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動画配信者ニンポー逮捕 「うそじゃないよ」がうそだった 公社に苦情電話1日約30件

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「うそじゃないよ」と念を押した説明が、うそだったと認めた。動画配信者「ニンポー」こと千代豊和容疑者(46)が10月16日、千葉県住宅供給公社への業務妨害の疑いで千葉西署に逮捕された。県営住宅の防犯カメラを巡る虚偽の配信で、公社には視聴者から苦情電話が殺到。住宅管理側が警察に相談する事態に発展していた。

 

撤去指示に憤慨、「取り外す必要がなくなりました」

千葉日報によると、千代容疑者は住んでいる県営住宅の自宅玄関に防犯カメラを設置していた。本人が警察に説明した設置理由は、玄関の鍵穴に接着剤を詰められる被害を受けたというものだ。

ところが、公社からカメラの撤去を指示されると憤慨。9月30日から10月1日ごろにかけ、配信サイトで次のように語ったという。

「防犯カメラを取り外す必要がなくなりました。うそじゃないよ」

撤去を求められていたはずが、配信では撤去不要の説明に変わっていた。だが、設置の許可は下りていなかったという。

 

防犯カメラ批判に強気の反発、Xで「緊急配信」を告知

この時期の本人のXには、自治会や防犯カメラを話題にした配信の告知が残っている。

10月1日には、自治会との話し合いの結果について、これからKickで話すと投稿。翌2日午後2時54分には、カメラを批判する相手に向け、さらに強い言葉を発していた。

「このあとkickで緊急配信。僕の家の防犯カメラにケチつけてるやつらへ。」

 

公社に1日平均約30件、「迷惑配信者の対応に困っている」

一方、視聴者から公社へ寄せられた苦情電話は、業務に支障を及ぼしていたという。

警察は、千代容疑者の配信を見た視聴者から苦情電話が寄せられ、10月1日から13日まで、公社の従業員がその対応を余儀なくされたとみている。電話は1日平均約30件に上っていたという。

千代容疑者の逮捕容疑は、虚偽の内容を配信し、こうした苦情電話への対応を生じさせて公社の業務を妨げたというもの。公社は千葉西署に「県営住宅に住む迷惑配信者の対応に困っている」と相談していた。

県営住宅は、県が公営住宅法に基づき、国の補助を受けて建設した賃貸住宅だ。その管理を公社が代行している。千葉県の公式案内では、入居申込みのほか、家賃の減免、各種申請・届出、収入申告、模様替え、退去、修繕などの窓口として案内されている。

また、県は住宅の模様替えや増築などについて、事前に公社へ問い合わせ、必要な承認を受ける手続きを示している。住宅の保全や団地の美観のため厳格な基準があり、退去時に原状に戻すことを条件に許可するとしている。防犯対策として玄関に補助錠を取り付ける場合にも承認手続きを設けており、住戸の設備変更には管理側との調整が伴う。

 

ニンポーとは何者か 複数サイトで配信、Kickに1万人超

千代容疑者は「ニンポー」などの名義で活動するインターネット配信業の男だ。

以前はニコニコ生放送で活動しており、2024年2月には、同サイトを離れて約1カ月が経過し、ふわっちやツイキャスで配信していると本人がXで説明していた。複数のライブ配信サービスを活動の場としてきた人物である。

現在の配信先の一つがKickだ。「ninpo20」のアカウントを使い、紹介欄には「ニンポーの配信です」と記載。10月16日夜に確認したフォロワー表示は「10.4K」で、約1万400人となっていた。

XのプロフィールからもKickとふわっちへ誘導しており、日々の投稿で配信を告知。逮捕前日の15日にも、Kickでの配信を予告していた。

 

「うそをついたことは間違いない」妨害意図は否定

配信では撤去不要と言い切った千代容疑者だが、取り調べでは、公社から許可を得たという説明が虚偽だったことを認めている。一方で、業務妨害の意図については否定した。

千葉西署によると、供述は次の通りだという。

「業務妨害をするつもりはなかったが、防犯カメラ設置の許可が下りていないのに許可が下りたとうそをついたことは間違いない」

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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