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北國フィナンシャルホールディングスがCCIグループへ社名変更

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イノベーションで挑むグローバル展開への布石

北國フィナンシャルホールディングスHP
北國フィナンシャルホールディングスHPより

北國フィナンシャルホールディングス(東証プライム: 7381)が、大胆な転換点を迎える。2025年6月13日に開催予定の第4期定時株主総会にて、同社は商号を**「CCIグループ」**へと変更する議案を提出すると発表した。

今回の決定は、企業としての成長戦略を再定義し、地域から全国、さらには国際市場へと事業の枠を広げる意向を明確に示すものといえる。

なぜ今、社名変更? 地域密着から全国、そして世界へ

同社は、2021年10月に株式会社北國銀行の単独株式移転によって設立された持株会社であり、以来、銀行業務の高度化に加えて、コンサルティングや投資業務などの分野でも事業を拡大してきた。これまでに築き上げた北陸三県を中心とする地域ブランドは、一定の信頼と地位を確立している。

今回の商号変更は、その地域基盤を維持しつつも、より広範な事業展開を視野に入れた戦略的なものである。新商号CCIは、Communication(コミュニケーション)Collaboration(コラボレーション)Innovation(イノベーション)の3つの要素を表しており、企業としての将来像を明確に打ち出すものだ。

CCIグループの新たな挑戦——「ビジョナリーリージョン」の実現へ

代表取締役社長の杖村修司氏は、「CCIグループとして、すべてのステークホルダーと連携し、イノベーションを通じて持続可能な成長を実現する」と述べている。この理念に基づき、同社は「ビジョナリーリージョン」の実現を目指す方針を掲げている。

この構想は、地域経済の枠組みを超えた発展を視野に入れ、地元で培われた信頼とネットワークを活用しながら、国際的な視点と先端技術を融合させることを目指している。企業としての成長と地域社会への貢献を両立させる姿勢が鮮明になっている。

定款改定による正式な変更——株主総会での決議が焦点に

商号変更に伴い、定款の改定も予定されている。現在の商号「株式会社北國フィナンシャルホールディングス」は、株主総会での承認を経て、正式に「株式会社CCIグループ」に変更される見通しである。英文表記もHokkoku Financial Holdings, Inc.からCCI Group, Inc.へと改められる。

この変更は、2025年6月13日に開催される株主総会で承認された場合、同年10月1日より正式に施行される予定だ。社名変更は、企業の新たなビジョンを示す重要な節目として位置付けられている。

新たな展開に向けた準備——CCIの理念を基盤とした成長戦略

今回の社名変更は、企業理念の刷新とともに、事業活動のあらゆる側面に反映される見込みだ。コミュニケーションコラボレーションイノベーションを核に据えた取り組みは、同社の成長戦略を支える重要な柱となる。

金融事業に加え、今後はテクノロジーの導入や地域経済の活性化に対する取り組みも加速する見込みである。CCIグループとしての新たな展開は、地域に根差しながらも、グローバルな視点を持つ企業としての成長を促すことが期待されている。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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