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新宿の違法メンズエステ「煩悩寺」摘発で、煩悩リーマンの下半身事情はどう変わる?

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新宿新地のサイト
新宿新地のサイトより

東京・新宿のマンション一室を売春場所として提供したとして、警視庁はメンズエステ店「煩悩寺」経営の笠原涼太容疑者ら4人を売春防止法違反の疑いで逮捕した。同店はこれまでに約8000万円を売り上げたとみられている。

 

「現代のちょんの間」化していた実態

表向きは「洗練されたアロマオイルトリートメント」を掲げるメンズエステだったが、その実態は違法風俗そのもの。かつて「新宿新地」の名で営業していた同店は、関西の遊郭街を彷彿とさせる「修行コース 15分1万円」という異色の短時間設定で回転率を上げていた。ネット上の体験談によれば、「現役セクシー女優」の看板を掲げ、施術とは名ばかりの過激な性的サービスが横行する無法地帯となっていたようだ。

警視庁は4人の認否を明かしていないが、女性従業員の証言などから、裏には違法スカウトグループが介在していた可能性も浮上している。

 

「敵は煩悩寺にあり」ガサ入れで呆気なく炎上

「15分1万円の修行」と称してスケベ心まる出しの男たちから8000万円もの莫大な売上を吸い上げていた同店。だが、肥大化しすぎた煩悩は隠しきれず、最後は警察の手によって強制“開帳”させられる羽目となった。欲望の炎を燃やし続けた現代の珍寺は、文字通り「警察の変」によってあっけなく落城したのである。

「タイパの優れたお店が…」煩悩リーマンたちの悲痛な叫び

 

この摘発に頭を抱えているのが、日々の仕事に追われつつ短時間で解脱を求めていたサラリーマンたちだ。ネット上の風俗掲示板やSNSでは、今回の落城を嘆く切実な声が相次いでいる。

「仕事帰りにサクッと短時間で現役女優と遊べるなんて、タイパもコスパも最強だったのに……。これから俺たちはどこで煩悩を捨てればいいんだ」 「最近のメンエスは高額化して2万〜3万円が当たり前。1万円で確実に抜ける『最後の砦』が消えて、もう小遣いじゃ遊べなくなった」

限られた時間とお小遣いの中で戦うリーマンにとって、15分1万円という「お手軽な駆け込み寺」は唯一無二の癒やしスポットだっただけに、失った代償は大きい。

 

「捕まるまでが1セット」関係者が明かす狂気の算盤勘定

だが、警察の完勝に思える今回の摘発も、業界の裏事情に詳しいアングラ関係者はこう冷ややかに語る。

「摘発? 正直痛くも痒くもないですよ。初犯なら逮捕されてもどうせ執行猶予。実刑リスクが低いのに、警察が動くまでの短期間で8000万円も稼げるならお釣りが来ます。名義貸しの『雇われ店長』をトカゲのしっぽ切りにすれば、オーナーに捜査が及ぶことはまずない。つまり『逮捕されるところまでが最初から織り込み済みのビジネスモデル』なんです」

 

相次ぐ摘発と警察の「売防法」本気モード

これまで施術の提供という建前でグレーゾーンを泳いできたマンション型メンズエステ。しかし近年、歌舞伎町の「SPARAKU」をはじめとする大型チェーンの摘発が相次ぎ、警察当局は風営法違反にとどまらず、より重い罰則を科せる「売春防止法」を投入して包囲網を狭めている。今回の過激な短時間型店舗の摘発も、その延長線上にある。

今回の摘発は、ネットで集客して露骨な違法営業を行うバブル型メンエスが曲がり角に来ていることを証明した。しかし、男たちの欲望と巨額の金が蠢く限り、闇ビジネスが消えることはない。

今後は店名とダミー店長をコロコロ変える使い捨て店舗の無限ループに突入するか、Telegramなどを駆使した「超アングラ・完全潜伏型」へと風俗が新たな変態を遂げるだけだ。警察と欲望のいたちごっこは、より巧妙で底知れぬ暗闇へと足を踏み入れつつある。

 

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寒天 かんたろう

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ライター歴26年。月刊誌記者を経て独立。企業経営者取材や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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