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行政書士YTRディア法務事務所

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埼玉県鶴ヶ島市富士見2-16-24

049-298-3537

地域に根ざす福祉の未来。篠原さんはまさに「福の神」- 友垣の里から見た行政書士YTRディア法務事務所

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友垣の里 栗城さん
特定非営利活動法人友垣の里 サービス管理責任者 栗城由美さん

障害者就労支援を行うNPO法人 友垣の里は、行政書士YTRディア法務事務所と顧問契約を締結。報酬改定への対応や委員会運営の効率化など、多岐にわたるサポートを受け、事業所の運営は大きく改善されました。

本記事では、両者の出会いをきっかけに生まれたパートナーシップとその成果、そして未来への展望について、友垣の里 サービス管理責任者の栗城由美さんにお話を伺いました。

友垣の里から見た行政書士YTRディア法務事務所

  • 複雑な報酬改定に、迅速かつ的確に対応できる専門知識と情報量を持っている。
  • 委員会運営の効率化、活性化をサポートしてくれる支援体制がある
  • 処遇改善加算の取得など、事業所の収益向上を支援してくれる
  • 福祉の現場経験を持つ行政書士だからこそ、現場のニーズに合った実践的なアドバイスをもらえる。
  • 事業所の理念やビジョンを理解し、親身になって寄り添い、伴走してくれるパートナー

東北車輌製造所が生んだ、就労継続支援B型事業所「友垣の里」

2010年、埼玉県川口市に設立されたNPO法人 友垣の里。

就労継続支援B型事業所として、主に知的障害者の就労支援を行っている。その始まりは、隣接する東北車輌製造所の社会貢献への強い想いからだった。

「東北車輌製造所は、以前から障害者雇用に積極的に取り組んでいました。しかし、リーマンショックの影響で会社経営が厳しくなり、継続的な雇用が困難になってしまったのです。そこで、働く場所を失ってしまう障害者の方々を守るために、当時の社長が友垣の里を設立しました。」(栗城さん)

そう語るのは、友垣の里の管理者であり、サービス管理責任者も務める栗城由美さんだ。

友垣の里 栗城さん

友垣の里では、現在10名の利用者が、東北車輌製造所から請け負い、自動販売機などに使用するキャスターや他の鋳造品の仕事に取り組んでいる。

「主な仕事は、キャスターの車輪部分のバリ取りや組み立てです。利用者の皆さんは、9時から3時まで、それぞれの持ち場で作業に取り組んでいます。中には、友垣の里設立以前から東北車輌製造所で働いていたベテランもおり、30年以上、この仕事を続けている方もいます。まさに、“職人”ですね。」(栗城さん)

友垣の里 キャスター
実際に製造しているキャスター

栗城さんは、利用者一人ひとりの意思を尊重し、「やらされる」のではなく、「自ら進んで仕事に取り組む」環境づくりを目指している。

「毎朝の朝礼では、その日の作業内容をホワイトボードに書き出して、全員で共有しています。自分の仕事内容を理解した上で、主体的に行動できるよう、心がけています。」(栗城さん)

「この人しかいない」 運命的な出会いから始まった二人三脚

友垣の里では、利用者の方々が安心して働き続けられるよう、日々、様々な業務に取り組んでいる。しかし、小規模な事業所にとって、運営上の課題は少なくない。

特に、栗城さんが頭を悩ませていたのが、2024年度の報酬改定への対応だった。

「報酬改定の内容は複雑で、私たちだけでは、なかなか理解が追い付かない部分がありました。そんな時、あるサッカーチームの試合観戦がきっかけで、YTRディアの篠原さんに出会ったんです。」(栗城さん)

そのサッカーチームとは、障がい者サッカークラブ「ASユナイテッド」。友垣の里の職員が所属しており、栗城さんも応援に駆けつけていた。当時の篠原さんもまた、観戦に訪れていた一人だった。

「篠原さんは、行政書士として活躍されているだけでなく、以前は福祉の現場で働いていた経験もあると伺い、これはもう、運命の出会いだと感じました。すぐに、友垣の里が抱える課題について相談し。ところ、親身になって話を聞いてくださり、後日、顧問契約をお願いすることに決めました。」(栗城さん)

