英国バッキンガム宮殿の“血管”ともいうべき配管の延命を可能にした装置、それが日本システム企画株式会社の「NMRパイプテクター」だ。
日本国内でも建物の耐用年数が延びる一方で、建物の中を走る配管は、取り換えを余儀なくされてきた。
その配管の赤錆を黒錆に変え、劣化を防ぐだけでなく黒錆のコーティング効果で強靭化をも可能にする同装置は、通常20年ほどで交換を要する配管の大幅な延命を実現し、持続可能な資源利用に貢献してきた。
漏水を恐れずに環境負荷の小さい水冷却を導入できるため、ガス冷却に必要な発電で排出されるCO2削減にも寄与している。まさに、自然エネルギーが推進される時代にこそ必要な装置だ。
さらには、同装置の人体への応用が「日本の最大の課題である少子高齢化社会に活力を取り戻す特効薬になる可能性もある」と強調する熊野活行社長に、サステナブルな取り組みから今後の展望までを伺った。
「環境と健康に貢献できない仕事はしない。」理念に込めた社会貢献への決意
熊野
当社は「環境イノベーション企業」という自負があります。創業以来、環境と健康に役立つ事業を展開してきました。
主要製品は、NMRパイプテクター(以下「パイプテクター」)。
配管内の赤錆を防止し、配管を延命させる装置です。この装置は、さまざまな側面で環境問題の解決策となり、配管のみならず血管の延命で日本の最大の課題である、少子高齢化社会に活力を取り戻す特効薬になる可能性もあります。
当社が創業したのは、日本がバブル真っ只中にあった1988年。当時は東京の地価も株価も異常に高騰し、モノづくりを本業とする企業が不動産を売ったり、食品卸問屋が宝石を売ったり、小売店がサラ金のような事業に走ったりと、とんでもない時代でした。
多くの企業が本業を投げうち、「儲かればいい」という雰囲気が漂っていました。最大の関心が「利益をどう出すか」という一点に偏ってしまい、節度がなくなっていたのです。
そんな時代に当社を創業した私は、「このままでは日本はおかしくなる。事業そのものが社会貢献であるべきだ」と感じていました。
確かに企業は利益を出して社員とその家族を幸せにし、税金を支払っていく責務がありますが、利益を出すことだけが事業になってしまっては意味がありません。
ですから、私は「環境と健康以外の仕事はしない」と心に決めて事業を始めました。現政権の岸田政権が、成果の社会への分配を促す「新しい資本主義」を掲げていますが、当社はすでに35年前から、社会貢献型の資本主義を目指して事業展開してきたのです。
当社の社是には、一番に「環境と健康に役立つ商品を提供し、社会に貢献する」と掲げています。
また、株式会社では通常、株主が最優先となりますが、当社では「社員、家族、社会の幸福を実現する為、常に成長を続ける」としています。
そして、「事業を通じて国際親善・友好を促進し、国際社会の繁栄に貢献する」。3項目全てにおいて、社会貢献を謳っています。
日本社会が節度を失ってしまった時代において、社会貢献を掲げた当社のような会社が成功すれば、他の企業も見習ってくれるかもしれない。日本のシステムを変えたい。「日本システム企画」という社名には、そんな想いを込めています。
「パイプテクター」とは、どのような装置なのですか?
熊野
建物には、給水管や空調管など水が巡る配管があります。その内部に付着する赤錆(あかさび)を黒錆に還元することで、配管の延命を可能にする装置です。
赤錆というのは、水に溶けて鉄を腐食していく性質を持つため、鉄でできた配管接合部やネジ山を腐食し、赤水や赤錆閉塞、漏水といったさまざまな配管問題を引き起こします。
パイプテクターは、電磁波によって水分子(H2O)の集合体を小さくし、その内側にある自由電子(水和電子e–)を水の運動で剥離放電させ、自由電子により配管内の赤錆を黒錆へと変えることができます。
黒錆の体積は赤錆と比較して1/10で、針状の固い結晶なので、赤錆閉塞が改善されます。また、黒錆は鉄の表面に緻密な皮膜を形成することで鉄を腐食から守ります。南部鉄器や中華なべなどのコーティングにも使用されているほどです。
これにより、パイプテクターは赤錆による腐食を防げるだけでなく、黒錆で配管自体を強化しながら更新することができるのです。
熊野
国内では2020年までで累計4200棟以上のマンション、ホテル、病院・介護施設、学校、商業施設などへの導入実績があり、海外でもイギリスのバッキンガム宮殿、スコットランド王立銀行、ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジなどに導入されています。
バッキンガム宮殿の配管を延命させた技術が人体に及ぼす驚きの実験結果
海外の伝統的な建造物の配管延命にも貢献してこられたのですね。パイプテクターの薬理利用の可能性についてもお聞かせください。
熊野
建物は配管で劣化し、人体は血管で劣化しますが、どちらも共通するのは酸化です。酸化を止めれば劣化を防げるわけで、劣化を止める方法自体は同じです。当社は30年近くにわたってパイプテクターで配管の劣化を止めてきましたので、これを応用することができます。
実際に実験を重ねてきて、人体への良い影響がいろいろと分かってきました。例えば、パイプテクターを10分間装着した被験者9人全員の血中活性酸素値が低下したという実験結果が出ています。
この結果は、2010年にデンマークのコペンハーゲンで開催された「第19回世界臨床薬理学学会」で発表しました。人体に非接触、つまり投薬などをすることなく活性酸素値を下げることに成功したのは、世界初でした。
