
脱退発表の詳細と本人のコメント
大平祥生は27日、本人名義の声明を発表した。活動休止からの報告遅れを冒頭で謝罪し、「約半年の間、自分なりにこれからの人生について深く考え、事務所とも話し合いを重ねてまいりました。その結果、JO1としての活動を終了することといたしました」と経緯を説明した。声明では「私自身の至らなさや未熟さから、JAMの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを、深く反省しております」と自己責任を強調。メンバーやスタッフ、関係者への謝罪も繰り返し、「これからは別の道を歩むことになりますが、これまでの経験を大切にし、感謝を忘れず、歩んでいきたいと思います」と前向きに締めくくった。
最後に「JO1とJAMの皆さまに会えたことは一生の宝物です。メンバーも、JAMの皆さまも、大好きです。本当に、本当にありがとうございました」とファンへの愛情を述べた。事務所は同日、公式サイトで契約終了を正式に報告。大平はオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から約6年半、JO1の一員として活動してきた。脱退後は個人としての道を模索するとみられる。
活動休止の経緯 二股交際報道が発端
大平祥生の活動休止は2025年10月15日に発表された。週刊文春の報道により、一般女性との真剣交際中に同じ事務所の後輩グループME:Iの飯田栞月(SHIZUKU、当時20)と二股交際していたことが明らかになった。報道によると、大平は仕事先で知り合った一般女性Aさんと長期間交際していたが、SHIZUKUとも関係を持ち、手紙の発見をきっかけにトラブルが表面化した。
Aさんへの解決金提案や口外禁止の誓約書送付などの対応も問題視され、事務所は「弊社の規定に反する事案が発覚」「ファンの期待に反する重大な行為」と判断し、猛省を促して活動休止を決定した。SHIZUKUも同日活動休止となり、後にME:Iを脱退した。この事案は鶴房汐恩の賭博問題に続くJO1のトラブルとして、事務所の管理体制も批判を招いた。大平は休止中、イベント不参加やドーム公演の9人体制などが続き、復帰の兆しは見えなかった。
ファン反応の二極化 悲しみと現実派の声
脱退発表後、ファン(JAM)の反応は明確に二極化している。XなどのSNSでは、祥生推しを中心に「ただただ悲しい」「寂しい」「応援してきた日々が宝物」との惜別の声が相次いだ。オーディション時代からのファンからは「頑張りを見てきたからこそ残念」「これからも見守る」との擁護も目立つ。
一方で、他メンバー推しや現実派からは「規則違反の結果として当然」「SHIZUKU脱退時に決着すべきだった」「9人で前に進める」との意見が強い。特に海外ファンでは「やっと前進できる」と歓迎ムードが広がっている。事務所の報告遅れを批判する声も混ざり、コメント欄で意見が衝突する場面も見られた。全体として「複雑な気持ち」「お疲れ様とありがとう」が共通のベースとなっている。
JO1の今後 9人体制で新章へ
大平祥生の脱退により、JO1はデビュー時11人から鶴房汐恩に続く2人目の脱退者を出した。現在の体制は9人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)となる。グループはすでに東阪ドーム公演を9人で実施しており、2026年の北米ツアーなども継続予定。
新体制での楽曲制作やライブ活動に注力するとみられる。事務所は管理体制の強化を進め、第3のボーイズグループオーディションも進行中だ。残るメンバーの結束を強め、グローバル展開を加速させる方針とみられる。
アイドル業界への影響と課題
今回の脱退は、JO1だけでなくLAPONE全体のイメージに影響を与えた。社内恋愛や二股問題が相次いだことで、アイドルマネジメントの教育体制見直しが業界全体で議論されている。
大平の今後の活動については、ソロ音楽、舞台、配信など多角的な可能性が指摘されるが、過去のイメージを払拭できるかが鍵となる。JAMの多くは「残る9人を応援する」と前を向き始めており、JO1の新章がどのような成果を生むか注目される。



