
YouTuberヒカルの恋人で、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』出身の加藤神楽が、2026年10月31日に公開されたヒカルの動画で、父親からの暴力と児童養護施設での生活について語った。5月の動画でも施設で育ったことに触れていたが、今回は両親の離婚や児童相談所による保護の経緯、1人で子育てをしていた時期の経験を詳しく明かした。
父親からの暴力で保護、中学から児童養護施設へ
加藤によると、幼稚園のころに両親が離婚し、その後は父親に引き取られて暮らしていた。父親との生活について「暴力はすごいあって」と話し、児童相談所の職員が訪れ、保護されたと説明した。中学からは児童養護施設で生活したという。
母親との関係を尋ねられると、仲がよい面もある一方、嫌いだと感じる面もあると話した。ヒカルが親を全面的には信用できないのかと確かめると、加藤は「誰のことも信用できないかも」と答えた。
父親からの虐待や施設生活については、5月29日に公開されたヒカルの35歳の誕生日動画でも言及している。加藤はヒカルに宛てた手紙を読み上げ、施設で仲間外れにされたり、転校先でいじめを受けたりして、居場所がなかった経験を語っていた。
離婚の際に母へ連絡、育児の悩みも自分で
加藤は2005年生まれの21歳で、2025年3月に息子を出産した。ヒカルは2026年4月に加藤との交際を公表。現在はヒカルと加藤、息子に加藤の妹も加わり、同じ家で暮らしている。
ヒカルと出会う前の育児について、加藤は、悩みを自分で解決しなければならないことが多く、気持ちを理解してもらえないと感じていたと振り返った。妹に対しても、頼りすぎるのはよくないと考えていたという。
離婚して1人で息子を育てることになったときには、仕事に出なければならない一方、すぐに子どもを預けることもできなかった。その際、まず連絡したのが母親だった。しかし、「今すぐ行けない」「3カ月後なら行ける」と言われたという。母親にも事情があると受け止めつつ、加藤は「すごくそれは心に来ちゃった」と当時の思いを明かした。
会話では、子どもを産んだ母親が遊びに出かけることへの批判にも話が及んだ。加藤は、そうしたコメントを実際に目にして、自分が外出を望むのはよくないのかと感じることもあったと話した。一方で、母親になっても女性であることに変わりはないとして、デートにも出かけたいと伝えている。
ヒカルは、加藤が仕事と子育てを両立し、妹と助け合って暮らしていたことに触れた。現在は子どもを預けて外出できる環境があるとし、加藤が子育て以外の時間を持つことにも理解を示した。
久々に誘われた食事に涙、ヒカルに伝えた本音
この日は息子を妹らに預け、寿司店へ出かけた。子どもを伴わずに食事をする時間について、加藤は自分にとって特別な機会だと答えた。料理を味わう中で、「るんるんとこれて泣けてきた」と目を潤ませた。「るんるん」は、加藤がヒカルを呼ぶ際の愛称である。
終盤には、美術館や食事の予定はこれまで自分から提案してきたと説明。「2人で食べに行こうって言われたのが久々で」「舞い上がっちゃった」と、ヒカルから誘われたことへの喜びを伝えた。
自分から誘うと、ヒカルが本当は家で過ごしたくても、加藤を悲しませないために応じているのではないかと気にしていたという。ヒカルがこれからは自分から誘うと話すと、加藤はまた泣きそうになると返した。
ヒカルは会話の中で、加藤の周囲には自分の従業員や友人が多く、加藤にとっては「アウェイの環境」だと述べた。息子には周囲からの支えがある一方、加藤自身を誰が支えるのかを考え、自分が味方になることが関係を続けるうえで大切だという考えを示した。
金銭面の支えについては、自身にとってお金を払うことは努力には当たらないと説明。時間を使うことや思いやりを持つことを大切にしたいと話し、加藤に「俺が味方やから大丈夫やで」と伝えた。
児童養護施設の入所児童、7割超に虐待経験
児童養護施設は、保護者がいない子どもや、虐待など家庭の事情で養護が必要な子どもを受け入れる施設だ。こども家庭庁の「児童養護施設入所児童等調査」によると、2023年2月1日時点の入所児童は全国で2万3043人。このうち虐待を受けた経験がある子どもは71.7%で、2018年2月1日の前回調査の65.6%を上回った。
また、入所時に両親またはひとり親がいた子どもは95.4%を占めた。



