VANSとニコール・マクラフリン、サステナビリティを探求した第2弾コラボ

アクションスポーツフットウェアブランドのVANS（ヴァンズ）は、デザイナーのニコール・マクラフリンとのコラボレーション第2弾となる新作コレクションを2025年2月28日より発売する。使用済み素材を再利用し、新たな価値を創出するアップサイクルの哲学を反映したデザインが特徴となっている。

70年代ヴィンテージギアに着想を得た新作

今回のコレクションでは、VANSのアイコニックなSLIP-ON（スリッポン）をベースにした「Slip-On RS」が登場。70年代のヴィンテージハイキングバックパックからインスピレーションを得たデザインとなっている。つま先部分にはリュック式ポケットと長さ調整可能なナイロンベルトを採用。アッパーにはリサイクル素材40%を使用したキャンバス生地を用い、PFCフリーDWR撥水加工を施して環境負荷を低減した。さらに、アウトドアシーンに適したグリップ力の高いソールも搭載している。

このほか、Slip-On RSの2色展開に加え、クライミング用チョークバッグとしても活用できる2WAYバッグや、アクセントとなるポケット付きのソックスもラインアップされている。なお、SLIP-ON RSの「GREY/BLACK」、ソックス、チョークバッグはVANS公式オンラインストア限定販売となる。

アップサイクルとクリエイティビティの融合

本コレクションのビジュアルキャンペーンは、ニコール・マクラフリン自身が撮影とスタイリングを手掛けた。「キャンプに出かける」というストーリーのもと、シューズのポケットから次々とミニチュアキャンプギアを取り出し、アウトドアでの一日を演出。さらに、彼女のアトリエをミニチュアで再現し、制作過程の創造性とDIYスピリットを強調した。

ニコール・マクラフリンは、「機能性とコンセプチュアルなアートやスタイルを組み合わせることが重要です。多目的に使え、楽しめるアイテムを作ることが常に私の目標でした」とコメントしている。また、「70年代のヴィンテージハイキングパックやアウトドアギアの美学からインスピレーションを受けました。DIYカルチャーが好きなので、ユーザー自身がカスタマイズできるようなデザインにしました」と語る。