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VTuberかなえ先生が界隈外から大炎上!格ゲー「スト6」17歳のスポンサー募集で大人たちがドッタンバッタン

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格ゲー「スト6」17歳選手によるスポンサー募集に端を発し、スポンサーやゲームの操作方法をめぐって格ゲー界隈の大人たちが議論や炎上を重ねる場外乱闘が勃発。

おじさんたちの老害ムーブがさらなる議論や失笑を呼ぶ中、なぜか最も炎上したのは「かなえ先生」。元少年院法務教官で、事件やネット炎上を解説するVTuberだ。格闘ゲーム関係者との応酬で批判を浴びた挙句、格ゲー関係者からの謝罪を拒んだ約3時間後に、自らも謝罪。古参プレイヤーの冗談に反発し、謝罪後も公開で説明を迫った対応は、過去の衣装類似騒動や著作権論争への不信まで呼び覚ました。

 

17歳プレイヤーのスポンサー募集が発端

9月21日、『ストリートファイター6』(スト6)の高校生プレイヤー、海底撈月(はいていらおゆえ)がスポンサーを募集した。

海底撈月は、必殺技などの入力を簡単にした「モダン」操作で、ザンギエフを使う17歳の選手だ。大会実績を添えて支援を募り、翌日には遠征の交通費や宿泊費など、希望する支援内容も資料にまとめた。

この資料作りを助言したのが、かなえ先生だった。22日未明、実績や目標に加え、スポンサーになる側の利点を示すよう提案。ただし、17歳の時点ですべてを備える必要はないという趣旨も添えていた。

同日午前には、若手支援に携わるMyzz(ミズ)が、子どもが夢を語ったときに、支援者へのメリットの説明を求める社会を「窮屈すぎる」と評した。

海底撈月は助言を受けて資料を公開し、かなえ先生に感謝を伝えた。一方、かなえ先生もMyzzの意見を受け、17歳への伝え方を振り返っている。

 

巻き起こる格ゲー論、議論を茶化す関係者――さまざまな角度から盛り上がるおじさんたち

22日夕方、eスポーツチームの運営に携わる忍野ぺぺ(おしの・ぺぺ)が、選手を評価する側としての考えを投稿した。

忍野はモダンのザンギエフの強さを認めつつ、従来型の「クラシック」操作や、次の作品でも通用する基礎力に言及。海底撈月が使うモダンという操作方式と、その将来性をどう評価するかという主旨を語った。

直後、大会映像の制作などにも携わる古参プレイヤーの石井プロ(いしい・ぷろ)が

「誰か俺にもスポンサードしてくんねえかな。お米とか下さい。」と投稿した。

これに忍野は、「アピールポイントとあなたをスポンサードするメリットはなんですか?」とリプ。

石井プロは「窮屈なこと言うのやめて下さい!」と応酬。

界隈で話題となっていたスポンサー論が、大人同士の冗談のやりとりに使われた格好だ。

翌23日には、プロゲーミングチーム「RIDDLE ORDER」所属の高木(たかぎ)が、忍野の選手評価の投稿を引用し、「基礎力?だまれジジィ」と反発した。

若者のスポンサー募集をめぐる議論は、モダンで結果を出す選手への評価も争点になっていった。

 

かなえ先生はスポンサーとして選手に米を送っていた!

かなえ先生には、すでに支援する選手がいた。

『スト6』の大会に出場するNoble(ノーブル)だ。7月にスポンサー契約を締結。

9月16日にはNobleが、かなえ先生から届いたパックご飯やカップ麺などの写真を公開していた。

 

かなえ先生、お気持ち(不快感)を表明

9月25日午前4時30分、かなえ先生はXで石井プロと忍野を名指しし、不快感を表明。視聴者から問い合わせが届いているとして、配信で取り上げる意向も示した。

同日午後の説明では、石井プロと忍野による前述の応酬に加え、忍野が22日夜に投稿した注意喚起にも言及。忍野は、甘い言葉で支援を申し出る人物への警戒を呼びかけ、「大抵詐欺師か、それに近いナニカ」という表現を使っていた。