篠原氏の人柄について、栗城さんは「とにかく、安心感がすごいんです」と語る。

友垣の里 栗城さん

「行政書士の先生というと、堅苦しいイメージがありましたが、篠原さんは、とても気さくで話しやすい方です。私たちの立場に立って、親身になって相談に乗ってくれますし、いつも笑顔で対応してくれるので、本当に信頼しています。」(栗城さん)

報酬アップだけじゃない! 多角的なサポート体制で、事業所の課題を解決

2024年4月、友垣の里は、YTRディアと正式に顧問契約を締結。篠原氏のサポートは、報酬改定への対応にとどまらず、事業所運営の様々な面に及んでいる。

「以前から、感染症対策やBCP(事業継続計画)、虐待防止など、様々な委員会を立ち上げて、定期的に会議を開催したいと考えていました。しかし、人手が足りず、なかなか実現できずにいたんです。篠原さんに相談したところ、委員会運営のサポートも引き受けてくださることになり、本当に助かっています。」(栗城さん)

委員会では、篠原氏が議題を提案したり、関連する法令や最新の情報を提供したりすることで、実質的な議論が進むようになったという。

「篠原さんのサポートのおかげで、委員会活動が活性化し、より良い事業所運営につなげることができています。」(栗城さん)

また、報酬改定への対応についても、篠原氏のサポートは心強い。

「篠原さんは、報酬改定に関する最新情報を常に収集しており、私たちにもわかりやすく解説してくれます。おかげさまで、今回の報酬改定では、報酬アップを実現することができました。篠原さんは私たちにとって”福の神”ですね。」(栗城さん)

友垣の里 栗城さん

報酬アップは、利用者の方々への工賃アップ、そして、職員の待遇改善にもつながる。

「一本化した処遇改善加算についても、篠原さんに相談しながら、取得することができました。職員が安心して働き続けられる環境をつくるためにも、篠原さんの力をお借りしながら、これからも、より良い事業所運営を目指していきたいですね。」(栗城さん)

日本の福祉を変えたい。 共有する未来への想い

栗城さんは、篠原氏との出会いを「友垣の里にとって、大きな転機になった」と振り返る。

「篠原さんのサポートがあったからこそ、私たちは、報酬改定や委員会運営といった課題をクリアし、事業所として、大きく成長するこができました。篠原さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」(栗城さん)

一方、篠原氏もまた、友垣の里の活動に共感し、その未来に大きな期待を寄せているという。

「栗城さんをはじめ、友垣の里の皆さんは、利用者の方々一人ひとりと真剣に向き合い、寄り添いながら、日々の支援に取り組んでいらっしゃいます。その姿は、まさに、私が目指す福祉の姿そのものです。微力ながら、私も、友垣の里の活動をサポートさせていただくことで、日本の福祉に貢献していきたいと考えています。」(栗城さん)

友垣の里は、今後も、地場産業を大切にしながら、地域との連携を強化し、利用者の方々が社会の一員として、いきいきと暮らしていけるよう、様々な取り組みを展開していく予定だ。

「私たちは、“働くことを通じて、利用者の方々の自立と社会参加を支援する”という理念のもと、事業を運営しています。しかし、働くことだけが、すべてではありません。それぞれが得た工賃で、様々な場所を訪れ、様々な人と関わり、豊かな人生経験を積むことも、大切だと考えています。」(栗城さん)

そのために、リクエスト誕生会を開催したり、手話講座に参加したりするなど、多様な社会とのつながりを深める活動を積極的に行っていくという。

「友垣の里が、利用者の方々にとって、働く喜びを感じられる場所であると同時に、地域の人々にとっても、地場産業を通じて、かけがえのない存在になれるよう、これからも、職員一同、力を合わせて、進んでいきたいですね。」(栗城さん)

栗城さんの言葉からは、友垣の里の未来に対する熱い想いが伝わってくる。

YTRディアとの出会いによって、新たなステージへと歩み始めた友垣の里。
その挑戦は、日本の福祉の未来を明るく照らす、希望の光となるに違いない。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの執筆部です。主にサステナブル情報の記事制作やサステナブル用語の解説記事、インタビュー記事などの執筆・編集を担当するチームです。

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