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小学館マンガワン謝罪 性加害判決で認定された作者の残虐行為と編集部隠蔽疑惑が大炎上

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小学館マンガワン

札幌地裁は2026年2月20日、人気漫画「堕天作戦」の作者・山本章一(別ペンネーム:一路一)に1100万円の賠償命令を下した。私立高校で非常勤講師を務めていた2016年頃から在学中の教え子に対する約3年間の性的暴行が認定された事件で、小学館のマンガワン編集部が事件を知りながら不適切な対応をした疑惑が浮上。ネット上で企業倫理の欠如を批判する声が爆発し、漫画業界全体の信頼が揺らいでいる。

 

判決で認定された作者・山本章一の性加害事実

札幌地裁(守山修生裁判長)は2026年2月20日、マンガワンで過去に連載された『堕天作戦』の作者・山本章一(別ペンネーム:一路一)が、北海道の私立高校(通信制)で非常勤講師(デッサン担当)を務めていた2016年頃から、当時15歳の教え子に対し約3年間にわたり性的暴行を繰り返したと認定した。

判決文では、車内やホテルでの性行為の常態化、「おしおき」と称した自身の排泄物を口に入れさせる・体に塗りつける行為、体にマジックで「奴隷」「ペット」「先生のもの」などと落書きして撮影、性的道具を装着させたまま外出強要、屋外での裸歩行などの残虐な行為が不法行為として詳細に認められた。

これらは教師と生徒という圧倒的な優位関係を悪用したもので、裁判所は「判断能力の未熟さに便乗し、性的欲求に応じさせていた」「自らが優位に立つ関係を形成しながら性的要求に応じさせた」と厳しく断罪。

被害者は重度のPTSDと解離性同一性障害(DID)を発症し、大学中退を余儀なくされ、現在も長期治療を続けている。刑事では児童ポルノ製造・所持罪で罰金30万円の略式命令のみで終わったが、民事で被害の骨格が全面的に裏付けられ、社会から「教育現場の立場を悪用した最悪レベルの性犯罪」として強い怒りが再燃している。

 

編集部声明で認めた不適切対応の概要

マンガワン編集部は2026年2月27日、アプリ内および公式サイトで「『常人仮面』配信停止に関するご説明とお詫び」を掲載。

山本章一=一路一の同一人物認識を認め、「起用判断および確認体制に問題があった」「本来であれば原作者として起用すべきではなかった」と明記し、『常人仮面』の配信停止・単行本出荷停止を発表した。

経緯として、2020年の逮捕・罰金刑を踏まえ『堕天作戦』を中止したものの、2022年に一路一名義で新連載を開始した点を反省。被害者への謝罪を最優先に述べ、読者・作画担当の鶴吉繪理先生・他の作家・関係者への迷惑も深くお詫びした。

また、民事訴訟で言及された和解協議について「編集部が組織として関与する意図はなかったが、当事者双方からの求めに応じる形で編集者がメッセージアプリのグループに参加した」「参加以前に既に当事者間で協議されていた条件があり、編集者は弁護士委任と公正証書作成を助言」「事案の重大性に対する認識および情報把握が十分でなく、不適切な対応だった」と認め、再発防止に取り組む姿勢を示した。

しかし、担当編集者の処分・編集長の責任・小学館本体からの声明・具体的な再発防止策(内部調査やコンプライアンス強化の詳細)には一切触れず、アプリ限定掲載という最小限の露出だったため、ネットでは「不誠実」「矮小化」「土日を狙った鎮火策」との批判が殺到している。

 

報道で指摘される編集者の和解関与疑惑

判決文や複数報道によると、2021年5月頃から被害者・作者・マンガワン編集者を交えたLINEグループで和解交渉が行われ、編集者が作者側を支援した疑いが持たれている。

具体的に、作者側が示談金150万円を証書作成後1営業日以内に支払う代わりに、被害者がマンガワンなど小学館媒体での連載再開を許可し、中止要求を撤回、本件の口外禁止(守秘義務)、今後の接触禁止を条件とする提案がなされたとされる。

被害者が「連載再開なら逮捕事実を公表してほしい」と求めたが拒否され、交渉は決裂して民事訴訟に発展。編集者と作者のプライベート写真(パスタを食べるなど)も報じられ、親密さが問題視されている。

ただし、公式声明では個人名や金額の詳細は確認されておらず、「一部助言があった」との表現に留まっているため、組織的関与の程度は不明。

 

被害者の苦しみと学校法人の責任棄却

被害者は現在20代で、事件により重い精神的後遺症を抱え、回復が極めて困難な状況にある。

2022年7月に作者と学校法人を相手取り約1980万円の損害賠償を請求。判決で作者に1100万円の支払いが命じられたが、学校法人への請求は「行為が授業外の私的関係で行われた」として棄却された。

被害者側代理人は会見で「被害を知ってほしい」「同じ被害者を生まないため」と強調。刑事での一部過小報告は家族崩壊を恐れたためで、裁判中も加害者の態度に耐えながら闘った苦しみが報じられている。

作画担当の鶴吉繪理先生はXで「とてもショック」「作品は絵空事だからこそ現実で人を傷つける行為があってはならない」「被害者の心身の回復を願う」と声明を出し、巻き込まれた立場からの強い悲しみを表明。

この判決は、被害者保護の観点から教育現場の責任や出版社の倫理を問う議論を加速させている。

 

SNS大炎上と小学館への広がる批判

X上では、編集側の対応をめぐりさまざまな情報や疑惑の投稿が火付け役となり、数千〜数万規模の反応が集まり「企業ぐるみの性犯罪隠蔽」「150万円で口封じは許せない」「編集者が加害者擁護の仲介役とは最低」との怒りが爆発。

作画担当・鶴吉繪理氏の声明に「一番の被害者」「可哀想すぎる」と同情の声が殺到し、マンガワン声明の不十分さに「アプリ限定で隠蔽狙い」「処分なしで終わらせる気か」「小学館社長が出てこい」とツッコミが相次いでいる。

業界作家からも「強い失望」「許されない事件」「小学館系列のレーベルは連絡して来ないで」「配信の停止をお願いした」との投稿が続き、セクシー田中さん事件を想起させる「小学館体質」批判が再燃。編集長や担当編集者の過去発言・作者情報拡散も指摘されているが、公式報道未確認部分が多く二次被害懸念も。今後の編集部の対応・被害者補償・再発防止策が最大の焦点となっている。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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