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SDGsの取組み 株式会社 明治

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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企業や団体におけるサステナビリティの追求として、SDGs達成に向けた事業や取り組みをアピールするケースが増えてきました。実際にSDGsへの取り組みを行うとなると、どの目標に向けてどのような施策を企画したら良いか悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。 cokiでは、皆さまのSX(サステナビリティトランスフォーメーション)のお役に立つべく、SDGsに対して積極的な企業の取り組みをピックアップしてご紹介しております。今回取り上げる事例は、乳製品やお菓子でおなじみの株式会社 明治です。 本ページをご参考に、事業におけるサステナビリティ、SDGsに関する活動を進めるヒントにしていただければ幸いです。
SDGsについては、“ 「SDGs」と「サステナブル」の意味|私たちはなぜSDGsに取り組む必要があるのか ”を、ご覧ください。

株式会社 明治のSDGsへの取り組み

  • 株式会社 明治(英文名:Meiji Co., Ltd.)
  • 業種:牛乳・乳製品、菓子、食品の製造販売等
  • 設立:1917年12月21日
  • 従業員数:10,725人(2021年3月31日現在)
  • 参照公式サイト:https://www.meiji.co.jp/

明治グループでは、本業を通じて日々グループ理念を実践し、社会に必要とされる存在であり続けることこそ、社会的責任を果たすことであり、グループサステナビリティの基本としてとらえています。

目指すべき企業グループ像として提示している「明治グループ2026ビジョン」においても、サステナビリティの推進は最重要テーマの一つと位置づけられ、「社会課題への貢献」を実現するための具体策として「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」を策定。“食と健康のプロフェッショナルとして事業を通じた社会課題の解決に貢献し、人々が健康で安心して暮らせる「持続可能な社会の実現」を目指す”としています。

  • 明治グループサステナビリティ2026ビジョン 3つのテーマ
    • こころとからだの健康に貢献
    • 環境との調和
    • 豊かな社会づくり

明治では、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」において、この3つのテーマと、共通テーマである「持続可能な調達活動」を掲げ、それぞれマテリアリティおよびKPIを設定して取り組みを進めています。ここでは最近の取り組み事例をピックアップして見ていきましょう。
※取り組み事例の中には、複数の目標にまたがる取り組みもありますが、代表的な目標を掲げて記載しています。

目標8「働きがいも経済成長も」への取り組み

目標8の ゴール は「包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」です。

労働人口減少や多様な働き方の広がりなどにより労働市場の価値観も大きく変化しています。性別や年齢、言語、価値観など一人一人の多様性を尊重し、多様な人財が融合して価値を創造することが、今後の企業競争力向上には不可欠です。明治では、サステナビリティ活動KPIとしてダイバーシティの推進を掲げ、女性管理職やリーダー比率、障がい者法定雇用率以上の雇用などを推進。すでに、全国40カ所以上の職場(拠点)で障がいのある方が働いています。さらに、法定の雇用率を達成するだけでなくスロープやバリアフリーのトイレを設置したり、障害者職業生活相談員の充実や、手話教室の開催など、働きやすさにも配慮した取り組みを実施。2018年には「障害者雇用優良事業所」として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 理事長表彰を受けています。

目標12「つくる責任つかう責任」への取り組み

目標12の ゴール は「持続可能な生産消費形態を確保する」です。

明治の代表的なお菓子の一つ「チョコレート」。その主原料となるカカオ豆の生産地域や農家を取り巻く環境には、森林破壊、児童労働、栽培技術の周知不足など、様々な課題があります。そこで、明治では農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆「サステナブルカカオ豆」の調達比率を100%を2026年度までに目指すという取り組みを開始しました。

2006年より、ガーナ、ベネズエラ、エクアドル、ドミニカ共和国、ブラジル、ペルー、メキシコ、ベトナムのカカオ豆生産農家と、高品質で持続可能なカカオ豆の生産を実現するために「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」を開始。カカオ農家の暮らしの向上のために、生産性や収益面でのサポートを行っています。カカオ豆生産農家に農法支援を行うだけではありません。井戸の整備や学校備品の寄贈、その生産地域で収穫されたカカオ豆を使ったチョコレートづくりをカカオ豆生産地域の子どもたちが経験できる教室の開催など、カカオ豆の生産地域の住民に対する生活支援も併せて行っています。

目標15「陸の豊かさも守ろう」への取り組み

目標15の ゴール は「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」です。

明治では、製品の容器包装や各種印刷物などで、FSC(R)(森林管理協議会)や、PEFC(森林認証プログラム)の森林認証を受けて作られた紙など環境配慮紙の使用拡大を進めています。FSC認証製品が消費者の手に届くまでには、最終製品になるまでの生産、加工、流通に関わるすべての組織が認証を受ける必要があり、大変厳しい基準です。例えば、「明治おいしい牛乳 900ml」「きのこの山」「たけのこの里」など多くの商品では、すでに環境配慮紙であるFSC(R)の紙パッケージが採用されています。

こうした認証ラベルを目印に認証製品を選んで購入することで、認証された森林資源への需要が高まり、適切に管理された森林の拡大につながる動きとなります。

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」への取り組みへの取組事例~cokiの記事より

coki では、サステナビリティについて考え、実際に取り組んでいる様々な団体・企業への取材を行っています。今回は SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」への取り組み について、 障害者の就労支援で取り組む、金沢QOL支援センター株式会社の記事をピックアップ しました。ぜひご覧ください。

金沢QOL支援センターのステークホルダーに対する思いとは

精神科病院で作業療法士として働き、地域医療の課題に気付いて起業をされた金沢QOL支援センター株式会社の代表取締役を務める岩下琢也さんに、起業までの経緯とステークホルダーに対するお話をお伺いました。

由屋るる犀々藤橋さんから見た金沢QOL支援センターとは|障がいを持つ人と一緒に働くことを当たり前に

実際に金沢QOL支援センターのサービスを体験した由屋るる犀々(ゆうやるるさいさい)の藤橋由希子さんに障がい者の方々と一緒に働いた感想や、金沢QOL支援センターへの今後の期待などを伺いました。

金沢QOL支援センターは社会課題の解決を目指す兄弟のような会社|ポタジェ澤邉友彦代表が語る

金沢QOL支援センターの活動の一環として、農業と福祉の連携「農福連携(のうふくれんけい)」による就農支援があります。年々高齢化する農業の現場における働き手の確保と障がい者の自立支援を両立させ、さらなる高みを目指す株式会社ポタジェ代表取締役・澤邉友彦さんに、農福連携のパートナーである金沢QOL支援センター株式会社との関係についてお話を伺いました。

参照: coki

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法人のサステナビリティを可視化するメディアcokiの目的は「社会の公器」を体現する企業を増やし、サステナブル社会を実現することです。cokiでは、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)支援の一環として、会員さまに個別インタビューを行い、サステナビリティの観点から企業価値を高める情報発信を行ったり、想いを同じくする会員の企業・団体・個人との交流を可能にするビジネスコミュニティをご提供しています。

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