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MリーグKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波選手が契約解除・退団。元女流雀士A子との不倫で活動自粛

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渋川難波 Xアカウント
画像:渋川難波氏 X

プロ麻雀リーグ「Mリーグ」に激震が走った。8日、KADOKAWAサクラナイツは公式Xを通じて、所属する渋川難波選手との選手契約を同日付で解除したと発表した。

近年、クリーンな頭脳スポーツとしての認知を広げ、多くのファンを獲得してきたMリーグにおいて、トップクラスの人気と実力を誇る選手が不祥事によって表舞台から姿を消す事態は、関係者およびファンに計り知れない衝撃を与えている。

 

サクラナイツ公式からの契約解除発表と森井巧監督の苦渋の決断

KADOKAWAサクラナイツの公式Xアカウントは、8日午前10時、「渋川難波選手の契約解除に関するご報告」と題した文書を公開した。同チームの森井巧監督名義で出された声明によると、「先般お伝えいたしました、渋川難波選手に関する一部報道につきまして、慎重に協議を重ねてまいりました。その結果、報道された内容および事態の影響を鑑み、契約継続が困難であると判断し、本日付で渋川選手との選手契約を解除いたしました」としている。

渋川選手は卓越した雀力と、解説者としても定評のある明るい発信力でチームを牽引してきた功労者の一人である。声明のなかでも「多くの貢献をしてくれました」とその功績を認めつつ、「それだけに、このような形でチームを離れる結果となったことは非常に残念」と記されており、苦渋の決断であったことが窺える。スポンサー企業を背負い、チームとして活動する以上、社会的な信用を失墜させる行為に対しては厳格な処断を下さざるを得なかったという、コンプライアンス重視の現代スポーツビジネスにおける当然かつ厳しい現実がそこにはある。

 

渋川難波本人の謝罪と活動自粛、Mトーナメント辞退の経緯

チームからの発表を受け、渋川難波選手本人も自身のXアカウントを更新した。「すべては私の招いた事態の結果であり、この決定を厳粛に受け止めております」と綴り、当面の間の麻雀プロとしての活動および個人活動の自粛、さらに出場が予定されていた「Mトーナメント」の辞退を表明した。

事の波紋が広がり始めたのは、遡ること数日前の6月5日のことである。渋川選手は自身のXにて、近日中に週刊誌にて自身に関する報道がなされる予定であることを明かし、その内容に含まれる自身の「著しく自覚を欠いた不適切な行動」を事実と認めて謝罪していた。同時にKADOKAWAサクラナイツへ退団を申し入れていることも公表していた。

さらにその際、自身の家族との話し合いの結果についても赤裸々に明かしている。妻に対して多大なる苦痛とショックを与えたことを懺悔した上で、妻から「今回は離婚をしないでおく、ただし次はない、今後の償いの行動を見させてもらう」と告げられたことを報告し、「本当に感謝しかありません」と記していた。私生活における重大な過ちが、プロフェッショナルとしてのキャリアを断ち切る決定打となった経緯が、本人の口から生々しく語られていたのである。

 

ファンの間に広がる落胆と、問われる「プロの品格」

この一連の騒動に対し、SNS上ではファンの間に深い悲しみと厳しい意見が交錯している。

X上のあるユーザーの投稿によると、「馬鹿だよ本当に。VTuberとの絡みだったり、神域リーグでのコーチとかさ、ほかの麻雀しかできない奴等と違っていっぱい多方面で活躍してたのに。綺麗な奥さんいてさ、子供も生まれてさ。なのにサクラナイツで優勝すること無く終わんのかよ」と、多岐にわたるジャンルで麻雀界の裾野を広げてきた彼の才能を惜しみつつ、それらを自らの手でふいにしてしまったことへの強い怒りと落胆を露わにしている。

また、別のユーザーからは「不倫くらいでとか未だに擁護してる人おるけど、継続したとして対局中は誹謗中傷のコメントが溢れる。他のスポーツとは違い男女混合の為、風紀的に見ても厳しく女性との接触が多く、会話してるだけで心配の声がでる。ABEMA TV、スポンサーを考慮し、総合的に見てもリスクが圧倒的にデカイ」という冷静な指摘も上がっている。

家族円満で子煩悩なキャラクターとして親しまれていた側面があったからこそ、その裏切り行為に対する世間の風当たりは強い。Mリーグを牽引する渋谷ABEMASの多井隆晴選手に次ぐほどに活動の幅を広げていた存在であっただけに、その反動は極めて大きいと言わざるを得ない。

 

麻雀界の未来と、失われた信頼の回復に向けて

かつて「ギャンブル」「アンダーグラウンド」といった負のイメージがつきまとっていた麻雀を、知的なマインドスポーツへと昇華させ、老若男女が楽しめるエンターテインメントへと押し上げたのは、間違いなくMリーグという舞台と、そこで戦うプロ選手たちの弛まぬ努力である。

しかし、注目度が高まり、企業からのスポンサードを受ける「プロフェッショナル」としての地位が確立されればされるほど、選手個人に求められる倫理観や品格のハードルは高くなる。今回の渋川選手の契約解除という事態は、麻雀プロが一個の競技者であると同時に、社会的な影響力を持つ公人としての振る舞いが厳しく問われる時代に突入していることを、痛烈な形で証明した。

サクラナイツの森井巧監督をはじめとするチーム関係者が抱える心労は想像に難くない。SNS上でも「森井監督を何も言わず抱きしめたい」と、その対応に追われる陣営を気遣う声も見受けられる。

渋川選手は「今回の過ちと真正面から向き合い、時間をかけて信頼を回復していく道を歩んでほしい」というチームからの言葉を受け、茨の道を歩むことになる。一度失墜した社会的な信頼を回復することは容易ではない。麻雀界全体がこの痛ましい出来事を教訓とし、真の意味でのクリーンな競技環境と、選手一人ひとりのプロ意識の醸成をいかにして図っていくのか。Mリーグ、そして麻雀プロフェッショナルという存在そのものの真価が、今まさに問われている。

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ライター:

Sacco編集・ライター。企業に直接出向く取材が中心。扱う記事はサステナビリティ、エンタメ関係が多め。

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