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法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

Lifree株式会社

https://lifree.world/

東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階

Lifreeは『睡眠』で健康になれることを全社的に知らしめてくれた存在

ステークホルダーVOICE お客様
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小林クリエイト株式会社

「健康が一番の幸せ」と、従業員の健康維持のサポートに力を注ぐのは、小林クリエイト株式会社総務人事部庶務課の宮本信一さん。

労働衛生推進部会で事務局も務める宮本さんは、1枚のチラシをきっかけに、Lifree株式会社のプログラムに出会いました。

それは、積極的な行動変容を強いる食事や運動による健康法と異なり、毎日の習慣として取り入れやすく、継続しやすい「睡眠」という切り口に着目したプログラムです。

自らセミナーを受講し、「これだ!」と確信したという宮本さんに、導入に至る経緯、セミナーに対する社内の反響、効果を最大化するための両社の協働、そして今後の展開について伺いました。

チラシで目にした「睡眠」という切り口、セミナー受講後「これだ」と確信

まずは、御社の事業内容について教えてください。

宮本

現在、主要事業として印刷事業、BPS事業、システム開発事業、アグリ事業の4事業を展開しています。創業事業でもある印刷事業では、計測用記録紙から用途に合わせたビジネスフォームを作成しています。

BPS(ビジネス・プロセス・サービス)事業では、プリント技術を軸として、万全のセキュリティ体制のもとお客様の個人情報データをお預かりして、製造からプリント、郵送までを一貫して請け負っております。

システム開発事業では、伝票発行・ラベル発行のシステム開発から、大規模な受発注システムや物品管理システムまで、IT技術で業務上のコミュニケーションをサポートしております。

アグリ事業では、レタスを栽培しています。

植物工場で、無農薬の新鮮な野菜を安定供給するとともに、収穫量確保、生産性向上を目的とした栽培から物・人・水(液肥)の管理のためのICTの提供までを行っています。

これら4事業を通して携わる事業領域も、ヘルスケア分野から製造業分野、流通・物流分野、行政分野、教育分野、金融分野、スポーツ・イベント分野まで多岐にわたります。

様々な分野で関わりを持たせていただいており、お客様は2万社を超えます。

かなり広い分野をカバーされているのですね。宮本さんは、どのような業務を担当されているのですか。ご経歴もあわせて教えてください。

宮本

私は36年前、前職から当社の野球部に憧れて入社した経緯があります。

物流管理部や生産管理部での勤務を経て、現在は総務人事部所属です。総務人事部の庶務課にて、社内規程の更新、永年勤続表彰、食堂運営、社有賃貸物件管理、役員運転手など、幅広い業務を担っております。


また、会社組織とは別系統で、労働衛生推進部会で事務局を担当しております。

当部会では、健康診断の有所見者を減らす取組み、職場環境巡回、AED講習会開催、衛生週間の行事などの活動をしています。Lifreeさんとの取り組みも、当部会の活動の一環です。

従業員の健康サポートの一環として、Lifreeのセミナーを導入されたのですね。繋がりの経緯についても、お聞かせいただけますか。

宮本

Lifreeさんのことを知ったのは、思いがけないことがきっかけでした。

昨年の夏頃のことです。隣の課長から、私が衛生部会や福利厚生に係る取り組みをしているということで、福利厚生のオンラインセミナーのチラシをいただきました。

「宮本さん、これ興味ありますか」と、何気ない感じで、チラシを1枚いただいたのです。

そのチラシのタイトルを見ると、睡眠にフォーカスした内容でした。「なるほど、睡眠か」と興味を引かれ、実際に昨年9月にセミナーを受けてみて、「これだ!」と思いました。

まだ承認も何も得ていない段階でしたが、私の中でもう「これで行きたい」という気持ちが固まっていましたね。

両社の連携で受講率と効果を最大化、「チャレンジ精神」に感謝

そんなLifreeのサトウさんから、宮本さん宛てにメッセージをお預かりしています。代読いたしますね。

小林クリエイト株式会社総務人事部庶務課の宮本信一さんへ

  • サトウ未来さん
  • 宮本信一さん

小林クリエイトさんは、ご担当の宮本さんが非常に熱心に従業員への健康サポートを考えていらっしゃり、私たちの施策を行う中でも従業員の方々への告知やフィードバックが非常に丁寧であり、弊社の健康セミナー等を受けやすくするためにも、就業時間に受講をOKとする準備や設計まで考えてくれております。

