
5月26日、Xで「100日後に正体を明かす超人気グラドル」を名乗るアカウントが”正体解禁”を発表した。購入者から「1万円ドブ」「騙された」との被害報告が相次ぎ、X上で炎上している。
過激投稿で釣って有料へ誘導
当該アカウントは、「100日後に正体を明かす超人気グラドル」を名乗り、カウントダウン投稿を続けた。投稿内では「Jカップ」「FKかも」など実在のグラビアアイドルを強く匂わせながら、「ヌ●ド」「マッパ公開」など過激なコンテンツの公開を匂わせ、フォロワーの期待値を継続的に高めていった。
解禁当日、「正体解禁⚠️ 本当にFKだったんだと思う人も」との文面とともに「リプ欄から正体を見てください」と投稿。続けて無料note(記念映像)のリンクを公開し、「全員に無料配布」と告知した。noteに誘導する投稿は379万ビューを超えている。
しかし実態は異なった。無料noteはFantiaへの誘導用ティザー映像にすぎず、フルコンテンツは9,800円・先着100人・期間限定という高額有料ページに設定されていた。
これを受けて、”正体公開”投稿には即座に「有料情報が欠落している」とのコミュニティノートが追加された。
購入者から「期待外れ」の暴露が続出
Fantiaを購入したユーザーの一人は「正体は無名グラドルだった」「体型・内容が風吹ケイと全く違う」「ヌードですらない」と暴露投稿。数時間で1,700いいね・42万ビュー超に拡散した。
正体ではないかと噂された当事者である風吹ケイは暴露投稿に直接返信し、「スッキリした」と感謝を表明。「自分ではない」ことを本人が公式に確認した形となった。
解禁後、「100日後に正体を明かす超人気グラドル」はXのバイオを「FKです。特設ブログで正体を明かしました。」とし、特設ブログとしてFantiaのリンクをプロフィールに掲載。5月27日6:30時点で追加の説明投稿はない。
「釣り→有料導線」の典型手口
本件はX上で近年増加している有料コンテンツ誘導の典的型な例といえる。
手口の流れは以下の通りだ。
- ①匿名での匂わせ投稿でフォロワーを集める
- ②カウントダウンなどで期待値を爆上げ
- ③解禁日に無料ティザーを公開
- ④Fantia・有料noteなど高額有料サービスに誘導
「先着限定」「期間限定」など焦らせる仕掛けと、Xのアルゴリズムが煽り投稿を拡散しやすい構造が、被害を広げやすい背景にある。タレント、アダルト系をはじめ、情報商材系クリエイターにも同様の手口が広がっている。
Xで話題になったからといって、その情報が正確であるとは限らない。「無料で期待させ、有料で回収する」手口はプラットフォームを問わず横行しており、今後も警戒が必要だ。



