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【WBC】ジャッジもシュワーバーも封じた ”エスプレッソ軍団”が世界最強米国を8-6撃破しアメリカは首位通過逃す史上最大の下克上

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wbc2026
WBC 公式Instagramより
ワールド・ベースボール・クラシック2026で、野球史上に残る最大級の衝撃が起きた。世界ランキング3位の米国代表を、14位のイタリアが8-6で下す歴史的大金星。アーロン・ジャッジとカイル・シュワーバーらメジャーの超一流打者を完璧に封じ込め、序盤に3本塁打を連発して大量リードを奪った”エスプレッソ軍団”は、終盤の猛追を振り切り開幕3連勝。
米国は今大会初黒星を喫し、プールB首位通過を逃して崖っぷちに追い込まれた。イタリア対メキシコの最終戦結果次第で米国の準々決勝進出が決まる、まさにWBC史上屈指の番狂わせとなった一戦の全貌を振り返る。
 

序盤の爆発で米国スターを圧倒、イタリアが3本塁打で8-0の大量リード

試合はダイキン・パークで開催され、イタリアが後攻。米国はジャッジ、シュワーバー、ヘンダーソン、クローアームストロングらを揃えた打線で圧倒的有利と予想されたが、先発マイケル・ローレンゼンが抜群の投球を披露。

米国打線を5回途中まで2安打無失点に抑え、ジャッジとシュワーバーをほとんど封じた。イタリアの攻撃は2回表に一気に爆発。6番カイル・ティールがレフトスタンドへ先制ソロ本塁打を放ち、続いて8番サム・アントナチが右中間へ2ラン。早々に3-0とリードを奪う。

さらに4回表には7番ジャック・カグリオンがライトへ2ランを追加し5-0。6回表には守備の乱れや犠飛、暴投が絡んで3点を加え、8-0の大量リードを築いた。ベンチでは本塁打ごとにエスプレッソを飲むおなじみのセレブレーションが炸裂。イタリアの下位打線が米国投手陣を翻弄し、ジャッジやシュワーバーら上位打線が機能不全に陥る中、試合の流れを完全に掌握した。

 

米国スター軍団の猛反撃も及ばず、ジャッジ空振り三振で試合終了

米国は序盤の無得点が響き苦しい展開だったが、6回裏にガナー・ヘンダーソンのソロ本塁打で反撃開始。7回裏にはピート・クローアームストロングが3ランを放ち8-4と4点差に迫る。

8回裏にはロマン・アンソニーのタイムリーで1点追加。さらに9回裏、クローアームストロングが2打席連続ソロ本塁打を叩き込み8-6まで追い上げた。終盤の猛追で会場は大歓声に包まれ、米国主将アーロン・ジャッジが最後の打席に立った。

しかし、空振り三振でゲームセット。カイル・シュワーバーも試合を通じてヒット1本ながら得点に絡むも、決定打が出ず。イタリアの抑えが9回を締め、米国は逆転を許さなかった。ジャッジとシュワーバーという”世界最強”の象徴を封じたイタリア投手陣の粘りが光った試合。米国は終盤に6点を返したが、序盤の8失点が致命傷となった。

 

世界ランキング格差を覆したイタリアの強さ、米国は崖っぷちの3勝1敗に

米国3位対イタリア14位という格差を考えれば、この結果はWBC史上最大の下克上の一つ。イタリアはこれでブラジル、イギリス、米国を破り3勝0敗(現在3-0)。

一方、米国は3勝1敗となり、プールB首位通過を逃す事態に。メキシコ(2勝1敗)との直接対決で勝っていたものの、イタリア戦の黒星が響き、他力本願の崖っぷち状態となった。イタリアの勝因は序盤の集中打線とローレンゼンの好投。米国打線を完封に近い形で抑え、ジャッジやシュワーバーの長打力を無力化し、この勝利は野球の多様性を象徴する。

格下と見なされた”エスプレッソ軍団”が、準備と勢いで世界最強を撃破した瞬間だった。

 

次戦イタリア対メキシコが決戦、米国進出はタイブレーク次第の最終局面

イタリアは次戦(日本時間3月12日早朝)でメキシコと対戦。この試合の結果がプールBの運命を決める。

  • イタリアがメキシコに勝てば、イタリア4勝0敗で1位通過、米国3勝1敗で2位通過となり、米国は準々決勝進出確定。
  • メキシコがイタリアに勝てば、イタリア3勝1敗、米国3勝1敗、メキシコ3勝1敗の三つ巴タイブレークに突入。WBCのタイブレークルール(1. 該当チーム間の対戦成績、2. 失点率/防御アウト数、3. 自責点率など)で決着がつく。特に、米国はイタリア戦で8失点を喫したのが不利材料。メキシコがイタリアに勝ち、かつメキシコの得点が4点以下なら米国は失点率で劣位となり、進出を逃す可能性が高い。一方、メキシコが5点以上取って勝てば米国が進出するケースもある。

米国は自力で運命を決められず、試合を待つしかない崖っぷち。スター選手揃いのチームがこんな苦境に陥るとは誰も予想していなかった。イタリアの勢いが止まらず、エスプレッソ軍団の快進撃が大会をさらに熱くする。プールB最終結果から目が離せない。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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