また、宮本さんがいらっしゃる部署は会社の利益に直接影響が出ないということもあり、ご自身の役割として、社員の方々がなるべく働きやすいような環境を整えることが回り回って「会社・従業員・担当」の三法良しとなることなどの思いを持ってサポートされており、その点が素晴らしいと感じています。


このような宮本さんのサポートがあるからこそ、弊社のサービスも小林クリエイトさんの中の施策としてはかなりの人数が参加をしてくれましたし、健康サーベイの提出率も他社と比べると非常に高くなっております。

是非今後とも引き続き何卒宜しくお願いいたします。

とのことです。率直なご感想をお聞かせください。

宮本

Lifreeさんには、こちらから色々と無理をお願いして対応いただきました。そのおかげで受講率が上がったり、波及効果が生まれたりして、私のほうこそサトウさんに感謝しきりです。

世の中にまだまだ「睡眠の改善」が広く認知されていない中、しっかりとしたエビデンスに基づいたプログラムを構築されていて、
感銘を受けました

また、受講率を上げるため、前例のないことに挑戦いただいたこともあり、サトウさんのチャレンジ精神、パワーを感じます。

あれこれと当社がお願いしてしまったことを実現してくださり、本当にありがとうございました。

まだ直接お会いしたことはありませんが、すぐ近くにいらっしゃるような、身近な存在だと感じております。

サーベイ回答率88%超、セミナー受講者数10倍以上!「睡眠」への関心の高さを反映

実際に御社でオンラインセミナーを開催した際の、従業員の皆さんの反響はいかがでしたか。

宮本

まず、セミナープログラムの実施前に、グループ会社4社全体1,459人を対象に健康サーベイを実施しました。この時点で、1,459人中1,288人、約88%から回答が得られました。

実施したWebセミナーにも、約500人が参加しました。運動や食事をテーマにした過去のセミナーと比較すると、10倍以上の参加人数です。


運動や食事に関するセミナーは、「運動しなさい」、「食べなさい」あるいは「食べてはいけません」など、受講者に積極的な行動変容を強いるのに対して、「睡眠」はどんな健康状態の方でも毎日習慣として元々行っているものです。


その習慣を改善するだけのプログラムなので、毎日の生活の中に簡単に取り入れやすい。運動や食事に関する改善は一過性のものにとどまってしまうという点も課題でしたが、睡眠に関する改善は、簡単に取り組みやすく、継続しやすいと感じました。


実際、サーベイ回答率やセミナー参加率を見ても、従業員の関心が高かったことが分かります。
セミナー実施後のアンケートでも、265人から回答を得ることができました。

中でも、265人中74%にのぼる196人が「何らかの改善を実施した」と回答していて、ここでも睡眠に対する意識の高さを実感しました。

また、Lifreeさんは、不眠とメンタル不調との相関性が高いというエビデンスを基にプログラムを構築されています。

本セミナー自体は、衛生部会で取り組む健康改善の一環として導入したものでしたが、波及効果として、総務人事部で管轄しているメンタル不調者を減らせる可能性にも着目しています。

セミナー効果の最大化に向けて取り組んだ4つの工夫とは

セミナー

セミナーの受講率や効果を高めるために両社で工夫されたことなどありましたら、お聞かせください。

宮本

根底にあるのは、いかに従業員の視点に立ち、喜んでいただくかということです。これを前提に、Lifreeさんに色々とご協力いただきながら、サポートを考えました。

工夫した点は、4つあります。

1つ目は、セミナー受講時間を就業時間内に設定したことです。


当社のルール上では通常、研修時間は就業としない扱いになっています。そこで、総務人事部長に掛け合って、今回のセミナー受講に関しては就業扱いとする旨の承諾を得ました。


今回のWebセミナーの実施時間帯は、LIVEだと17時15分から18時15分。製造部門にとっては終業後の時間帯になります。よって、残業扱いとして研修を受講できるようにしました。

一方、営業部門にとっては就業時間内です。これまでのルールだと就業時間内に研修を受けることはできなかったので、受講を遠慮してしまうこともあるかと思い、堂々と受けられるよう周知して配慮しました。

2つ目は、LIVEセミナーの録画を翌日から約2週間にわたり視聴できるようにしたことです。


セミナー当日にどうしても都合がつかない従業員もいるため、
Lifreeさんに無理をお願いして、期間限定で録画を視聴できるようにしていただきました。

製造部門だと比較的スケジュール調整しやすいのですが、営業部門はどうしても、お客様の都合でLIVEセミナーの時間帯に合わせられないケースが出てきます。

録画配信をしていただいたことで、休日に自宅で視聴した従業員も結構おりましたね。

3つ目は、録画の受講アスセス数をカウントしたことです。


これは、受講者を増やすというよりは、受講者数を正確に把握して効果を検証しやすくするための、管理上の工夫になります。
今回、セミナー参加方法として、LIVEか録画配信かの選択肢を用意しました。