この投稿にかなえ先生の名前はないが、かなえ先生は、一連の流れから自分に向けられたものと受け止めたと説明した。

 

石井プロによる謝罪投稿

26日午前11時18分、石井プロが公開謝罪した。海底撈月と高木には直接謝罪したと報告し、自虐的な冗談だったと説明した。

 

かなえ先生、石井プロの謝罪を拒否した上で「録画取得済み」と追撃

ところが、かなえ先生は、自分の返信を待たずに謝罪文が公表されたことに異議を唱えた。

午後0時5分には、こう表明した。

「申し訳ないですが謝罪は受け取れないです」

さらに午後0時11分、「録画取得済み」と記し、石井プロの配信発言を持ち出して、考えが変わったのかと詰問。

謝罪後もSNSで説明を迫る対応に、反発が集まることになった。

 

風向きが変わり、かなえ先生も謝罪

午後2時50分、今度はかなえ先生自身が謝罪した。石井プロの活動名の「プロ」は、競技プロ選手としての肩書ではないにも関わらず、競技プロ選手だと誤認していたこと、発信が無関係な第三者に及ぼす影響への配慮が足りなかったことを認めた。

謝罪の公表に反応した理由については、双方の認識確認が済んでいるように受け取られることを懸念したと説明。謝罪を要求したわけではないとも記した。

また、スポンサーとして後に続く人が萎縮することを防ぎたかった一方、自分の発信が逆に萎縮を招く可能性を認め、今後の言及を控えるとした。

相手の発言や謝罪の出し方を厳しく問いながら、自分にも確認不足があった。その落差が、発信者としての姿勢への批判につながった。

 

かなえ先生の過去にも注目が集まる

かなえ先生はこれまで、2024年の小学館不買への反論をはじめ、2026年には京都の男児事件をめぐる憶測や中傷、辺野古事故後の抗議団体の対応、港区「女体シャンパンタワー」騒動の当事者の釈明などを強く批判してきた。

言葉が他人の仕事や信用を傷つける怖さを訴えてきた本人が、今回は自分の発信の影響を謝罪する立場になった。今回の反発には、肩書の勘違いへの批判だけでなく、他者に向ける厳しさを自分にも向けているのか、という不信が表れている。

一方、かなえ先生自身の対応が批判された例も複数ある。2024年7月には、公開した衣装イラストが『刀剣乱舞ONLINE』の登場人物に似ていると指摘され、確認不足などを謝罪。以前からそのキャラクターを知っていた点も批判され、本人は発表時には存在を失念していたと説明した。配信で名前を正確に言えなかったことも謝罪している。

同年11月には、VTuberの姿や声のコピーへの対応をめぐる議論で、相手が描いたウマ娘のファンアートを引用。無許可の二次創作には違法となる可能性があるという一般論を述べた。相手が公式ガイドラインを守っていると反論すると、その絵を著作権侵害だと指摘したわけではないと説明した。具体的な作品を引用した、この応酬への批判も今回再燃している。

2025年には、かなえ先生自身もデマによって共演や仕事の機会を失ったと訴えた。弁護士を通じた話し合いで謝罪を受けたと報告している。

海底撈月のスポンサー騒動の現在地

騒動の拡大を経て27日朝、高木が12月末まで海底撈月をサポートすることを発表。

石井プロも高木とのツーショット写真を投稿した。

忍野も改めて謝罪文を投稿した。

本人をよそにおじさんたちが大いに騒いだ今回の騒動。「老害」と呼ばれても仕方ない立ち回りを見せた者もいたようだが、ともあれ、17歳プレイヤーの将来はひとまず開かれたようだ。格ゲーの世界、強ければ周りは放っておかないはず。若いチャレンジを応援したい。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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