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三好美羽選手 中国総体動画で他選手配慮呼びかけ 10代アスリートプライバシー議論拡大

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三好美羽選手
三好美羽選手 Xより
広島県福山市出身の高校2年生陸上短距離選手・三好美羽さんが2026年7月3日、中国総体関連のレース動画をSNSや動画共有サイトに投稿するファンに対し、他選手へのモザイク処理やぼかし処理を求める動画を公開した。
過去にも地区大会などで同様の呼びかけを行っており SNS上で支持と疑問の声が交錯している。
 

三好美羽選手の経歴と競技記録

三好美羽選手は2009年11月9日生まれの16歳。広島県福山市出身で 福山暁の星女子高等学校2年に在籍する。
小学3年生から陸上競技を始め、短距離を中心に活躍してきた。中学3年時の2024年7月 全日本中学生通信陸上競技広島県大会の女子100メートル決勝で11.57秒(追い風2.0メートル)をマークし、従来の日本中学記録11.61秒を14年ぶりに更新した。この記録はU18日本歴代上位にも位置づけられる。
その他 60メートルで7.42秒 100メートルハードルで13.92秒を記録。
高校進学後も怪我を乗り越え、2026年6月の中国高校選手権では100メートルで11.96秒の2位に入り インターハイ出場権を獲得した。
チームFAST所属で レース映像を自らSNSに投稿するなど積極的な発信活動も行っている。
メディアではテレ東スポーツの密着番組などで取り上げられ、実力と明るいキャラクターで人気を集めている。

 

今回と過去のお願い動画

2026年7月3日に公開された動画では、三好選手本人がカメラに向かい、「日頃より応援いただきありがとうございます」と前置きした上で YouTubeなどへの中国総体動画投稿者に対し要請を行った。
内容は「私以外の選手にはモザイクやぼかしをかけて再投稿または対応が難しければ削除して下さい。名前もフルネームになっていてこちらにも問い合わせが来ています。今後の大会でも他選手へのご配慮をお願いいたします」というものだ。
同様の呼びかけは過去にも行われており、2026年4月30日には地区大会関連で 2025年5月には別の大会でほぼ同じ趣旨の動画を公開している。
これらの動画はいずれも三好選手本人が撮影・編集したもので レース映像とともに直接的なメッセージを伝える形式が特徴となっている。
選手本人が自ら対応を取る背景には、自身の人気上昇に伴うファン動画の増加と他選手への影響を懸念する姿勢があるとみられる。

 

同年代の人気10代陸上アスリートたち

三好美羽選手と同年代の10代女子陸上選手には 短距離を中心に複数の有望株が存在する。
吉永優衣選手(長崎日大3年)は100メートルで11.54秒を記録し、高校トップクラスの実力を発揮。
薬師寺愛葉選手(京都光華2年)や遠山あん選手(伊奈総合3年)なども高校総体やインターハイで上位争いを繰り広げている。
三好惺子選手(野田学園)は100メートルと走幅跳で活躍し、中国総体でも三好選手と競う場面が見られた。
中長距離ではドルーリー朱瑛里選手(2007年生まれ 津山高3年)が1500メートルなどでU20アジア選手権金メダルを獲得し、2026年からは米ワシントン大学への進学が決まっている。
ダイヤモンドアスリートに認定されるなど国際的な注目を集める存在だ。
これらの選手たちは実力に加え、SNS発信やメディア露出を通じて人気を高めており、10代アスリート全体の注目度を押し上げている。

 

SNS上の反応と今後の課題

三好選手の呼びかけ動画に対し、SNSでは「他選手への配慮は当然」「応援のマナーを考えるきっかけになる」といった支持の声が多数寄せられた。
一方で「選手本人が動画で対応せざるを得ない状況が負担」「自身の動画では他選手にモザイクをかけていない点との整合性はどうか」といった疑問や批判も見られた。
過去の呼びかけ時にも同様の議論が起きている。専門家や関係者の間では、高校生アスリートの肖像権保護とファンによる動画共有のバランスが課題として指摘されている。
大会運営側による撮影ルールの明確化や教育プログラムの強化が求められる可能性がある。
三好選手の対応は、10代アスリートが自ら発信する時代における新しい課題を示す事例として注目されている。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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