
2026年10月12日、YouTuber・ディパルルのXアカウントから家族による報告が投稿された。
内容は「この度、ディパルルが永眠致しました」との一文から始まり、連絡が遅れたことへのお詫び、チャンネルを閉鎖せず残す方針、これまでの応援への感謝が記されていた。
登録者約6万4000人を抱えていた日常系vlogの配信者が突然の知らせを受け、X上では衝撃と追悼の声が広がった。
低音ボイスで日常を語った活動の軌跡
ディパルルは自ら「声が低い」と紹介し、食事、恋愛、休日の過ごし方を淡々と語るスタイルでYouTubeに投稿していた。
チャンネルは2024年頃から本格化し、登録者は6万人を超えていた。
動画では一人で食べるアイスケーキや健康的な食事への取り組み、マッチングアプリでのドタキャンや失恋体験などをユーモアを交えて話しており、「友達に話しているみたい」「声が落ち着く」といった視聴者の反応が多かった。
Xでは「25歳独身女の休日の過ごし方」と記した投稿もあり、食を中心とした生活やアイドル好きを明かしていた。
noteではより長めの個人的な記事を公開し、日常の些細な出来事や恋愛の心情を綴っていた。
10月1日の投稿と家族による永眠報告
10月1日頃、ディパルル本人が「死ぬ決心がやっとつきました」「みんなごめんなさい」「死ぬしか選択肢ないし」「もう一人で泣く夜も無くなると思うと楽になるな」といった内容の投稿を複数公開していた。
特定の相手への「世界でいちばん愛してた」「裏切られてわからなくなってしまった」というメッセージや、町田のクレープなど再び食べたい食べ物を挙げた投稿も含まれ、ファンから強い心配の声が寄せられていた。
約11日後の10月12日、家族がアカウントから永眠を報告。
連絡の遅れを詫び、チャンネルは閉鎖せず残す方針を明言した。
また個人を特定できる投稿については家族の判断で削除し、個人に対する指摘を控えるよう呼びかけている。
YouTubeにも同様の報告が投稿され、「人は2回死ぬ」という表現で記憶に残してほしいとの思いが記されていた。
死因の詳細は公表されていない。
ファンの衝撃と追悼の広がり
報告が広がると「動画のおかげで笑えた日があった」「友達と他愛もない話をしているみたいで元気をもらっていた」「不器用ながら頑張る姿が好きだった」といった感謝の声が相次いだ。
一方で「本当に亡くなったのか信じられない」「毎日心配してXを見ていた」「少し時間を空けたら戻ってきてくれるかと思っていた」という驚きや否定的な反応も見られた。
10月1日の投稿を受けて心配していた層からは特に強い衝撃が伝わり、一部では交際相手との関係を指摘する憶測もあったが、家族が個人への言及を控えるよう求めたこともあり、「ゆっくり休んでほしい」「天国でもアイスを1日2つ食べてね」といった追悼の言葉が中心となった。
登録者数が6万人を超えていただけに、影響の大きさがうかがえる。
日本の配信者における類似事例
日本では過去にもYouTuberやニコ生配信者が死去した事例があり、うごくちゃんのように所属事務所が逝去を発表しつつ死因を公表せず関係者への誹謗中傷を控えるよう呼びかけたケースや、ニコ生主の鮫島氏のように関係者の証言で自殺が伝えられたものの公式確認がなく家族がプライバシーを重視したとされる事例が知られている。
ディパルルの場合も10月1日の投稿が公開されていたため、人間関係のトラブルが背景にあるとの見方があるが、確定情報は限定的だ。
オンラインで日常を共有する活動が精神的負担につながる可能性が指摘されており、プラットフォームや視聴者側にも憶測を控え当事者の意向を尊重する姿勢が求められている。
ディパルルのチャンネルは今後も視聴可能とされており、過去の動画を通じてその声と語り口に触れられる。
家族の報告から間もない現在も、静かな追悼の声が続いている。



