
到着翌日の6月1日からメルカリを中心に50件以上の出品が確認され、価格は5000円から1万円前後で取引が進んでいる。
最後の記念品到着直後から大量出品
嵐ファンクラブ(FAMILY CLUB)から会員に送られた最後の記念品は、フォトアルバム形式の非売品。
ラストライブ翌日の6月1日頃から順次到着し、「嵐ファンクラブより大切なお届け物です」という感謝のメッセージカードが同封されている。アルバムにはライブやこれまでの活動を象徴する写真が多数収録され、メンバー5人の想いが込められた心温まる内容だ。
到着即日でフリマサイトに多数出品され、6月2日時点でメルカリだけで50件以上確認。出品者は新品未開封を強調し、保存状態の良さや「到着したばかり」をアピールする記述が目立つ。
感謝メッセージの手紙ごと出品されるケースも多く、完全なセット品として価値を高めている。
転売価格帯と取引の活況
出品価格は5000円から7000円前後が主流で、高額設定のものは7000円から1万円台に達する。
すでに複数件の取引が成立しており、需要の高いコレクター層による即買いが相次いでいる。
ヤフオクなど他のプラットフォームでも同様の動きが見られ、過去の周年記念品に比べて即時性と出品数が突出している。
転売品の写真にはアルバムの表紙や内ページの一部が公開され、ライブ関連の貴重なビジュアルが確認できるが、公式非売品のため真正性や品質に不安を指摘する声もある。
過去会員限定グッズの出品増加傾向
活動終了に伴い、過去のファンクラブ限定グッズの出品も徐々に増加している。
主な対象は20周年記念フォトフレーム(ブック型でメンバーサイン入り、写真2枚封入)、25周年ミニトートバッグや色紙、旧会員証(番号による希少性あり)、会報まとめ売りなど。
メルカリの検索結果では数百件規模の常時在庫が確認され、未開封品やレアアイテムは数千円から数万円で取引される。
背景には「FC終了で必要なくなった」「思い出整理」の動きがあり、供給が増加傾向にある。
ただし最後のフォトアルバムほどの爆発的な出品ラッシュではなく、市場は比較的安定している。
ファンから相次ぐ悲しみと強い批判
SNSでは転売に対する怒りと失望の投稿が急増。
「まだラストライブから24時間も経っていないのに転売する神経が分からない」「浅ましすぎる」「5人がファンに贈った最後の感謝を踏みにじる行為」との声が相次いでいる。
「嵐は売って欲しくて渡したんじゃない」「要らないならFC抜けたらよかった」「ファンはアイドルの鏡なのに5人に恥じない行動を」といった意見が目立つ。
一方で「個人の所有物なので自由」「事情がある人もいる」との冷静な見方も一部にあるが、ファンコミュニティの失望感と悲しみが強く、各報道でも大きく取り上げられている。
ファンクラブ終了と活動終了後の展望
嵐は2019年に活動休止を発表後、2025年5月に活動再開と2026年春終了を同時表明。
ファンクラブも2026年5月末で正式終了し、会員サイトのアーカイブ視聴は6月15日23時59分まで延長された。
ラストライブではメンバー5人が感謝の言葉を述べ、ファンへの恩返しとして記念品を用意。
最後のフォトアルバムは「直接感謝を伝える」約束の集大成だった。終了後もメンバー個別活動は続くが、グループとしてのファンクラブは幕を閉じ、転売問題は記念品の扱いを巡る議論を呼んでいる。
大切に保管するファンが大多数を占める一方、市場流通は当面続き、真正性確認が求められる状況だ。



