
東大卒を全面に押し出した男性2人組YouTuber「東京大学恋愛学部」が、大物YouTuber・ヒカル(34)を標的にした冷笑動画を連発したことで波紋が広がっている。
学生時代の恋愛を「彼女いなかったのでは」と推測し嘲笑する内容に対し、ヒカル本人がXで直接反応。「この東大の肩書で活動してる2人が俺のことを馬鹿にしてきてるけど、他の東大生のまともな人たちに失礼やからやめたほうがいい」と指摘した。
東京大学恋愛学部とはどんなYouTuberコンビか
東京大学恋愛学部は、実際の東京大学とは無関係のYouTube・TikTok・Instagramを中心に活動する東大卒男性2人組だ。メインはいちごとあおいで、東大卒の視点から恋愛事情や人気芸能人・YouTuberの動画を「独断と偏見」で分析するバラエティ企画を展開している。
YouTubeチャンネルは登録者約3万人規模、動画本数600超え。Instagram約5.6万人フォロワーで毎日21時頃に投稿を続けている。コンセプトは「東大卒の2人が話題の動画を冷笑的に斬る」。
デートドッキリ、人生グラフ、恋愛リアリティ番組分析などが主力コンテンツで、「女慣れしてない東大生」キャラを自虐的に活用。コラボ実績としてかの(カノックスター)やデコピンなどと共演し、オフイベントも開催した経験がある。
一方で本物の東大生コミュニティからは「学歴をエンタメに悪用するのは他の真面目な東大生に失礼」との困惑の声が根強く存在する。
ヒカル関連動画連発で露骨なバズ狙い
彼らの知名度向上の主な手法は、大物YouTuberへの積極的な絡みだ。
特にヒカルを繰り返し標的にし、「低学歴成金YouTuberのヒカルさんへ」「ヒカルの新彼女」「ペットボトルでカッコつけるヒカル」「コケるヒカル」などのタイトルで動画を量産。
上から目線の分析スタイルが視聴者の好奇心を刺激し、InstagramリールやYouTube Shortsで数万〜数十万再生を記録するケースが目立つ。
ヒカル以外にも石丸伸二や今日好き女子、浮気OK論などを冷笑的に扱うが、ヒカル関連は反応が抜群に良い。TikTokメインアカウントが過去にBANされた経験もあり、炎上を計算したような投稿が中堅クリエイターとしての露出を増やしてきた。
しかし「大物に絡んでバズを狙う小物商売」「世間のヒカルヘイトを利用した手法」との厳しい指摘も増えている。
ヒカル Xで「他の東大生に失礼」と指摘
2026年5月19日、事態は急変した。ヒカルは自身のXで東大恋愛学部の動画を引用し、直接反応。
「この東大の肩書で活動してる2人が俺のことを馬鹿にしてきてるけど、他の東大生のまともな人たちに失礼やからやめたほうがいい」と苦言を呈した。
さらに「東大に入ってやってることがこんな活動やから学歴で人は測れない証明」「やるならもっとまともな角度で俺のことをバカにしたら良いのに」「とりあえず鏡見たほうがいい」「君たちには頑張って手に入れた学歴だけでマウント取るのをおすすめする」と続けた。
ヒカルは低学歴を自認しつつ「2人が高学歴で東大なのは凄いと思うし、俺にはない強み」と相手の強みを明確に認め、感情的な罵倒ではなく論点を整理して諭すようなトーンを保った。
このバランス感覚がネット上で「器がでかい」「正論」「ヒカルの方が大人」と高評価を集め、投稿は数百万人規模の閲覧を記録した。
東大恋愛学部の即時反論動画 論点ずらし指摘で議論が加速
ヒカル指摘直後、いちご名義で「低学歴成金YouTuberのヒカルさんへ」と題した反論動画をInstagramリールなどに投稿。
ヒカルを「非東」と呼び、「俺らはヒカルさんの彼女に関する動画を出しただけ」と主張した。
しかし内容は再び冷笑調で、学歴論争に持ち込む形となり「論点ずらしが透けて見える」「苦し紛れ」「オワコンYouTuber呼ばわりが痛い」との声が相次いだ。東大恋愛学部側はさらに「キャバ嬢とオープンマリッジしたり全裸シャンパンタワーさせたりするのって言うほど恋愛か?」などとXで追撃。
ヒカルの「論点ずらしすぎ」という返信に対し「先に論点ずらしたのはそっち」と応酬し、両者のやり取りがX上で拡散し話題となっている。
学歴活用の是非 東大ブランドの危うさとヒカルの指摘が示すもの
東大卒の高学歴は彼らの最大の武器だが、恋愛分析で他者を嘲笑する姿勢が「頭が良いのに人間性が残念」「分析ばかりで実体験が薄い」との印象を与えている。
東大生・OBからは「こんな活動で東大の名を借りるのは恥ずかしい」「真面目に研究や就活をしている他の東大生に失礼」との声が多数。
一般ユーザーからも「東大生も顔出ししてこんな下品な炎上商法をしないといけない時代か。学歴なんて意味ないのかもしれない」との指摘が広がった。ヒカルの「他の東大生に失礼」という指摘は、まさに学歴だけで人を測れないことを体現するものとなった。
炎上バズにより一時的に知名度や再生回数は跳ね上がったが、長期的に信頼を失うリスクは大きい。
学歴マウントと大物絡みの手法がブーメランとなる可能性も指摘されており、学歴活用の是非を考える上での注目点となっている。



