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株式会社茂呂製作所

https://moross.co.jp/

〒407-0001 山梨県韮崎市藤井町駒井3169

0551-23-3366

大企業からの転身で夢を叶えた生産管理部長 嶋田克枝さんが語る茂呂製作所とSDGsへの取り組み

ステークホルダーVOICE 社員・家族
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世界最先端のロボット製造業のライン製作から、あらゆるメーカーの機械修理・メンテナンスまで手がける株式会社茂呂製作所。グローバル企業から山梨県内の中小メーカーまで、世界のモノづくりを支える当社が最も大切にするステークホルダーが「社員」です。
今回は、生産管理部長 嶋田克枝さんに「茂呂製作所とはどのような会社か」についてお話を伺い、SDGsの取り組み状況をレポートします。

株式会社茂呂製作所 代表取締役社長 茂呂哲也さんから嶋田さんへのメッセージ

――茂呂社長から、嶋田さんに次のようなメッセージを伺っています。

嶋田克枝さんへ

「私は嶋田さんが入社した時のことを鮮烈に覚えてます。面接の時に志望動機を聞いたら『先々どうなるかわからない世の中です。何があっても人の世話にならず自立できるようにしておきたい。普通の事務職のような、毎日のルーティーンをこなすだけの仕事ではなく、毎日やりがいや達成感を感じられるこの会社を選びました。』と。「自立したい」という強い気持ちに感銘を受けて入社してもらいました。最初は事務員が欠員していたので事務をお願いしていましたが、今は技術者の一員としてバリバリ頑張ってくれています。男の子 3 人を立派に育て上げて、2021 年春には双子のお子さんも学校を卒業するそうです。10日間くらい休暇を取ってリゾートでゆっくり身体を休めてもいいよ、と伝えているのですが、『休みはいらない、身体がおかしくなっちゃうから』と。嶋田さんにはここで働けて良かった、幸せだったと言ってもらえる人生を過ごしてもらいたいですね」

――前回、茂呂社長にお話を伺った際、嶋田さんは強い気持ちを持って入社されたとお聞きしました。現在、茂呂製作所でその夢は叶っているでしょうか?
「はい(笑)。入社して12年目になりますが、入社時の面接でお話した通り、現在は自立して家も購入でき、3人の子供たちも全員社会人になりました。茂呂製作所に入って、私の夢はすべて叶えることができました」

――素晴らしいですね!入社されたときは事務員をされていたと伺っていますが現在はどのようなお仕事をされているのですか?
「前職は事務職で、茂呂製作所に入社後もデスクワークだけの勤務を行ってきました。昨年の7月くらいから加工課で納期管理に関わるようになり、現場にも出るようになりました。茂呂製作所は『納期最短日本一』を掲げていますが、品質とスケジュールのバランスをとるために解決すべき課題があり、その課題を解決してほしいとのことで、私にできることならという事でスタートしました。ただ現場に関しての知識は0からのスタートでしたので、勉強をしながら進めています。今年の2月から生産管理部長として、加工に強い方に協力いただきながら納期に注力しています」

――現場に出られるようになり、やはり苦労されましたか?
「はい、やはり大変ですね。図面の読み方や加工の方法に関してもこれでいいのかな?と勉強しながら手探りで進めています。納期を管理するにしても、技術的な面での改善案を出すことができず、申し訳ない気持ちもあります。技術に長けた方に協力を仰ぎながら、私は納期管理などを中心に、ズレや遅れが生じてしまったときは、しっかりと補填を行うようにしてきました」