過剰な活性酸素は、老化や生活習慣病の原因になるといわれていますね。
熊野
人間は空気中から酸素を取り入れて血液で体全体に送りますが、取り入れた酸素の一部が制御を失って酸化ストレスが蓄積します。制御を失って過剰に発生した活性酸素が、人体の劣化の一因になるのです。
活性酸素が増えて酸化ストレスが蓄積すると、老化や動脈硬化、高血圧、肥満、不眠症、骨折や脳卒中などの疾病を引き起こします。
ですから、活性酸素の活動だけを電子の力で停止させることができれば、酸化ストレスを減少させ、人体の劣化を防ぐことができるというわけです。これに世界で初めて成功したのが、先の実験なのです。
また、2018年に京都国際会議場で開催された「WCP2018 KYOTO 第18回国際薬理学・臨床薬理学会議」では、パイプテクターが血圧を抑制するという実験結果を発表しました。
被験者を3グループに分けて、1つ目のグループにはパイプテクターと血圧計を24時間装着してもらい、2つ目のグループには磁石の入った類似装置と血圧計、3つ目のグループにはダミーの疑似装置と血圧計を同様に装着してもらって実験しました。
結果、ダミー装置は全く変化がなく、磁石装置は血圧がやや上がってしまった。パイプテクターを装着したグループだけが、全員血圧が下がったのです。活性酸素値の低減のケースと同様、こちらも、非接触で血圧を下げることに成功した世界初の研究です。
この実験では、血圧の抑制により脳にリラックス効果がもたらされることも判明しています。
脳が覚醒しているときにはβ波という脳波が出て、子守歌を聞いているときのようなリラックスした状態だとα波が出るのですが、パイプテクターをつけて脳波をとると、β波が減少してα波が増加しました。これらの実験以外にも、人体の劣化の抑制が期待できる研究結果がいろいろと集まっています。
さまざまな効果が実証されていますね。副作用も気になりますが、いかがでしょうか?
熊野
確かに、人間の場合、電気信号で記憶などを司る繊細な構造をもった「脳」がありますね。
パイプテクターは、電磁波を発生させて水の水和電子を利用することで赤錆を黒錆に変化させますから、電磁波で人体に副作用が出たりしたら困ります。そこで、私自身が実験台となり約20年前から身に着けて、長年装着した際の副作用がないことを確認しています。
環境負荷と経済性を兼ね備えた持続可能な水冷媒空調システムとは?
画期的な装置ですね。パイプテクターを開発されたこと自体がすでに社会貢献といえそうですが、持続可能な社会への貢献について詳しくお聞かせください。
熊野
ひとつは、水と太陽のエネルギーで冷房・暖房といった空調を実現できることです。家庭用のエアコンは通常、ガス冷媒を使って冷やします。しかしホテルの宴会場や駅、デパートなど、人が沢山集まる大規模な施設では、水を回して冷やすのが効率的です。
人間の体の熱容量は大きいので、それに対応した冷房を供給する必要があります。重さで考えると分かりますが、風力で羽を回すよりも水で回すほうが1,000倍くらいの密度があります。
水には、温められて蒸発する際に熱を奪う「蒸発潜熱」という力がって、昔の人の知恵で軒先に水をまいて涼をとる「打ち水」と同じ仕組みで冷やすことができます。
ですから、CO2が出るガス冷媒で冷やすよりも、水冷媒で冷やすほうが、省エネ効果も高いのです。ただ、水冷媒で問題になるのが、配管が劣化したときの水漏れです。
コンピューターが何台も設置されているデータセンターのような施設にとって室温上昇は大敵ですから、効率的な冷房が必須なのですが、万が一水を回す配管が錆びて水漏れが起きてしまうと、それこそ重大な故障につながります。
病院でも、MRIやCTスキャンなど、億単位の診断装置が沢山ありますが、これも全部コンピューター。ですから、皆さん水漏れを恐れて、水冷房ではなくガス冷媒を使って冷やしているのです。
この課題に対して、パイプテクターは配管の錆を止めて水漏れを防止しますから、水漏れを恐れてガス冷媒を使っている施設も水冷媒に切り替えることができます。
水を回しても水漏れが起きないのであれば、当然エネルギーを節約できる水冷媒のほうが良いですよね。
◎cokiの視点
SDGs目標7は、すべての人々に手頃で信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスの確保を目指している。
日本システム企画のパイプテクターは、配管の劣化を防ぎ、水漏れの懸念を払拭することで、水冷媒による空調システムの利用を促進する。打ち水の原理と同様、水の蒸発潜熱を利用した冷房の仕組みであるため、誰もが安心して持続可能なエネルギーにアクセスすることを可能にしている。
SDGs目標13は、気候変動とその影響に立ち向かうための緊急対策をとることを目指している。気候変動の要因のひとつに、ガス冷媒を使った空調から排出されるフロン類やCO2が挙げられる。
よって、ガス冷媒から水冷媒への切り替えは、気候変動のひとつの解決策となり得る。低コストで配管の劣化を防ぐパイプテクターは、ガス冷媒から水冷媒への切り替えの障壁になっている水漏れの懸念を払拭し、水冷媒への切り替えを後押しできる装置といえる。同社の取り組みは持続可能なエネルギーへの切り替えを促進し、気候変動に対する課題解決に貢献する取り組みといえる。
現状は、大規模施設でもガス冷媒を使った冷暖房を使っている建物が多いのですか?
