地球環境を守るためには、CO2の排出量削減が急務となっています。そのためにはCO2排出量の可視化が必要不可欠なのですが、世界に比べて日本はこの取り組みが遅れているのが現状です。
日本でいち早く世界基準のCO2排出量算定システムを構築したcarbon eyes株式会社の代表取締役 籠原吉広さんは、「サーキュラーエコノミー(循環経済)を実現したい。
そして、日本の中小企業を元気にしたい」と熱く語ります。波瀾万丈の半生の末にたどり着いた新しいビジネスモデルについて、詳しくお話を伺いました。
世界基準の精緻なCO2排出量算定システムを安価に提供
単なるCO2排出量の可視化だけでなく、J-クレジットで収益化を目指す
常識になっていないものを追い掛け、可能性があればすぐ実行した
ブロックチェーン技術を使ってCO2排出量証明書をNFT化し、海外取引を活発にしたい
ステークホルダーへの感謝
両親へ
◎プロフィール
籠原吉広
千葉県生まれ。3歳で両親の出身地・北海道に移る。大学卒業後、ケイライングループで2年間の海外勤務をした後、バックパッカーとなる。その後、日本に戻り、2005年の営業コンサルタント会社・株式会社ANALOG WORKSの設立を皮切りに、さまざまな業種で事業を展開。特に、唐揚げ店のフランチャイザーとして大成功し、メディアからも注目された。2014年、ビットコインとの出会いによってブロックチェーン技術分野に参入。2017年、株式会社Blockchain Tech Farmを設立。2022年9月には、サーキュラーエコノミーの分野でビジネスを展開するべく、carbon eyes株式会社を設立し、現在に至っている。