
地域のステークホルダーを結ぶ「縁」の哲学 足立成和信用金庫 綾瀬支店 支店長 根岸宏一氏
戦後最大の経済危機とも言われるコロナ禍は中小零細企業の経営に甚大な影響を及ぼしています。そのような中、東京足立区の2万3千もの中小企業の強い味方であり続けるのが足立成和信用金庫です。今回は、足立成和信用金庫綾瀬支店の根岸宏一支店長から深く地域に寄り添う縁の哲学を伺いました。
戦後最大の経済危機とも言われるコロナ禍は中小零細企業の経営に甚大な影響を及ぼしています。そのような中、東京足立区の2万3千もの中小企業の強い味方であり続けるのが足立成和信用金庫です。今回は、足立成和信用金庫綾瀬支店の根岸宏一支店長から深く地域に寄り添う縁の哲学を伺いました。
「人間は不遇になった時、友情のなんたるかを知る」……。群雄割拠の戦国時代を駆け抜け、加賀百万石の大名として名をはせた武将、前田利家の言葉だ。やがて落ちぶれた時、それまで親しく接してくれていた人も、手のひらを返すように離れていってしまう。しかしそのような苦境の時に側にいてくれる者こそ、真の友である、と。 この真の友ともいえる関 […]
碧海信用金庫との付き合いも多い。ここは、滝本技研工業の企業価値を認めてくれて、さまざまな提案をしてくれる。2020年7月には、寄贈型私募債の発行(発行額:3,000万円)を単独で受託してくれた。私募債発行手数料の一部は、名古屋市立天白小学校に扇風機として寄付した。コロナ対策の換気用として用いてもらっている。資金調達と地域貢献ができて、大変ありがたいと感じている。
滝本技研工業が最も苦労しているときに手を挙げてくれたのは、岡崎信用金庫だ。かつて会社の経営状態が悪化し、どの金融機関を回っても融資を断られた中で、「うちはやりますよ」と言ってくれた。
アフターコロナの時代に企業はいかなる変化を遂げるのか。地域との結びつき、人との信頼をより強固に災害にも負けない、強くしなやかなバリュー・チェーンを築く。社会の劇的な変化に伴い組織の在り方も改める。そんな未来を先取りした金融機関がある。第一勧業信用組合理事長の新田信行氏、連携企画推進部部長の篠崎研一氏にお話を伺った。