熊野
まだまだ沢山あります。配管を取り換える工事も、環境汚染につながってしまいます。
まず、新しい配管をつくるエネルギーが要りますね。例えば、空調管でも給水管でも、鉄1tを作るのに原油0.8tが必要です。効率の悪い製鉄所だと、1tの原油を使うところもあります。そして、鉄1tを作るのに、2.4tのCO2が排出されます。
また、配管は鉄と塩化ビニルの2層で構成されているのですが、古い配管から再利用できるのは鉄の部分だけです。再利用するために熱処理して塩化ビニルを外すとき、何が発生するかというと、人体に有害なダイオキシンが発生します。
建築廃材から出るダイオキシンが問題になることがありますが、鉄を回収する際に燃やした塩化ビニルが原因のひとつになっています。
19世紀は石炭、20世紀は石油を大量に使ってCO2を大量に排出してきたために、地球の平均温度が上昇してきました。そこでようやく、「21世紀は再生可能エネルギーで賄いましょう」ということが、世界的な潮流になってきました。
ところで、環境負荷について話し合った最初の国際会議における合意事項が京都議定書だということは、ご存知でしょうか?
これはあまり日本では知られていないのですが、当時日本は世界でも有数のエネルギー消費国でした。京都で開催されたのは、国際社会から「エネルギーの無駄遣いをやめろ」というプレッシャーの意味があったのです。
どんな無駄遣いをしていたかというと、建物のスクラップ&ビルド。全国の大学、病院、ほとんどの建造物の耐用年数は20年で、壊しては建て替えるということを20年ごとに繰り返してきたのです。
セメントを作るのにも鉄を作るのにも石油を使いますし、建物の材料はエネルギーでできているようなものです。
それを20年で全部壊して新しく立てていたのですから、築100年、200年の建物も珍しくない英国のような国から見ると、「なぜそんなことをするのだ?」ということになるわけです。
なぜ20年のスパンで建て替えが行われていたかというと、建設業が日本で最大の産業だったためです。
京都議定書を経て、日本でも建物の耐用年数が30年、40年と伸びてきましたが、それでも十分でないということで開催されたのが、洞爺湖サミットです。
今度は、罰則規定まで設けられました。こうして国際社会から度重なる圧力をかけられた日本はようやく、50年、中には100年もつ建物を設計しようという流れになってきたのですね。
ところが問題は、建物は50年、100年もつようになっても、配管は変わっていないという点です。
確かに20~25年で配管を取り換えて使うことは可能ですが、一番身近なマンションの例を挙げると、100世帯のマンションで給水管を一回取り換えるのに、一世帯あたり約100万円の負担金が要ることになります。
錆びるのは配管の接合部分だけなのに全部を取り換えますから、それだけのコストがかかります。もったいないですよね。
一方、パイプテクターを使って錆を止めれば、配管も建物と同じように長期間使い続けることができます。通常であれば2、3回取り換え工事をしなくてはならない配管が、取り換え不要なうえ、使えば使うほど黒錆で強靭にコーティングされるわけです。
しかも、パイプテクターの設置にかかるコストは、100世帯のマンションで1世帯5~10万円に抑えることができます。コストを抑えつつ、配管からの水漏れの心配もなく建物を使い続けることができます。新たな配管を作る必要もありませんし、多大なエネルギーの節約にもなるのです。
◎cokiの視点
SDGs目標11は、都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にすることを目指している。日本システム企画のパイプテクターは、既存の配管を生かして配管を延命できる。
また、赤錆を黒錆に還元することで配管がコーティングされて強靭化されるため、漏水の被害や赤水による健康被害を懸念することなく、建物と配管を長期にわたり持続的に使用できることになる。
18世紀から現代に伝わる歴史的建築物・英国バッキンガム宮殿をはじめ、病院、学校、大型商業施設など、国内外の大規模建築物の持続可能性を支えている。
SDGs目標12は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目指している。
日本システム企画は、建物の耐用年数が満了するまでに数回の配管取り換え工事を要するところを、装置の設置のみで配管更新に代わる方法を開発した。
