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株式会社アイサイトテクノロジー

株式会社nokoso

https://info94744.wixsite.com/nokoso/home

〒651−1331 神戸市北区有野町唐櫃2928–3

078-984-3737(代表番号)

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ありがとうメッセージ サステナブルな取り組み コラム

【掃育學勉強会レポート】石田梅岩と足るを知る

イベント
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イベントの様子

「掃育學」を提唱する清掃会社株式会社nokoso。「掃育學」とは、仕事での社会貢献を通じてお金に縛られない生き方を学ぶ学問です。ハウスクリーニングからビル・オフィス、飲食店、学校、病院などの清掃までを手がける同社は、スタッフの約半数がカンボジアから来た技能実習生です。言葉も通じないところからスタートし、動画やジェスチャー・紙芝居など独自のコミュニケーションツールを活用した人財教育に注力してきました。今回は、コロナ禍で来日を心待ちにする技能実習生に向け、河野伸太郎社長が自ら講師になり開催した「掃育學勉強会」の模様をご紹介します。

掃育學とは

nokosoは、病院・介護施設などで約30年にわたり清掃業務を行い、掃除や教育にお困りの個人・企業の皆様の課題を解決してきました。自分の生き方を通じて社会に貢献し“お金に縛られない生き方”を学ぶ「掃育學」を提唱しています。

「掃育學」は、技能実習生たちとの出会いから生まれました。日本に来てカンボジアの5倍にあたる給料を手にすると、物があふれる日本での生活の誘惑に負け、遊んでしまう実習生も少なくありません。それでは、技能実習期間を満了し、母国に帰って人生をステップアップするという夢を叶えられなくなってしまいます。

河野社長は技能実習生たちにお金の大切さ、お金よりも価値のあるものについて教え、セルフコントロールできる人財を育てることを決意。これを「掃育學」と名付けました。

近年では、同業他社から「外国人技能実習生に対する教育をどのように行っているのか」といった問い合わせが多く寄せられるようになり、nokoso独自の教育システムを他社にも提供するようになりました。今後は幅広い分野に向けた人財育成事業として学校や企業にも提供していくことを目指しています。

参考
https://www.value-press.com/pressrelease/281179

掃育學勉強会について

この2年間のコロナ禍で出入国が制限され、nokosoで働く予定だったカンボジア人実習生が入国できない状態が続いています。そこで、毎月第4日曜の夕方に約1時間Zoomによる勉強会を開催し、お掃除を通じて学べる「掃育學」の話を通じて実習生のモチベーションを高めながらコミュニケーションを図っています。

1月31日に開催された勉強会では、河野社長が「石田梅岩」の思想についてわかりやすく解説しました。石田梅岩は、江戸時代の思想家で、本業の中で社会的責任を果たしていくことを説く「心学」の提唱者です。近江商人の「三方よし」と並び、企業の社会的責任の土台となる日本発の思想として近年再注目されています。

次いで、社員の松尾さんによる「足るを知る」についての話がありました。日本で頑張るカンボジア人の先輩の声も紹介しながら、日本とカンボジアをつなぐ貴重な学びの時間となりました。その内容を報告します。

石田梅岩の「倹約、勤勉、正直」に学ぶ働くことの意味

河野社長

本日の掃育學勉強会を始めます。
まず、私から石田梅岩という昔の日本人の話をします。働くことの大切さを説いた人です。

石田は「倹約、勤勉、正直」の3つを教えてくれました。日本人にはこれらを大切にして働いてきた歴史があります。

まず倹約についてお話しします。日本人はたくさんお金を稼いでもおいしいものを食べたり、洋服を買ったりして使い切るのではなく、貯めることを大事にしています。そして、貯めたお金は自分のためだけではなく、家族や社会のために、日本をよくするために使おうとします。

勤勉とは、お客様に「ありがとう」と言ってもらうことをいちばんに考えて働くことです。そして、正直とは、うそをつかないで信頼を得ること。自分のことを考えるのではなくお客様のことをまず考え、常に正直であろうとすることです。

石田梅岩の教え
石田梅岩の教え
河野社長

一つ目は「倹約」について、nokosoでは小学校や災害の被災地に出向き、お掃除について教える「お掃除ティーチャー」をボランティアで行っています。さらに、お掃除のやり方を通して人としてのあり方を教える「人財教育」を通じ、社会貢献をしています。お金をいただくお仕事で得たもうけを自分の会社のためだけではなく、世の中をよくするために使う「倹約」の心を大切にしています。

次に「勤勉」です。
nokosoのスタッフは、お天道様が見ているところでお客様のお困りごとのお手伝いをし、「ありがとう」を集めるためにコツコツ働いています。病院や高齢者が暮らす老人ホームなどは常に清潔であることがとても重要です。新型コロナが流行してからはゾーニングを徹底しながらていねいに掃除することで院内感染防止に貢献し、大変感謝されています。

最後に「正直」についてお話しします。
nokosoは、お客様のお困りごとを自分のことと捉えて仕事を通じて解決することで信頼を得ています。医療施設や学校、スーパーなど多くの人が集う場所の「社会的解決集団」であることを常に考えて行動しています。