LIVE参加の人数は当日当社のほうでカウントできましたが、録画のアクセス数は把握できなかったため、Lifreeさんにご協力いただいて、録画のアクセス数を教えていただきました。

おかげさまで、LIVE参加者数と録画アクセス数を合わせた全受講者数を把握できました。これを分析した結果、LIVE参加者の2倍以上の人数が録画で視聴していたことが判明しました。

4つ目は、セミナー受講後のアンケート結果を全社に通知したことです。

アンケート結果を全社に通知することで、セミナー受講者だけでなく、受講しなかった従業員にとっても、睡眠改善を試すきっかけになります。

また、受講者の中でも、他の人の改善策を知って自分の生活に取り入れることもできます。このような目的で、アンケート結果を周知したいと考えました。

アンケート入力サイトは、他の人が入力した内容も相互に見ることができるもので、見ようと思えば従業員の皆さんが自由にアクセスできるものでした。

しかし、入力された多くの意見をランダムに見るのは手間がかかります。

そこで、再び
Lifreeさんにお願いして、入力結果をデータで送っていただきました。それを私が層別したうえで、入力されたデータを整理して、セミナー後の改善内容を全社で共有できるようにしました。

実施後、各自がカテゴリ別に見たい内容へアクセスできるようになり、従業員同士で改善策やコメントを紹介し合うような相乗効果をもたらすことができました。

「健康が一番の幸せ」Lifreeとの協働で社員の健康を多方面からサポート

両社の連携が素晴らしいですね。それでは、御社にとってLifreeはどのような存在でしょうか。

宮本

そうですね。Lifreeさんは、「睡眠というキーワードで健康になれることを知らしめてくれた存在」です。

チラシ1枚をきっかけに、弊社の1,400人近い従業員に睡眠改善による健康効果を伝えることができ、大きな出会いになりました。

それでは最後に、今後Lifreeとどのような関係を構築していかれますか。御社の展望とともにお聞かせください。

宮本

私個人、総務人事部所属、衛生部会事務局としての見解ですが、とにかく従業員の健康が一番の幸せだと思っています。誰しも、仕事や家庭の事情など、大なり小なりの悩みを抱えていらっしゃるはずです。

そんな中、従業員の皆さんが幸せを感じながら生活してもらえるよう、総務人事部、衛生部会事務局として、私も様々な方向からサポートしていきたいと考えています。

今後も、Lifreeさんの力を借りながらサポートできればと考えておりますので、今期と同様、来期もよろしくお願いいたします。

新しい情報や、皆さんに興味を持ってもらえる情報を、どんどん届けていただけると期待しております。

今後の展開も楽しみですね!本日はありがとうございました。

小林クリエイト株式会社 本社

◎企業概要
・会社名:小林クリエイト株式会社(Kobayashi Create Co., Ltd.)
・HP URL:https://k-cr.jp/
・親会社:小林クリエイトホールディングス株式会社
・本社所在地:愛知県刈谷市小垣江町北高根115番地
・TEL:0566-26-5310
・代表取締役:小林友也
・創業:1937年4月1日
・設立:1946年4月1日
・営業品目:
データプリントサービスなどの業務受託サービスの販売・運用業務システムの開発・販売・保守・運用
医療関連用品の販売および医療関連システムの開発・販売・レンタル・保守・運用
業務用帳票の製造・販売
計測器用記録紙の製造・販売および関連用品の販売
コンピュータ関連用品およびオフィス用品の販売
業務用機器の製造・販売・レンタル・保守
植物工場による野菜の生産・販売

◎プロフィール
宮本信一(みやもと・しんいち)
1961年2月生まれ。1986年、小林クリエイト株式会社入社(当時の小林記録紙株式会社)。入社から1994年まで軟式野球部に所属。物流管理部、生産管理部を経て、総務人事部に2003年配属。2014年からは労働衛生推進部会・事務局を担当している。

ライター:

1985年生まれ。米国の大学で政治哲学を学び、帰国後大学院で法律を学ぶ。裁判所勤務を経て酒類担当記者に転身。酒蔵や醸造機器メーカーの現場取材、トップインタビューの機会に恵まれる。老舗企業の取り組みや地域貢献、製造業における女性活躍の現状について知り、気候危機、ジェンダー、地方の活力創出といった分野への関心を深める。企業の「想い」と人の「語り」の発信が、よりよい社会の推進力になると信じて、執筆を続けている。

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