大規模工事や利用者の高額な経済的負担も回避できるうえ、撤去後の配管の再利用処理過程で発生しがちなダイオキシンの発生防止や、新たな配管を生産するのに使われる石油などの資源の節約に貢献できる。同社のパイプテクターは、責任ある消費と生産を後押ししているといえる。
“良すぎる”技術ゆえの難題。人類共通の課題解決に向けた社会変革への想い
人にも地球にも優しい配管更新に代わる方法が、今後より広がっていくといいですね。最後に、今後の課題と展望についてお聞かせください。
熊野
やはり一番の課題は、普及の壁があることですね。利益が至上命題のようになっている経済では、パイプテクターはおかしな言い方かもしれないけど、“良すぎる”。
配管の劣化が止まると交換が不要になりますね。そうすると、これまで配管の交換で利益を出してきた方々にとっては、都合が良くないわけです。
ネット上でも誹謗中傷する情報が多数出回っていたのですが、大学の先生方をはじめ我々を応援してくれる方々もおられて、「誹謗中傷の内容は誤り」と証言してくださいました。
裁判所からも誹謗中傷を削除する命令が出るなどして、ようやく収まってきました。日本ではまだまだ、持続可能な社会をつくっていこうという動きより、既得権を守ろうとする力のほうが強く働くようなところがありますね。
パイプテクターは、日本の少子高齢化問題を改善できる可能性をもつ装置でもありますが、これもやはり、医療機器や健康器具として販売しようとすると高い壁が立ちはだかります。
パイプテクターで人体の劣化を抑制すれば、60歳くらいでリタイアしていた人たちがあと20年は働けます。その人たちは年金受給者ではなくむしろ納税者になるわけだから、日本に活力を取り戻す一番の決め手になるはずなんですけどね。
日本の財政事情も改善するでしょうし、これまで年金に充てていた財源を、未来を担う世代に投資することもできます。
そんな可能性のある装置なのだから、販売が難しければ無料で皆に配りたいくらいです。現実にはそういうわけにいかないけれど、それくらいの気持ちで、日本の課題を解決したいと思っています。
そうそう、先ほどパイプテクターを装着したときの副作用はないと言いましたが、人体に使うときに注意したほうがいいことが2つありました。
ひとつは、同級生と話が合わなくなってしまうこと(笑)。体がそれほど劣化しないから、歩き方も活力も全然違う。
不思議と人生観も異なってきて、いわば同級生が手漕ぎボートのように後ろだけを見て漕いでいるときに、私は前だけを見てモーターボートで走るような人生を続けているようなもの。
彼らが過去の思い出に生きている一方で、私はやりたいことがまだまだある。人生観が全く違ってきてしまいました。
それから、パスポートで問題があったんです。モンゴルの入国管理でまず「年齢がおかしい」と。
そして、「9年前の写真より若返っている。本人じゃないだろう」と、30分くらい押し問答になりました。仕方がないから、「いい加減にしてくれ。世界で初めて、歳をくわない技術を開発したんだ!」って言い返しましたけどね(笑)。
イギリスでも「年齢と写真が本人に一致しない」と疑われましてね。なので、人体にパイプテクターを使うときには、本人確認のトラブルを覚悟して使わないといけませんね!
私は来年で社会人生活50年になります。あと10年もすればまさに60年社会に貢献してきたことになる。あと10年、十分に可能でしょうね。まずは自分から、活力ある日本を体現していきます。
エネルギッシュな熊野社長のお話を伺って、元気をいただきました。本日はありがとうございました。
◎企業概要
・会社名:日本システム企画
・本社所在地:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-21-12
・電話番号/FAX: 03-3377-1106 / 03-3377-2214
・代表取締役社長:熊野活行
・設立:1988年6月13日
◎プロフィール
熊野活行(くまの・かつゆき)
1949年、東京都出身。1972年、東京理科大学工学部工業化学科卒業後、大日本印刷株式会社入社。1988年、日本システム企画株式会社と日本ヘルス食品株式会社(現日本ヘルスケア株式会社)を設立し代表取締役社長に就任、現在に至る。日本モンゴル友好交流協会と日本ミャンマー友好交流協会の両会長を務める。
◎執筆者名 宮原 絵梨奈