扱いにして、フルタイム勤務と同じ待遇にしてもらっているのです。

当時は「なでしこリーグ」の3部で知名度もないし、選手の雇用先として協力いただける企業は決して多くありませんでした。

それを奥村さんに相談すると、非常に関心を持っていただき「じゃあうちでも雇用させていただきますよ」と応援いただけることになったのです。

こうして、私自身が興亜商事の顧問弁護士をさせていただくだけでなく、選手まで雇用いただけることになりました。それが伊藤選手です。彼女は、興亜商事に社会人としても育てられたと思います。

これを契機に、クラブにまつわる様々な相談もお話しするようになり、興亜商事と「NGUラブリッジ名古屋」のつながりは一層深まりました。

現在では伊藤選手に続いて、市川選手・牧原選手と、計3名の選手を受け入れていただいて、本当に感謝しております。

NGUラブリッジ名古屋」兼興亜商事社員の3名

-奥村社長は、株式会社LOVELEDGEの取締役にも就任されていますね。

「NGUラブリッジ名古屋」がWEリーグを目指すため、クラブとしてもっと大きく、強くなるために運営団体をNPO法人から株式会社に変更することが2020年に決まりました。しかし、私はこれまで「弁護士」としての経験しかありません。正直なところ、私に「企業経営」ができるのかと不安でした。そこで奥村さんに相談したところ「手伝いますよ」と快諾いただき、取締役として株式会社としての収益化や、パートナーの獲得、グッズ販売などにおいて力を貸していただけることになったのです。

奥村さんは「堀田さん、私がバックアップするのでぜひ社長をやってください」と背中を押してくれました。

、株式会社LOVELEDGEの代表取締役でもある堀田崇社長

日本の女子サッカー界が抱える問題の解決を目指したい

-女子サッカー界が抱える問題に対し、どのようにとらえていらっしゃいますか?

2021年9月には、日本初の女子プロリーグ「WEリーグ」が開幕します。昨年まで「なでしこリーグ」1部に所属していたクラブの多くは「WEリーグ」に参入するので、「なでしこリーグ」自体も3部制を廃止して再編されました。プロリーグが生まれることで、女子サッカーが盛り上がることを大いに期待しているわけですが、女子サッカーの問題は選手の普及、育成です。

女子サッカーは、小学生のうちは男子と一緒にプレイするのですが、中学生になると男子とフィジカルな面で差がついてしまうので、プレイする場所がなくなります。

そのため、優秀な選手でも中学になるとサッカーをやめる方がとても多いのです。そこで「NGUラブリッジ名古屋」はその受け皿になって、アカデミー(下部組織)にも優秀な指導者や練習環境を提供して選手を育てています。

次の問題は、U15で育てた選手たちが、高校サッカーに憧れて県外の優秀な高校に出て行ってしまうことです。実は、クラブチームが参戦するサッカー協会のリーグ戦より高体連の方が圧倒的に多く試合を開催しています。それがU18年代の空洞化につながる原因でもあったのですが、試合環境はどんどん整備されてきました。実力があれば、U18年代でもトップチームに昇格し「なでしこリーグ」でプレイできる環境にあるのが当クラブの強みです。

この機に当チームでもU18も本格的に始動させる決断をしました。「NGUラブリッジ名古屋アカデミー」では、「トップチームでの出場」及び「なでしこジャパンに選ばれる」ことを目標に、日々の活動を行っています。

-将来を見据えての活動で、難しいと感じられることはありますか?

目下の一番の問題点は練習会場が少ないことです。アカデミーは、学校が終わってから練習になるので、どこのチームも使いたい時間帯が被ってしまます。
アカデミーでは、高校生・中学生の「スターチス」、中学生・小学生の「アスター」という構成になっていますが、2つカテゴリーがある分、練習会場も複数必要です

自由に使えるグラウンドを確保することが、現在の最優先事項と言えるでしょう。

奥村さんにアドバイスをいただきつつ、企業や学校にお願いをしているところです。

興亜商事株式会社の奥村社長はこの上もない理解者

-「地域の女子サッカーを盛り上げよう」と取り組む堀田社長のなかで、奥村社長はどんな存在ですか?

奥村さんは、本当に私の良き理解者です。

私の「想い」や「やりたいこと」、そのために「考えていること」を汲んだアドバイスをしていただいています。もちろん、私が興亜商事の顧問弁護士なので、信用いただいている部分も大きいと思いますが、なによりも、私の考えを理解していただけるという面がとても嬉しいです。

私も多くの非営利団体などの組織運営を行う中で、理想と現実がかみ合わなかったり、意見調整で苦しんだりしたこともあります。ですが、株式会社という営利組織においては、代表の想いを実現できる環境を作らなくてはいけません。奥村さんは「堀田さんがやりたいことを実現するために私はここにいます」というスタンスでいてくださいます。

私にとって本当にありがたい存在です。

ラブリッジ名古屋の女子サッカーの試合の様子

(画像提供:株式会社LOVELEDGE)

-興亜商事に対して、これからさらに期待することがあればお聞かせください。

いま手掛けている障害者の方の就労支援やカンボジアのごみ処理をはじめ、興亜商事の事業は、とても社会的な意義があることばかりだと思います。ぜひ、さらなる成果を期待しています。チームの選手たちも、奥村さんによって人間的に大きく鍛えられて成長していっています。人に対する教育を今後も期待したいです。

-最後に、「NGUラブリッジ名古屋」が将来目指す姿について教えてください。

私は、「NGUラブリッジ名古屋」を日本一であり、かつ世界にも通用するようなチームに育て上げたいと考えています。

それは、単に「強い」という意味ではありません。他のどこにもないような、自然な形で地域の方に愛される、そんなチームです。企業のバックボーンがなくても、チーム単体として存在できる一つの成功モデルを作りたいと考えています。

奥村さんには、私の想いを実現するために今後も助けていただきたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社LOVELEDGE代表取締役:弁護士 堀田 崇

〈プロフィール〉

堀田 崇

株式会社LOVELEDGE代表

弁護士。将来的な「WEリーグ」参戦を見据え、NPO法人LOVELEDGEが株式会社に移管するにあたり、NPO法人理事長から株式会社社長に就任。

LOVELEDGE(ラブリッジ)は愛知を意味する造語。(愛LOVE 知KNOWLEDGE)であり、ブリッジ(橋)には「県民、関連官庁・業界・団体等多くの皆さんとつながりを持っていきたい」という願い、LEDGE(岩壁)には「強固な団結力を持つ団体でありたい」という願いが込められている。

【企業概要】

株式会社LOVELEDGE

http://loveledge.jp/

1995年:名古屋グランパスジュニアレディースとしてジュニアチームとして発足
2021年2月1日:株式会社LOVELEDGE設立

代表取締役:弁護士 堀田 崇

事業内容:NGUラブリッジ名古屋の運営

 

興亜商事株式会社(2022年4月11日、「アスノワ」に社名変更予定)

https://earthnowa.com/

代表者:奥村雄介

設立:1952年4月11日

所在地:愛知県

興亜商事株式会社 奥村雄介|アスノワのSDGsへの取り組み
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