
ヒカキン(HIKAKIN)が10月12日、肺炎で入院していたことを自身のYouTubeチャンネル「HikakinTV」で明かした。高熱を押してゲーム大会に出場し、終了後は朝まで動画編集。本人が悔やむ判断を、動画「肺炎で入院してました」で告白した。
山田涼介とのCRカップ 39度台でも毎日7時間
始まりは、娘のインフルエンザA型だった。マスクや手洗いを徹底していたものの、看病するうちにヒカキンと妻にも感染。娘と妻は早く回復したが、ヒカキンは娘から約3日遅れて発熱した。
体調の異変を感じて早めに受診し、処方された薬も飲んでいた。それでも熱が上がり、ゲーム「Apex Legends」の大会「CRカップ」と重なった。
Crazy Raccoonが主催した第11回大会は、10月1〜3日に練習試合、4日に本番を開催。20チーム60人が参加し、ヒカキンはHey! Say! JUMPの山田涼介、cheekyと「レオチキングTV」を組んで出場した。
「絶対に穴を開けたくなかった」。チームに迷惑をかけたくないうえ、自宅から参加するオンライン大会だったことも、出場を続ける判断につながった。熱は39〜40度で推移し、解熱剤を飲んでも39度台。それでも椅子に座り、1日約7時間、ゲームに向かったという。
熱が下がっても休まず編集 睡眠はわずか2時間
大会終盤、体温が38度台まで下がると、ヒカキンはこのまま治りそうだと考えた。夜遅くに終わった大会は、見事優勝。ところが、ここで休むどころか、そのまま動画編集に取りかかった。
作業は朝まで続き、睡眠は約2時間。本人は「それがとどめでした」と振り返った。
今なら薬を飲んですぐに寝る、と自分の判断を悔やみ、仕事関係者に心配や迷惑をかけたことも謝罪した。
発熱5日目に40.3度 病院6カ所に電話しても受診できず
発熱から5日目の夜、今度は息が苦しくなった。体温を測ると40.3度。この期間で最も高い数字だった。
さすがにおかしいと感じ、Googleで「インフルエンザ 5日目 40.3度」と検索。表示されたGeminiの回答は肺炎などの合併症の可能性を挙げ、速やかな受診を促していたという。「結果的にAIに1つ助けられた感じはしますね」と、病院へ行く決断につながったことを明かした。
時刻は深夜0時過ぎ。近所の夜間対応の病院へ電話したが、5カ所続けて受診は難しいとの返答だった。6カ所目も受け入れはできなかったものの、症状を聞いた医師は救急車を呼んでもよいと伝えた。
それでもヒカキンは、立てるし歩けるのに救急車を呼んでよいのかとためらった。苦しさが増し、受診できる病院も見つからず、ようやく救急車を要請した。
血中酸素は約92%、肺に影 検査後その場で入院
救急隊が指先で測った血中酸素飽和度(SpO2)は約92%。日本呼吸器学会が示す健康な人の標準値、96〜99%を下回っていた。
搬送先でCTとレントゲンを撮ると肺に影が見つかり、肺炎と診断された。その場で入院が決まり、点滴などの治療を受けると、1日足らずで熱が下がっていったという。
動画は退院直後に撮影された。公開時期については、固定コメントで、解熱後の期間を経て仕事に復帰してから公開したと説明している。
「無理してもいいことなんて1つもありません。僕が証明しました」。ヒカキンは、熱が下がらないなどの異変を感じたら早めに受診するよう呼びかけた。