――チームワークで課題解決に取り組んでいらっしゃるのですね。では嶋田さんにとって茂呂製作所とはどのような存在ですか?
「茂呂製作所は、私にとっては、まさに生活の糧、生活の中心です。この会社がなければ子どもたちを育てられませんでしたし、それだけでなく、私自身を大きく成長させてくれる会社だと思っています。
私は前職で大企業に勤めていましたので、ひとつ仕事、言われたことをしていればよかった。でも当社に入社して、ゼロから仕事をつくりだしていく大切さを教えていただきました。どのようにすれば自分はこの会社の役に立つのか、どのように成長してくべきかを、すごく考えるようになったんです。常に環境は変わりますし、若手もどんどん入社してきます。自分が「今」すべきことは何かを真剣に考えて行動しなければなりません。プライベートでは子供も成長して巣立ちました。私は自分の人生をどのように生きるべきか、会社の中では若手にどのように自分の背中を見せられるかが今の私の課題です。責任、立ち振る舞いが重視されますので、この年齢になってもまだまだ多くを学ばせていただいています。」

茂呂製作所は、成長ができる場所

――茂呂製作所のいいところを教えてください。
「とにかく成長させてくれるところです。私だけでなく、社員全員にとってそうだと思います。「この仕事だけやればいい」という会社ではなく、周りを見て皆でやっていかなければいけない。社員全員がそういった意識で勉強していかなければ前に進めない環境ですので、おのずと成長できるんですね」

――未来の茂呂製作所をどうしていきたいですか?
「実はこの会社って、いい技術者がたくさん集まっているんですよ。もっと大きな仕事でもできるし、「できないことはないんじゃないか」と思うほどなので、さらに可能性を広げていきたいです!今では若手が増えてきたので、彼らの持っているものを活かして、活力ある会社にしていきたいですね。若手の社員たちはSNSが得意なので、茂呂製作所の持つ技術をSNSなどを活用してもっと世界に広めていきたいです」

――それでは、あえて茂呂製作所により良くなってほしい部分はありますか?
「そうですね、より明るく皆が支え合え、協力できるようにしていきたいです。部署の垣根を越えて、誰かが困っていれば皆で声かけをして助けたり、1人に仕事が集中してしまっていたら、それを皆で共有して進めていこう、という雰囲気がもっと自然に生まれてくれば、さらに良くなると思います」

――茂呂製作所を一言で表していただけますか?
「そうですね(笑)、一言でいうと『一番自分を出せる会社』です。常に止まらず、自分で考えて行動しなければいけない会社ですので、とにかく活力がもらえます。私は事務職としてしか働いてきませんでしたが、この会社でさまざまな経験をさせていただき成長することが出来ました。本当に感謝しかないですね。人生ある限り一生勉強なんだと思わせてくれた会社です。これからも会社とともに頑張っていきたいです」

――しっかり茂呂代表にお伝えしますね。お忙しい中、ありがとうございました。

茂呂製作所の茂呂哲也社長の語るステークホルダーへの思い
株式会社茂呂製作所の記事はこちらからも読むことができます!

 

株式会社茂呂製作所のSDGsへの取り組み状況

株式会社茂呂製作所は、製造業界向け総合サービス業として自動化・機械修理・治具製造・部品製造・各種工事の事業活動が地球環境へ影響を与えていることを社員一人ひとりが認識し、環境保全に努めると共にSDGsの継続的な改善に取り組んでいます。

株式会社茂呂製作所のホームページ「環境方針とSDGsの取り組みについて」において、同社は以下のように宣言しています。

SDGs8:働きがいも経済成長も

まずは「日本一楽しい、成⻑し続けられる会社」を目指します。
そして挑戦できる会社=遣り甲斐の多い会社であり続けます。

株式会社茂呂製作所は、SDGsの達成に向けて、現場の社員一人ひとりが取り組んでいます。

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ライター:

東京都出身の音楽家。こちらはライターとしての世を忍ぶ仮のペンネーム。平易な言葉で情緒的な文章を書く。対象の思いを汲み取り、寄り添うことを重視。少年期より難病を持ち、弱者への眼差しが裏テーマ。自分の頭や心を使って、形のない美しさや優しさを世の中にひとつずつ増やしたい。書きもののほか、BGM、テーマソング、賑やかし、癒やしなど、音楽全般も承り〼。

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