私からの話は以上です。次に松尾君から「足るを知る」についてお話ししてもらいます。

「足るを知る」を理解し、実践することで心が満たされ、環境問題解決の糸口に

足るを知るについて
松尾さん

nokosoの松尾です。
今日は「足るを知る」についてお話ししたいと思います。

「足るを知る」を理解してもらうために、4つの順に説明します。

1、「足るを知る」と環境問題について。
  今、世界的に問題になっている山や森、海などの環境汚染について話します。
2、「足るを知る者は富む」という言葉について説明します。
3、「足るを知らないから満足できない」ということについて。
4、では、「足るを知る」はどうしたらできるのかついてお話しします。

松尾さん

1 「足るを知る」と環境問題

今、世界的に問題となっている環境汚染と「足るを知る」には深い関係があります。

足るを知る(環境問題)
足るを知る(環境問題)
松尾さん

環境汚染でも大きな問題になっているのが海の汚染です。ドリンクを飲んだ後のペットボトルやレジ袋などをあちこちで捨てると海に流れていき、海中でプラスチックが小さな破片になります。それを魚が餌だと思って食べ、死んでしまいます。

なぜそうした問題が起きるのかを考えていくと、ものがほしいと思ったら気軽に買い、そうするとすぐにいらなくなり、捨てる。そして、また買う。そうやってものがどんどん作られ、買われ、捨てられていきます。その繰り返しが大量のゴミを生み出し、森や海が汚れてしまい、生き物が死んでしまう。これが環境汚染問題です。

私はこうした問題を知り、地球の環境を守るためにゴミをなくしたいと思いました。同じように「ゴミをなくしたい」と考えている河野社長と出会い、「足るを知る」という言葉を教わり、これがゴミ問題を解決する手段になることを知りました。

松尾さん

2 「足るを知る者は富む」

「足るを知る者は富む」は日本のことわざです。世界には戦争によって人々が苦しんでいる国や地域がありますが、日本には戦争がなく、食べ物に困って人のものを盗んで食べるということもありません。

特別なことをしなくても生きていける国で暮らせているのは、それだけで幸せなことです。それに気づいている人は、普通に暮らすだけで心が満たされ、幸せに生きていけます。あれもこれも買いたい、あちこち遊びに行きたいとは思わない。それが「足るを知る者は富む」という言葉の意味です。

足るを知る人は富む
松尾さん

3 「足るを知らない」から満足できない

なぜ「足るを知らない」から満足できないかというと、自分がもっていないものをほかの人がもっていて「羨ましい」「いいなぁ」と思うことが原因です。そういう気持ちは多くの人にあるのでしょうけれど、「あの人はお金をいっぱいもっているのになぜ自分はもっていないのだろう」「あの女性は美しいのに自分はなぜ美しくないのだろう」と自分にないものばかりを考えて執着すると、キリがなくなってしまいます。

足るを知らないから満足できない
松尾さん

お金でもものでも容姿でも、人がもっていて自分にないものはたくさんあるものです。それに執着していては、いつまでたっても心は満たされません。

そうではなく、自分がもっているものを考えてみよう。両親やきょうだいという大切な家族がいて、毎日ごはんが食べられ、暖かい家で暮らせる。自分がもっているものに注目し、「自分は家族がいるから十分幸せ」と思えることが「足るを知る」ことになります。

松尾さん

4 「足るを知る」簡単な方法

最後に、「足るを知る」ために行う方法について説明します。「今もっているものがなくなってしまったら」と考えてみます。もし、おとうさんやおかあさんが死んでしまったら、家がなくなったら。大切な人や本当に必要なものがなくなったら、と考えると、それらをどうやって守っていこうか、今ある大切な人やものを大事にしよう、と考えるようになります。

そうすることで、ひとつひとつのものを大切にしようという気持ちになり、何でも気軽に捨てたり、ゴミにしたりすることがなくなります。

足るを知る簡単な方法
人はなくなってはじめて気付く
足るを知ると幸せになれる
松尾さん

多くの人は、家族が死んでしまってから「おかあさんともっと会いたかった」「もっと話をすればよかった」と気づいて後悔しますが、そうなる前にできることはあります。

もし家族がいなくなったらどうしよう。後で後悔しないために何ができるか。今のうちに家族にやさしくしようと考え、行動する。食べ物も手に入らなくなったらどうしようと考えれば、米粒ひとつも残さずに食べようと思います。家族や友だち、食べ物、家に「ありがとう」という気持ちをもつことで、心が満たされ、ハッピーになります。

私の話は以上です。

登壇者の株式会社nokoso 松尾さん
株式会社nokoso 松尾さん
河野社長

本日の勉強会はこれで終わりです。今の松尾君のお話で「ここをもっと教えてほしい」「ここがわかりにくかった」など、自分なりに何か質問したいことをひとつ考えておいてください。ひとりにつき質問ひとつ。来月までの宿題です。

それでは、来月の勉強会でまたお会いしましょう!

◎会社概要
株式会社nokoso
本社:〒651-1331兵庫県神戸市北区有野町唐櫃2928-3
代表者:代表取締役 河野 伸太郎
設立:1994年4月(「株式会社 トップ企画」として法人設立)
電話番号:078-984-3737(代表)
URL:https://info94744.wixsite.com/nokoso
事業内容:ビル清掃、ハウスクリーニング、カフェ運営

ライター:

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