世界初、2部門で最高評価を獲得
オーガニックコットン製品を展開する株式会社アバンティのライフスタイルブランド「PRISTINE(プリスティン)」は、製品の製造過程における環境配慮が評価され、「CARE認証 ENVIRONMENT」(環境部門)で最高評価のプラチナブロッサムを取得した。
2023年7月に取得した「CARE認証 HUMAN RIGHT」(人権部門)でのプラチナブロッサム授与に続き、2部門での最高評価獲得は世界初となる。
プリスティンは今回、商品の環境負荷が日本の衣料業界の標準と比べ、5つのカテゴリで32.7%以上削減されていることが評価され、環境部門で最高評価の「プラチナブロッサム」を取得した。
【CARE認証】
一般社団法人計量サステナビリティ学機構が運営するESG認証。製品やサービスが作られる過程で労働環境や自然環境に適切な配慮がなされているかどうかを、目に見える形にできる世界初の取り組み。
プリスティンの環境配慮への取り組み
プリスティンは、2030年までにゼロウェイストなものづくりを目指し、環境負荷低減に取り組んでいる。
無染色・環境負荷の少ない染色方法を採用、日本でのものづくり
プリスティンは、オーガニックコットンを使うだけでなく、ものづくりの過程で化学染料を使わない。コットンが元々持つ三原色「ナチュラル」「茶綿」「緑綿」の色を活かし、ものづくりを行うことで水の使用量を削減し、排水による環境負荷削減に貢献している。
薬剤染色による素材へのダメージがないため、オーガニックコットンの健やかな風合いが製品に残り、必然的に耐久性にもつながる。また、糸の紡績から日本国内で行うため、一般的な衣類産業よりもCO2などの温室効果ガスの排出を削減している。
廃棄ゼロへの取り組み「リコットン・プロジェクト」
2019年より、いらなくなった衣類や生産過程で出た残糸や残布を回収して新たな糸や生地、製品に生まれ変わらせる「コットンを循環させる仕組み」である「リコットン・プロジェクト」を実施している。細かく粉砕された「Re-COTTON®」にして再利用することで、限りある資源を大切に循環させている。