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株式会社K’sプランニング

https://ksplanning-fp.com/

〒541-0053 大阪市中央区本町4-2-12東芝大阪ビル8階billage OSAKA

080-2620-1502

お金の不安を解消するFP、K’Sプランニング水野圭子さんが伝えたいこと

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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K’sプランニングの特徴と理念 漠然とした不安を解消する力

K'sプランニングの水野圭子さん
K’sプランニングの水野圭子さん(提供:K’sプランニング、以下同)

「お金の不安を抱えている人に、安心を届けたい」――そう語るのは、株式会社K’sプランニングの代表取締役であり、一級ファイナンシャル技能士・CFPとして活躍する水野圭子さんだ。

同社は2017年に法人として設立される以前から、個人事業主として10年以上にわたり数多くの相談に応えてきた。

現在も累計5万人以上の人々にセミナーや個別相談を通じて金融教育を行い、企業の福利厚生にも積極的に関与している。

「ファイナンシャルプランナーという仕事は、単に資産運用や保険の提案をするだけではありません。

お金に対する漠然とした不安や疑問を、一つずつ具体的な解決策に変えていくのが私たちの使命です」と水野さんは語る。

K’sプランニングでは、証券、保険、不動産、住宅ローンといった幅広い分野に対応し、個人と企業の双方に寄り添ったサービスを提供している。

確定拠出年金から資産形成まで、企業と個人を支援

K’sプランニングのセミナーの様子
K’sプランニングのセミナーの様子

企業向けのサービスでは、特に従業員向けの確定拠出年金やライフプランセミナーが注目を集めている。

「従業員に確定拠出年金の仕組みを説明しても、難しい内容に理解が追いつかないという声をよく聞きます」と水野さんは話す。

これに対し、同社のセミナーでは、専門用語を極力避け、生活に直結する具体例を交えて説明することで、従業員が自分ごととして受け止めやすい内容に工夫しているという。

また、水野さんは個人向けの相談においても、特に「相談者に寄り添うこと」を大切にしている。

「お金のことを気軽に相談できる相手って、なかなか恵まれません。銀行や証券会社に行っても、自分の本音を話せる場とは限りませんよね。だからこそ、私は相談者にとって安心して話せる存在でありたいと思っています」と水野さんは語る。

その理念の通り、水野さんのもとには、さまざまな事情や背景を抱えた相談者が訪れ、将来への不安を解消するための具体的なアドバイスを受けている。

たとえば、ある中小企業でのセミナーでは、従業員の一人から「確定拠出年金は自分には難しい仕組みに思えて、ほとんど利用していない」という声が上がった。

その際、水野さんは「確定拠出年金は、自分の未来への投資です。少額でもスタートすることで将来の選択肢が広がります」と説明し、そのメリットを丁寧に解説。

結果として、企業全体の加入率が向上し、従業員から「老後への不安が少し軽くなった」という感謝の声が寄せられたという。

水野圭子氏の半生 独立への道と資格取得の挑戦

K’sプランニング 水野圭子さん
K’sプランニング 水野圭子さん

水野さんがファイナンシャルプランナーとして独立を果たした背景には、転機となる経験がいくつもあった。

東京都で生まれ育った水野さんは、大学卒業後に損保ジャパン(現SOMPOホールディングス)に入社。法人営業や事務企画部でキャリアを積む中、資産運用や保険に関する相談を受ける機会が増えた。

「仕事を通じて、金融知識がいかに大切かを痛感しました。特に、お客様が何を求めているのかを理解し、それに合ったアドバイスができるスキルを身につけたいと強く思いました」と水野さんは振り返る。

結婚後、転勤族の夫とともに各地を転々とする生活が始まり、「どこでもできる仕事を」という思いから独立を決意。

2001年にAFP資格を取得し、その後一級ファイナンシャル技能士やCFPを取得するまでに至った。

資格取得の過程について水野さんは、「勉強時間の確保は簡単ではありませんでしたが、自分の未来をつくるための投資だと思い、コツコツと取り組みました。

一級資格の取得は特に大変でしたが、それを乗り越えたことで自信がつきました」と語る。

辛かった瞬間とやりがいを感じる瞬間

K'sプランニングの水野氏が資産運用EXPO関西に登壇している様子
K’sプランニングの水野氏が資産運用EXPO関西に登壇している様子

これまでのキャリアの中で、水野さんが辛さを感じた瞬間について伺うと、セミナーで出会った相談者とのエピソードを挙げた。

「ある女性がセミナー後に相談に来られたのですが、離婚後の生活に追われていて、貯金もなく、将来が全く見えないとおっしゃったんです。その方の状況を見たとき、本当に何も力になれない悔しさを感じました」と話す。

相談者が抱える困難に対し、自分ができることに限りがあるという現実に直面することも多いという。

一方で、やりがいを感じる瞬間については、「相談者が希望を持つ表情に変わる瞬間が何より嬉しいです」と水野さん。

「ライフプランの相談を受けるとき、目標を明確にすると、それが実現可能だとわかり、前向きに行動される方が多いんです。自分の提案が、人生を変えるきっかけになれることが、この仕事の一番の喜びです」と語る。

金融教育の未来を切り拓く――これからの挑戦

K'sプランニングの水野圭子さんがセミナーを開催している様子

現在、K’sプランニングでは、新しい形の金融教育にも目を向けている。

「オンライン講座や動画コンテンツを通じて、これまで対面では届けられなかった層にも金融知識を広げていきたい」と水野さん。

特に、忙しい生活を送る人々が隙間時間で学べる仕組みを構築し、より多くの人に「お金の安心」を届けることを目標としているという。

「お金の知識を持つことで、自分の未来をより明確に描けるようになります。その手助けができることが、私たちの使命だと感じています」と水野さん。

K’sプランニングは、個人や企業に「お金の安心」を届けるだけでなく、金融教育の未来を切り拓く存在としてさらなる発展を目指している。

すべての人に“お金の安心”を――未来を切り拓く金融プランニング

「お金に関する知識や計画は、決して難しいものではありません。それを正しく学び、活用することで、人生はもっと豊かで安心感のあるものになります」と水野さんは語ります。

K’sプランニングが目指すのは、一人ひとりが「お金」に対して正しい理解を持ち、自分らしい人生を描くサポートをすること。その中で、水野さんが伝えたいのは、知識と計画が持つ力です。

「どんな状況でも、学びや準備を始めることで未来は変えられます。それを伝えるのが私たちの役割です」と水野さん。

その言葉には、これまで数多くの人々を支えてきた実績と誇り、そして未来への希望が込められていました。

漠然とした不安を抱えるすべての人にとって、K’sプランニングの存在は、人生の道しるべとなるでしょう。

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ライター:

株式会社Sacco 代表取締役。一般社団法人100年経営研究機構参与。一般社団法人SHOEHORN理事。週刊誌・月刊誌のライターを経て2015年Saccoを起業。社会的養護の自立を応援するヒーロー『くつべらマン』の2代目。 連載: 日経MJ『老舗リブランディング』、週刊エコノミスト 『SDGs最前線』、日本経済新聞電子版『長寿企業の研究』

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